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【危険】海外で水飲むな!飲んだらどうなる?

海外で水飲むな!病気になるぞ

人間は水が無いと死ぬ。
しかし水が無料で清潔である国は世界を探してもそう多くありません。

なぜ海外で水を飲んではいけないのか。飲んだらどうなるのか、気になりますよね。

1、マレーシアの水

スカイツリー以上の高さの高層ビルが建つマレーシアの首都クアラルンプール。
日本よりも遥かに先進的な都市なのだからさぞお水も飲めるであろう。そう思いますよね。

ところがホテルの水も危ない!
ちゃんと上水道でもしっかり火は通したほうがいいです。

飲んでも死ぬことはありません。
それなりに清潔なところは清潔です。ところが日本が潔癖すぎて、初見だと半数は腹を下します。

もちろんうんちが緩くなる程度がほとんどで、大した威力はないですが旅行中にそれは少々厄介。

マレーシアの医療は微妙なところもあるので、自力でどうにかするしかなくなります。

周辺国より遥かにマシな水道事情なので、もし長期滞在するならあえて飲んで慣れていくのもありといえばあり?
マレーシアに慣れたら次は別の国でさらに汚い水に体を慣らすという人も。

2、欧州の水

欧州といえば食品安全についてめちゃくちゃ気を遣うことで有名。
日本産ですら信頼できない!と地産地消に励む欧州人のことだからさぞ水も健康的だろうと思いますよね。

そんなことはありません!
確かに水はきれいで飲めないことはないですが、そもそも欧州は生水を飲む文化が中世以来ありません。

彼らはアルコールのほうが水よりも摂取量が遥かに多いほどで、生水をそのまま飲む機会がないです。

例えばフランスならそもそも夏でも曇りばかりで汗をかくことがそれほどでもないくらいなので飲み水という概念が希薄です。

フランス人は飲用しないこともあり、フランスでは「水道水が飲用可能なレベルではない」としています(それでも他よりずっとマシ)

一方で飲用可能とされるドイツあたりでも何より硬水で、日本の軟水とは異なるため、長期間飲用すると場合によっては結石ができます。

3、中国の水

中国人も最近は健康がブームで、健康リテラシーがとても高く(都市部だけ)、健康に大金を突っ込みがちです。
一部の中国人は「日本の食品は汚染されている」と、中国品のほうが健康に良い。と評するほどです。

そんな中国人でも「日本のほうがいい」としているのが飲料水です。日本の水資源の土地を買いあさっているのはそういった事情からです。
中国の水は飲用ではないので腹を壊したくないなら飲用水を購入すべきでしょう。

日本では中国産は健康に悪いという定説があるので、中国の水もさぞかし問題だろう。と思われるかもしれませんが意外と飲めます。

というより水道から飲用水が出るのはアジアでは日本しかない上に、中国以外の国は水資源が全面的に汚染されているので、中国がまだマシになるという状況です。

中国の水は「ただちに影響はない」が「影響が出ないとは言ってない」ということで、ドイツで結石ができるとかいう生易しいものではなく、アジアの水は長期間飲んだら病気になります。

4、インドの水

世界最悪の川と言われているのはインドネシアの川ですが、飲用水として日々多くの人が浄水せずに飲んでいる川としては、ガンジス川に勝てるものはありません。被害者数では圧倒的でしょう。

もしインドの水、それもガンジス川の水を生で飲めるようになったら、あなたは水マスターであり無敵の腹を手に入れたということになります。

現地人はふつうに飲んでいますが、その水質は世界最悪であり、世界3大汚染川のひとつでもあります。

糞尿のみならず化学薬品も垂れ流しなので、影響は大。人によっては1回触れるだけで皮膚病になりますし、1回飲むだけで死亡する可能性もあります。

すぐに影響がなくても、ピロリ菌をはじめとした長期的に大きな健康被害がある病原菌などが大量にいます。

勇気を試すためのチキンレースとして、ガンジス川の水を何杯飲めるか。みたいなゲームをしていた人たちがいますが、恥を忍んでも辞めるべきでしょう。
あの人たちは今どうなったのか。

水が飲めるのは日本だけ

水道水が飲めるのはアジアでは日本だけです。
そして世界を通して見ても、10カ国程度です。
水が飲めるとされる国でも、特定の大都市だけが飲めて他は飲めない。ということは普通にあります。

ちなみにそれは日本人が素晴らしいからではなく、日本の浄化力が異常だからです。
日本人は地球規模で見れば空気も水も汚している側の人間です。

山が多く森林が国土のほとんどを占めているから、川の流れは細く急で高い浄化力を持ちます。
また水源が多く、常に水が大量に供給されるほどの降雨もあり、清潔な水源や川が多くなります。
インフラの努力もありますが、それ以上に国土が特殊です。

日本は水の国。自然に感謝しつつ大事にしましょう。


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