私が死んだら息子はどうなるんだろう?発達障害当事者の母親として思うこと
気づけば常に息子のことを気にかけている
2年半前に息子が発達障害と診断されてからは、
「私が死んだら息子はどうなるのだろう?」という思いが、心の大半を占めるようになった。
息子は気持ちの整理がつかない時、私にそれをぶつけてくる。
その時私の神経は息子に集中する。
母親として息子は大事な存続。心穏やかにいてほしいと、強く願っている。なので、何とかして明るく前向きな気持ちにさせようと私はあらゆることを考える。
自分自身の行動や思考が途中で止まってしまう事がしばしば(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そしてドッと疲れる…
愛情の方向がちょっとずれていたかもしれない
息子がちょっとでもネガティヴになると、
私はすぐに「何とかしてやらなければ!」となり、必死になって対応してきた。
息子が出来ないことを、何が何でも埋めてやろうとした。発達障害が原因で出来ないことがあるのを不憫(ふびん)に思ったからだ。
…ふと気づいた。息子が苦手なことや、出来ないことにフォーカスし過ぎではないかと。どうしようもないことをジーッと考え込んでしまい、落ち込んでいるのは私のほうだった。
子どもは意外と考えている
私はセッカチで、何でもすぐに答えがほしいところがある。その悪い癖を抑えて息子の様子を見ていると、意外と自分のことを色々考えていた。
なので、最近の私は自分から意見を言わない。息子が自発的なことを言うのを促し、待つようになった。親が上から目線で意見するのではなく、息子の考えをジックリ聞きながら話し合うようになった。息子の様子が穏やかになってきたように思う。
落ち込んだり悲しかったりを無理に切り替える必要はない
考えてみれば発達障害であろうと無かろうと、生きていれば色々ある。
楽しいこともあれば、悲しかったり、辛かったりもあって当然。
むしろ楽しいことしかない人生のほうが、もしかしたら薄っぺらいものかも知れない。
息子がちょっとでも落ち込むと、すぐに和ませようとアタフタしていた私。まだまだ小さな人間だぁ(^_^;)
息子の今後について今考えること
①息子が他の人と自分を比べることは全く必要ない。息子は私にとって大切な存在だということを常に伝える。
②市役所の福祉課、相談員、クリニック医師、臨床心理士、カウンセラー、友人、ご近所さん、親戚…何でもいい、とにかく息子本人が信頼して相談出来る場所や人を出来るだけ沢山確保する。
③エンディングノートを書く。視覚優先の息子。聴覚情報処理が困難なため、特にエンディングノートは有効。
お金のこと、生活の細々したこと、手続き関係、相談出来る窓口の連絡先等等、困らないようにしていくつもり。
母親としての課題
とにかく息子の言動に対して一喜一憂しないこと!ドーン!と構えていきたい^_^
焦らず、そして決して上から目線ではなく、一人の対等な人間として息子と向かい合っていきたい。
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