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これからは自分も大切に生きる!

結婚してからは夫のために、そして子供ができたら子供のために、
夫の両親が年老いてからはその義父母のために…

私は長い年月、自分の事よりも
家族を優先に考えるのが美徳のように生きてきました。


いつの間にかアラカンになり、
今年、ついに実家の母が亡くなった年齢になります。



家族が喜んでいれば私も嬉しい。

確かにそれはそうです。
今迄私は、苦しい事もありましたが、
少なくとも幸せな人生を歩んできたと思っています。


しかし、最近違う私が顔を出してきました。


何かが違う……

もっと自分を1番に考えてもいいんじゃないの!?



こんな思いは初めてです。
この初めての感覚に自分でも驚きを感じ、
同時にどこかで嬉しさも感じています。



息子は何かで迷ったりネガティブな気持ちになると、
すぐに私の所へ来ます。グジャグジャと長い時間をかけて話します。


今迄私は、いつ何時でも受けいれて話を聞いていました。
何かをしている途中でも、必ず手を停めて息子に全力で対応しました。



先日息子から離れてホテルに泊まった時、
私は心からゆったりとした気持ちになれました。
本当に長い間忘れていた感覚でした。


その後、私は自分の部屋の前に張り紙をしました。

勉強しているから〇時〇分までは一人にさせてね。
緊急なこと以外は入らないでね。


すると息子はドアの前で…

「あれ、何か貼ってある。」

「は~い、わかりましたよ~」


そう言って、そのまま自分の部屋へ戻っていきました。



また、義母が

「○○が食べたいから買ってきてくれへん?」

「今日はどこどこに連れて行って。」


私はそのように頼まれると、即、応じていました。
足が不自由で、自分では自由に出かけられない義母を
とてもかわいそうに感じているからです。
義母に不自由な思いをさせたくない気持ちは、今でも強くあります。


しかし、先日初めて断りました。

「今日はちょっとダメ、予定があるから明日にしてね。」


「わかった。」
義母はあっさりと答えました。



自分の時間がない!自由がない!
私はつい最近まで、自分のことをずーっと、そう思っていました。



これからはハッキリと家族に伝えて、
誰にも邪魔されない、自分だけの時間を確保していこうと思います。


なんで今まで気がつかなかったのでしょうね…?


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