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母親が成長させてもらっている!息子の発達障害と向き合って初めて気づいたこと

息子が発達障害(正式名:神経発達症)とわかったとき


「発達障害」って?

4年近く前のことです。大学卒業後になんとか就職した息子でしたが、職場の人とのコミュニケーションがうまくとれないこと等から、転職を繰り返しました。

そんな頃、私はネットでたまたま発達障害の解説を目にしました。
息子の状態に当てはまることばかりが書かれていました。
まさに青天の霹靂!

「私が産んだ子どもに障害があるというの!?」
私の今までの人生を全否定されたような気持ちになりました。
数日間は「私の何がいけなかったのだろう?」という思いで押しつぶされそうになりました。

(今はそんな思いはありません)


息子は大変だったと知る

初めはショックでしたが、
クリニックで「ASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠如・多動症)」と診断されたときは、私と息子はホッとしました。

息子が周りの人と違うことに対して腑に落ちたからです。

「息子さんの脳は常にアクセル全開の状態のようなものです。」
「思考や行動を変えるときは急ブレーキをかけるので、非常に疲れやすいと思います。」
医師の説明を聞いて、息子の大変さを初めて知ることができました。
息子のことをもっと理解しなければ~!と思いました。

発達障害の状態とその対処法、それに加えて心理学を猛勉強しました。
息子とギスギスしていた時期もありましたが、お陰様で今は(色々ありますが)お互いが落ち着いて話し合いができるようになりました。


今まで考えなかったことを考えるように

「ふつう」って、何なんだろうな?
私は考えるようになりました。

「みんながそうしているから...」こんな言葉を聞くと、

「みんなって誰?」
「他の人と同じように考えて、同じようにしないとダメなのかな?」

息子のことがきっかけで、今まで「ふつう」「あたりまえ」「常識」と思って疑わなかったことを考え始めるようになりました。


「もう○○歳にもなって...」
「年相応に○○すべき」
今までは無意識レベルで、上記のような考えしかありませんでした。
息子の存在によって、私の昭和の固定観念は見事に打ち砕かれました。

息子が私の狭かった視野を広げてくれたように、今では感じています。

そして他の人と比べるよりも、去年の自分、昨日の自分と比べ、
ゆっくりでいいから自力で前に進んでほしいと息子に対して願っています。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
(初めて検索した時の感じを出すために「障害」と書かせていただきました)


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①発達障がいの特性とその対応&配慮(おすすめの11ページ)
②ASDとADHDの共通点&相違点
③抑うつ気分の評価・スコアシート
④子どもが「〇〇したくない」時の効果的な言葉がけ
⑤ADHD薬物療法について

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