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よそじの台所から【12月21日の夕食 と 本屋でズコーーッ】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖を減らした食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・芋づる の煮物(母からの宅急便)
and
・大根 じゃがいも 牛蒡 卵 厚揚げ ウィンナー お餅 のおでん(味付:おでんの素 田楽味噌)
・魚(フィシュル)

今年も相変わらず娘への
「クリスマスプレゼント何にしようかなー」と考えていた。
一昨年はこんな感じ ↓

もちろん2人のお孫様にも買うけれど、その母親である今年25歳の娘にも当然買う。
買い続けている。

甘やかし・・いや。
いや、そう・・?じゃ、なくて
目的は「娘を甘やかすこと」
じゃなくて

「甘やかされた(甘やかしてもらった)という記憶を娘の中に残すこと」


だから、その目的において誕生日とクリスマスのプレゼントは必須なのである。




好きな人の好きなものを考える時間は好きだ。
プレゼントには、自分のものを探すよりも空想をするような・・非現実的な楽しみがある。

けれども、今年2人目の子供を出産し更に行動範囲の狭まった娘に
今まで通りの化粧品やアクセサリーというのも・・あまり喜ばれない気がして、ほんの少し頭を悩ませた。

が、すぐに「推しグッズ!」を思いついた。
娘にはここ数年推している俳優さんがいて、先日はその付き添いでわたしも数万年振りにミュージカルなんぞを観劇した。

その俳優のグッズを探しにホームページを覗く。
が、推してもいない人のグッズとは・・なんとどうにも・・
もちろんわたしはその魅力を米粒ほどにも感じないのだが・・
(推しのグッズでさえ魅力を感じず、買わない派のわたし)

はたして娘・・は、喜ぶ、、だ、ろうか・・?
その俳優が描いたであろう・・多分・・ヘタウマ?というジャンルの

猫??? のイラストが入った靴下。
(サイトに見直しに行ったら「TORA」って書いてあった。)

今時カレンダーを売るタレントはいないのか、見つけることができず
写真集は来発売予定の告知のみ。
もう次回会うときに渡すことは諦めて、娘に相談することにした。

19日(月)
今年最後の有給休暇をとって、娘とランチへ出かけた。
ことの経緯を話し
「写真集、前の持ってる?欲しい?」と聞くと
「欲しい!」と言う。
だいぶ前に出たものなので、本屋に置いているのか分からなかったけれど、その足で行ってみることにした。

ショッピングモールのワンフロアを使った、広い本屋。
娘と二手に分かれ半周し合流したけれど、お互いにそのコーナーすら見つけることができなかった。

お孫様の幼稚園の迎え時間もあり、のんびり探す時間がなかったため、目の前にいた書店員さんに
「すみません、写真集はどこですか?」と声をかける。
店員さんはすぐに作業を中断して立ち上がり「こちらです」とにこやかに誘導してくれ、大人3人とベビーカーはちょっとした集団となって進む。
途中、店員さんが「タレントさんですか?」と聞く。
そうか、写真家の本や、アート的なものは棚が違うのかもしれない。と思い
「そうです。」と答えると

「どなたのですか?」

いやまさかのピンポイントで聞かれると思っていなかったもんで、少々怯む。
とはいえ言わないというのもなんだかねぇ。
嬉し恥ずかしそうな娘とアイコンタクトを交わし「中村倫也さんです。」と答える。
そうこうしている間に写真集コーナーに到着し
店員さん棚の横に立ち「こちらです。」とほほ笑み


去っていった。え、行っちゃうの?いや、あの中村倫也の本・・・・


探してくれるんじゃないんかーーーいっ。

と、平日の静かな本屋で必死に笑いを堪える母娘。
今年も平和な・・


少し早いけれど  Merry Christmas



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