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23歳の娘とようやく化粧の話ができるようになった〚はじめに 編〛

下戸の暮夜とは
夫なし、子は独立。
酒の飲めない40代が、ひとり過ごす昼夜を綴る生態エッセイです。
気付けば主に家族の話・・・になってます。
※お酒の話ではありません。

ここ数ヶ月で3種類のコンシーラーを買った。
コンシーラーとは、主に目の下のクマや顔のシミを隠す際に用いられる「隠す物」といった意味を持つ化粧品である。


あれの上にこれをのせて、そこにはこっちをたたき込み
境界線は気付かれぬようぼかし込む。
隠したいものと努力は、ファンデーションを重ね、なかったことに。
パウダーふんわりチークは軽く。
どれだけ厚くとも、どれだけ重くとも

そう見え(せ)ないことを、ナチュラルメイクと呼ぶのです。

そして
電車に乗って娘宅へ向かう。

我が家から娘宅へは電車で30分ほど。
そこから徒歩20分で、去年建てた新築の家に到着する・・
までの間、長旅になりますゆえ

しばしこちらの画像でお楽しみください。


数年前の娘の爪。



どん!

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シャネルて…



もういっちょいくぅー?
まろやか~

昭和世代にしかわからないネタですみません…

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あ・・・・あ・・・・あ・・



先月のわたしの爪。


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あけ口を間違えて、正しいところを開けたら
「100てんまんてん」って褒められました。


数年前、ハロウィンで仮装する娘。
ちょいとグロいのでお気をつけて。


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先日のわたし。
こちらも苦手な方がいらっしゃるようなのでお気をつけて。





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お待たせしました、娘宅に到着しましたよ。
お孫様と戯れながら手を洗って、マスクをとって(鳩の・・ではない)


娘 ひとこと   

「何その顔、土っぽい」

そうなんです。
化粧の話ができなかったのは

47歳のわたしの方だったのです。
できるようになった、と言ってもまだまだこんな感じなのである。
土色の顔 ≠ ナチュラル

自然とは・・・・




ずっと(と言っても30代から)化粧はしていた = ファンデーションは塗っていた。
理由はわからずとも、なんとなく粉もはたいていた。
だけど
数年前まで下地の存在は知らなかった。
男性諸君には何がなにやら ですよね。




料理初心者でも
砂糖 醤油 それぞれの味、役割は分かる。
レシピにその2種類しかなければ、味見して甘ければ醤油を
しょっぱいようなら砂糖を足すだろう。

みりん 酒 が追加されたレシピならどうだろう。
それぞれの味は一言で表現できるものでなし。
照りだのコクだのまろやかだの、効果も曖昧でよくわからない。
何かが足りないと思っても、ゴールに導くために必要なものが曖昧なものであれば、目指す味には辿り着かない。

それがわたしの
「土色の顔」
なのである。


キョトンとしたあなた。

その顔が目に浮かびます。

例えが分かりにくい、でお馴染みの ibitsu ですから。
シンプルに書くなら


「せんせーい
 わからないところがわかりませーん!」

先生もうお手上げです
状態です。


長くなったからそろそろお疲れでしょう?
いやね、わたしもね、数々の画像で
この先何を書いても、あなたのお腹はいっぱいで消化しきれないじゃないかなーっていう気がしているんですよ。


だからね


続・・かないかもしれないけど

(いや、書きたいことはあるんです。
もっとこうトーンの違う感じで書くつもりだったんですけど
予定外のところから発射してみたら楽しくなっちゃって、これにもともとの構想を足すと長くなりそうだったので・・)

続ける予定でいったん終了します。



ではまた次回。
素面でお会いしましょう。

続きはこちらから。


これまでの下戸の暮夜(き)はこちらから。


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