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6月読書感想(1冊~4冊) 

どうも、だらちまるです。

1年間でもっとも嫌な時期、梅雨がやってきました。

気温が暑いことはもちろん嫌ですが、特にこの梅雨の時期が嫌いです。

暑いうえに、蒸している。

サウナのようにいる感覚で、肌がべっとりとする感じが一番嫌い。

汗拭きシートで拭いてもぬぐい切れない不快感。

自分は特に汗っかきなので、それも上乗せして嫌い!

クーラーの涼しい中で聞く、雨の音は心地よく好きですが、それ以外に好きになるところは見当たらない!

天候への文句から始まる6月読書感想をどうぞ!

1冊目:あなたはあなたが使っている言葉でできている 
著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ

読書完了日:6月12日

  • 読書時間:2時間30分

  • おすすめ度:★★★★/☆☆☆☆☆(4/5)

  • 当てはまる人:挫折して、立ち上がれない人
           何ものでもない人
           シングルマザー

内容(「あなた」を励ますための本)

人間の一番の話し相手は「自分」である。
だからこそ、自分にどんな言葉をかけるかで人生が変わる。

人生で起きる問題をどうとらえて、どう表現するかは、すべて自分次第。
それは足かせにもでなれば、前に進むための踏み台にもなる。

そのため、自分の為になるしゃべり方は意識することでモノの見方、世界とのかかわり方が劇的に変わる。

ためになるしゃべり方とは?

それは
アサーティブ(主張型)に変える。

自分の頭の中の会話を流れていく会話にするのではなく、主張の場ととらえる。

『自分は~だ』
『~を歓迎する』
『受け入れる』
といった現在形の力強い断定的な言葉を使う。

このアサーティブ(主張型)は、今の現実を変える力を持っている。

この本では、7つのアサーティブ(主張型)が紹介され、それぞれ説明されている。

  1. 「私には意思がある」

  2. 「私は勝つに決まっている」

  3. 「私にはできる!」

  4. 「先がわからないからおもしろい」

  5. 「自分は思考ではなくて行動だ」

  6. 「私はがむしゃらになる」

  7. 「私は何も期待せず、すべてを受け入れる」

頭の中での会話を変えることで気持ちが変わり、行動までも変えることができるのです。

今とは違う人生を送りたいのなら、変化を起こさなくちゃならない。そして、どれだけ思索にふけり、瞑想し、計画を立て、抗不安剤を飲んだところで、外へ出て行動を始め、変化を起こす意思がなければ何も始まらない。

心の状態で皮肉なのは、精神が発達するほど体の動きが鈍くなっていく。
情報は余るほど持っていても、人生の軌道を変えることはほとんどできない。

とにかく、行動あるのみ!

感想(頭の中から跳び出せ!)

数多くのこのような思想・哲学書を読んできましたが、結果、自分の人生にはそこまで影響が出ていません。

それは、なぜか?

行動をしていないから!

これだけなのです。

本にも書いてあったように精神が発達、知識ばかり増えていくとそれ以上に不安やら対策やら考えてしまい、行動までにたどり着かない。

本末転倒です。。。

でも、この本で、本末転倒であることに気づき、あとは行動だけを今まで以上に気づかされました。

これまで読んできた本が無駄になるわけではなく、知識として役に立つのでそこそこ活かしつつ行動につなげていこうと思った。

前向きにもなれたし、励まされました。
気持ちを前に向かせてくれた気持ちのいい本です!

2冊目:見栄を捨てて ゆるく生きる:自分らしく生きる思考法 
著者:いなり出版、しめじ

読書完了日:6月18日

  • 読書時間:1時間30分

  • おすすめ度:★★★/☆☆☆☆☆(3/5)

  • 当てはまる人:とにかくゆるく楽しく過ごしたい人
           見栄を捨てられる人

内容(とにかく自分!他人と比較しない。プライドをすてよ!)

ゆるくとは?

ゆるく?を知る前に現在「しんどい」と思うことは何から来ているのか?

仕事であれ、私生活であれ、、、、
それは主観的なもの。

そして、そのしんどい感覚を逃してはいけない。
➡必要以上に苦しまずに楽しい人生を送るために。

次にお金がすべてを解決するわけではない。
お金持ち=幸せ ではない。

将来は人によって違い、流動的なもの。
先がわからないものに対して、考えてもムダ。素直にあきらめる。

ゆるく生きるには「がんばる」をやめて、「暇」を楽しみながら「暇」をうまく使う。

プライドはやる気のもと、ガソリンにもなるが自分の首を絞める危険あり。
結果しんどさが生まれる。

譲れないプライド以外は選んで捨てよう。

前向きになるための習慣や思考パターン

  1. 瞑想する

  2. 小さな成功を重ねる

  3. 1日10分でいいから歩く

  4. 悩むときはタイマーをかけて悩む

  5. 最悪なシナリオを描く

人はネガティブな感情を本能として持ち合わせている。
ネガティブな感情が100%悪いわけではない。

どのように向き合うかが重要である。

自分を否定するのではなく、受け入れる。

そうすれば、自分らしく生きられるはず!

感想(無理していないか?「自分らしさ」を忘れずに)

しんどさって感じられるけれども、そのしんどさと向き合ったことはありますか?

私はありませんでした。

しんどいという自分からのSOSを無視していたのです。

自分の理想と他人との比較で、疲れ切っているのです。
しんどさとは。

しんどいときは向き合うことが難しいかもしれないが、そんなときにこそ見えてくる本当の自分がいるかもしれません。

ゆるく生きる。
もうすでに自分は生きていることでがんばっています。

そのがんばりを認めてあげて、自分を甘やかす。
ゆるく生きるには自分らしくです。

・・・・

難しいかも、理想だけどね。。。

3冊目:半分、減らす。「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる  
著者:河野 泰周

読書完了日:6月25日

  • 読書時間:2時間

  • おすすめ度:★★★★/☆☆☆☆☆(4/5)

  • 当てはまる人:しんどいを考えている人
           今の状況を変えたいと思っている人

内容(現代人は何かにつけて「やりすぎ」ている。だから半分)

なぜ半分減らすのか?

  1. 指標として分かりやすい

  2. 行動変容につながるから

断捨離を決意したときにこの「半分」へらすことを目標にしてみる。

「ほどほど」で人生を好転させる。

中道の精神。仏教には何事にも極端に走らず、偏りなくちょうど真ん中ぐらいのところを意識することを意味する。

元々、人間は達成欲求が強いことから、やりすぎる生き物。

お釈迦様が悟りを開いた経緯が偏った考え方や行動を手放すことだった。
厳しく過酷な苦行・修行をしたけれども心の迷いの答えは得られなかった。

苦行を終えて、元気を取り戻したお釈迦様は「自分を大切に、自分にやさしい心を持とう。」と自らの在り方を切り替えた。

修行とは、厳しさ半分、やさしさ半分。つまりはほどほどに。

だからこそ、ほどほどが一番。

大きなカテゴリ紹介されている「半分、減らす」のはこれら。


  1. 捨てる前にまず分ける!

  2. 食事
    はじめの3口にまず集中!とくかく味わい。集中!
    自然と満腹で、食事の量を減らせる!

  3. 消費
    使い捨てを平気にせず、ちょっと値の張るいいモノで大切にする。

  4. 情報
    スティーブ・ジョブズですら、子どもにスマホから距離を置こうとしていた!?

  5. 仕事
    どんな仕事も楽しむ。やらせれ感から脱出しよう。

一部の内容のみ抜粋しています。

半分減らすことを通して、「生きがいを2倍ふやす!」イメージで実践してみよう。

感想(今の仕事が半分になれば・・・w)

仕事を減らす。中道、何事もほどほどが一番ええってことですな。

仕事の量を減らすのではなく、日数が半分になれば最高なんですけどね!w

仕事を半分に減らせるような仕組みを作る。
頼れる人に頼る。この力が必要。
なんでもかんでも自分でやるのではない。

持ちつ持たれつ。職場の仲間を自分で使う。

半分、減らす。
分かりやす目安で、ちょうどいい分量なのでしょう。

だって、今の状況だとしんどさや疲れがたまっていく。
それは「やりすぎ」ているのかもしれません。

気づかないうちに「やりすぎ」ているかも。。。

半分、減らしましょう! ほどほどですよ!

4冊目:”ギモン”から逆引き!決算書の読み方 オールカラーでわかりやすい! 
著者:南 伸一

読書完了日:6月29日

  • 読書時間:2時間

  • おすすめ度:★★★★/☆☆☆☆☆(4/5)

  • 当てはまる人:決算書(財務諸表)の読み方がわからない人
           投資で決算書を読めるようになりたい人

内容(ギモンの4章からが本番!)

全体の内容は

  • 序章  決算書とは?

  • 第1章 損益計算書とは?

  • 第2章 貸借対照表とは?

  • 第3章 キャッシュフロー計算書とは?

  • 第4章 利益・資産・負債編

  • 第5章 収益・安全・成長編

  • 第6章 商品管理・給与・連結編

  • 実践ドリル

以上です。

1~3章に関してはありきたりな説明です。

それでも、今まで読んだ本の中でも一番わかりやすい説明でした。
読みやすい!

4章からが本番!

この本のメインディッシュになります。

決算書でギモンに思う内容がまとめられています。
中でも私が気になったギモンのみを紹介します。

  • 「当期純利益」がプラスならいい会社だといえる?

  • 「売上高」は多いのに「営業CF」が少ない?

  • 「人件費」が高すぎる?

このような勉強用の本だけでは、決算書の細かな内容まで読み解くことが難しいし、できないことがほとんど。

そこで、この本で気になるかゆいところまで届きます。

これらの内容以外にもたくさんのギモンが説明されていますので、気になる人は是非とも呼んでほしい。

かなりおすすめ!

感想(読みやすい。見やすい。分かりやすい!)

過去一番で読みやすい決算書に関する本でした。

一般的な内容は冒頭に書かれていて、いつも通りの内容だなって思っていましたが、タイトルの『ギモン』。

これは本当に誰しもが気になる。
かゆいところに届きそうで届かなかったところを気持ちよく書いてくれた内容でした。

ものすごくおすすめです。

特に私と同じように株式投資を勉強していて、決算書を読めるようになりたい人は特に!

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1日1日、まったくと言って同じ日はない。

明日が来ることが当たり前だと思っていないか?

1日それぞれにドラマがあり、いろんな出来事がある。

明日にやろう!・・・

果たして、明日は本当にくるのだろうか?

現状に甘え、何もしないのは維持ではなく、退化である。

大人から子どもに戻ってしまっているのと同じである。

だからこそ、自分に甘える言い訳をせずに一歩でも少しでも進もう。
その一歩をやめずに取り組んでいけば、その先に明るい未来が必ず待っている。

努力は裏切らない。結果がついてくるわけではないが、自分への自信は間違いなくついてくるのだから。

・・・・・

|д゚)

ここまで読んで下さってありがとうございました。
また、次の記事でおあいしましょう!

では。。。


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