息子がキレた!短時間で落ち着けた声掛けとは?
発達障がい家族専門カウンセラー、たおたおです。
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炊飯器のうち蓋、床にぶつけて壊したからな!!
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完全にキレた声で、息子が電話をしてきました。
「ああ、最近は穏やかに過ごしていたんだけどなぁ...」
キレたら収まりにくい息子に対し、私も感情的になっていた以前の情景を思い出してしまいました。
相手が不安定な状況のときこそ、対応が肝心!
自分にそう言い聞かせて、深呼吸しました。
その後の対応の結果、
息子は荒れずに済みました。
短時間で落ち着くことができました♪
そもそもなぜ息子がキレたのか?
私:「帰りが遅くなるから、ご飯炊いといてくれる?」
息子:「うん、わかった。」
私は炊飯器のうち蓋を洗ったまま、取り付けていませんでした。
息子はいつも、うち蓋を取り付けた状態で、洗ったお米をセットしています。
「このうち蓋、ちょっとコツがいるけど、まぁなんとか取り付けるやろう」
……なんとかなっていませんでした(泣)
取り付けることができず、息子はうち蓋をバーンと床に投げつけてしまいました!
キレやすくて収まりにくいというのが、発達障がいの特性の一つです。
これは脳の影響によるものなのです。
恐怖や不安、緊張などの感情に関わっている「扁桃体」が反応しやすく、また、感情をコントロールする「前頭葉」が未熟なのが原因だと、心理学で学びました。
クリニックの先生からも聞いています。
「なんでそんなにすぐキレるの!?」
と怒っても仕方ありませんね。
本人も感情のコントロールがうまくいかなくて苦しんでいるのですから、余計に傷つけるだけです。
安心してください。
話の聞き方、言葉のかけ方で、落ち着かせることができます。
「床にぶつけたん?」
「ケガなかった?」
「ご飯を炊いてくれようとしたんやね!ありがとうね♡」
ここまでの流れで、息子の電話の声のトーンが変わりました。
相当落ち着いたものになっていました。
親の役に立ちたいのに、できなかった!
この気持ちが息子の心の中にあったと思います。
「わかってるよ」と表現することで、大きく違ってくると思います。
そして、「ごめんね」より
「ありがとう」と言うようにしています。
それには理由があります。
「ごめんね」
子どもは、お母さんが辛そうにしている姿を見たくありません。
ですので、「ありがとう」をおススメします。
(もちろん、謝らなければならない場面では「ごめんね」ですが)
「目の前でやって見せてくれる?」
帰宅後、息子のリクエストに答えて炊飯器のうち蓋を取り付けて見せました。(実は壊れてなかったのです)
「なぁーんや、簡単やなぁ!」
ははは〜(^O^)っていう感じで終わりました。
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「お弁当買ってきたから食べよう♪」
私は帰り道のスーパーで、割引シール付きの「鶏づくし弁当」を購入していました。
息子と冗談を言いながら食べることができました。
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