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全ては本人次第!暫くネガティブでいくか前向きになるかは…自然な心の動きを待ちたい話

毎日顔を合わす我が息子(発達障害:ASD&ADHD)、
そしてnoteやブログ等を通して知り合った発達障害を抱える人たち…

心はネガティブな気持ちで充満し、自己肯定感が限りなく低い息子とは正反対に、前向きに頑張ろう、いや、まさに頑張って社会に出て活躍している人がいらっしゃることを知りました。私は非常に驚いています。


脳の発達のデコボコが原因で、定型の人(発達障害ではない人のこと)とは感性がまるで違う発達障害の当事者。

その気になって発達障害とはどういうものなのか学んだり、または身近で触れ合う機会がなければ、その独特な感性を理解するのは、定型の人にとってなかなか難しいかと感じます。

例外もあるかと思いますが、基本的には発達障害の人の感性が定型発達の人と同じようにまで「治る」ということはないようです。

しかし、独特な感性を上手に活かすことを考えながら、工夫して一般社会に溶け込んでいる人もいらっしゃいます。

定型の人が、考えなくても難なくできる事が、発達障害の人には死ぬほど難しい事だったりします。そんな「できない」から、ドンドン自己肯定感を下げてしまうケースが少なくありません。

しかし、前向きな考えの人は定型の人とは全く違ったやり方で、
独自にあみ出した方法で自分の弱点を克服する努力をされているようです。

そんな前向きな発達障害の人の記事を読み、私は初めは正直いってこう思いました。「発達障害でも状態はそれぞれ違う、こんな人は症状が軽いか、社会性を元々お持ちなんや!」と、ちょっとひねくれて見てしまっていました。息子とはあまりにも違うので……

よく聞いてみると、長い時間をかけて並々ならぬ努力をされて、
その結果、相当変わられたそうです。素直に素晴らしいな!と思いました。


一方で息子タイプの非常にネガティブ思考の方も少なくありません。
SNSやブログ等で思いっきりネガティブ全開記事だったり、毒吐きをされていたりします。

私はそれも全然否定していません。なぜならその方たちは、多くの人とは感性が違うことで苦しみ続けているからです。時には変わり者のように言われたり、いじめられたりして、とても辛いところを味わってきているからです。本当に無理もないと思います。

上から目線かもわかりませんが、是非傷を癒やしてもらいたいと思います。


ネガティブでいくか前向きでいくか、意外とちょっとしたことでそれは決まっていくような気がします。

できない事ができた、または他の人からの嬉しい言動等々、
何かのきっかけで急に自信がよみがえり、前向きになれる可能性があると、信じたいです。

前向きな気持ちは、たとえ家族や親しい友人でも
「こうしなさい」「こう考えるべきや!」と強いるものではないと、息子を通じてわかりました。

私はただ、自信が持てる方向へいってくれるような対応を心がけるようにはしています。

何かのきっかけで息子のネガティブな心が変化がしてくれたらいいなぁ…
自己肯定感を少しでも持ってくれたらいいな……

親としては、そう願いながら見守って待つ今日この頃です。


たおたおです。よろしくお願いいたします。




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