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壱百満天原サロメさんを尊敬した話。
ここ数ヶ月、様々なVtuberの方の配信や切り抜きを拝見するようになった。
恥ずかしながらリアルの方でメンタルをやられる出来事が重なり、それをきっかけに「つらいときでも楽しく思える物事を無理なく増やしたい」と思い、手を出してみたもののひとつがVtuberさんの動画の視聴だったのだ。
VtuberはTwitterのフォロワーさんに詳しい方が複数人おり、その方たちの推し活が素直に楽しそうだったことも踏
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM観てきた。
感想をまとめるというより、「観た人間同士で語るときの覚え書き」に使うつもりくらいの文章なので、ネタバレしまくりですが面白くないかもですが。
以下、箇条書きで。時系列とかも全然不同、思いついたことだけ。
・そういえば、公式で「ラクスがガチでNTRれそうになる展開」って何気に初?(同人脳)
・序盤のキラ、案の定「自分をすり減らして世界のために滅私奉公するキャラ」になってたし、誰にも甘えたり弱音を吐
【うちの子創作-D002】陽(ひ)の色の髪の乙女に。その2【はたらくアストルティア寄稿作品】
カスガは転生者である。
転生する直接の原因となった魔物の首魁(ボス)は倒れ、転生の器となった肉体の持ち主とも和解し、これこれしかじかのかくかくうまうまの騒動を繰り返した後、『死に触れて、干渉する異能』を身に着けた。
その能力を駆使して冒険者として生計を立てていくことを決意した際に、何処かへ本拠地を構えることを思い立ったのだ。幸いにも資金は潤沢にあり、特に大きな労を要することもなくアズランの
【うちの子創作-D002】陽(ひ)の色の髪の乙女に。その1【はたらくアストルティア寄稿作品】
「スガやんってさぁ、けっこー私生活(プライベート)謎だよね」
二人がけのソファを独り占めし、仰向けのだらけきった体勢でそう語るマルグレテ。手にしたグラスの残りをちびりと飲むその顔は、ほろよい加減といったところだろうか。
「謎、かい?」
テーブルを挟んで対面に腰掛けるカスガも、同様に琥珀色の酒が注がれたグラスを手にしている。今はつまみ代わりに皿へ盛られたチーズとナッツを咀嚼しており、こちら
【うちの子創作-E001】もらえるチョコは。【バレンタイン短編①】
こんなことを敢えて言うのは烏滸がましさに溢れているようで地の文であっても羞恥で顔を覆いたくなるのだが、それでも言わなくてはならない。
カスガは、こう見えて意外と……本当に意外と、バレンタインデーに女性からチョコを貰えるのである。
とは言えもちろん、それらは本気の恋心とありったけの情熱を込め、大いなる葛藤となけなしの勇気を振り絞って渡される本命のチョコではない。いわゆる義理チョコである。
【うちの子創作-D024】煮るまで待てない。【その2】
休憩を終え、洗濯物を取り込み、カスガ宛の手紙を整理する。
一日のルーチンを滞り無く終わらせたナゴミは、台所の扉を開けた。
ふわりと香る、粉っぽさと油っけの混ざった独特の芳香。
カスガが大きめのすり鉢で押しつぶしている材料から、その匂いは立ち登っているようだ。ナゴミはゆっくりと、その手元を覗き込んでみる。
「これは……豆、ですか?」
白っぽい大きめの豆と、茶色っぽい中程度の豆の2種類
【うちの子創作-D024】煮るまで待てない。【その1】
「――よし、そろそろ頃合いか」
春の日の昼下がり。台所の片隅に置かれた小ぶりなツボの中身を確かめ、カスガはにんまりと口角を上げた。
その脇で食器の片付けをしていたナゴミは、敬愛する主人のその表情を見て確信する。この家に勤め始めてそろそろ1年経とうかという今日この頃。その間に幾度も幾度もこの表情を見て、そしてその後の時間を一緒に過ごしたナゴミには理解る。この顔は……おいしいものができる前兆であ
【うちの子創作-番外】カスガの解説【よその子交流創作用資料】
前作の「此迄之荒筋。」をお読みになりましたらおわかりいただけると思いますが、うちの子の「カスガ」は時期により能力やモチベーション、性格、戦闘力にそこそこ大きめの差があります。
ですので、よその子交流企画などで他作者様の創作に登場する際の目安として、雑多な参考資料も書き記しておきたいと思います。
【生き返し前】
エテーネの村で暮らす普通の若者。20歳前後で、エックスくん的存在よりは必ず歳上になり
【うちの子創作-E000】此迄之荒筋。【その5】
「というのが、大雑把なここ数年の私の生活なわけだが」
「……」
小豆色の髪を綺麗に切りそろえた少女が、微妙に白い目でカスガの顔を見つめている。カスガの話に呆れているのか、それともその内容を疑っているのか……その表情から読み取ることは難しい。
ややあって、少女は口を開いた。
「あの」
「何だい?」
「重たいです」
「だよねぇ!」
カスガはその感想に爆笑した。重たい。確かにそうだ。何人の人
【うちの子創作-E000】此迄之荒筋。【その4】
本懐を遂げた後には、だいたい燃え尽き症候群が待っている。
……とはいうものの、カスガにとってはこれから先の人生のほうが大切なのである。この身体を孫や子に囲まれて老衰で安らかに死なせることが本来の第一目標であり、ピュージュへの仇討ちはその道程に含まれるミッションのひとつに過ぎないのだ。
それより何より、生き返しからこれまでの流転の生活はオーガの身体とはいえ流石にキツすぎた。そろそろ一つ所に居
【うちの子創作-E000】此迄之荒筋。【その3】
負の想念・恨みの呪縛から解き放たれ、大幅なパワーアップを遂げたカスガであったが、その道行きはまだまだ険しい。
元の主に身体を返そうとする人間のカスガであったが、その試みはうまくいかなかった。生き返しにより身体に固着した時間が相当に長かったことと、荒ぶる魂となっていた期間中は身体の主導権を無意識に手放していたことにより、オーガのカスガは既に霊体として自己の存在を固定してしまっていたのである。話
【うちの子創作-E000】此迄之荒筋。【その2】
気がつくと、身体は自由になっていた。
自分たちの自由を縛っていたピュージュ一派の束縛は、誰かの手によって解かれたようだった。それに気付いてぼんやりとへたり込んでいるうちに、聖騎士団の救助がやってきた。手助けを受けながらカスガはガートラントへ戻り、もう一度教会のベッドへ倒れ込むことになった。
再び目を覚ましても、あの場で得た感覚はそのままであった。
偶然覚醒した死をもたらすチカラは強大
【うちの子創作-E000】此迄之荒筋。【その1】
前回までのカスガの冒険譚は――
故郷であるエテーネの村を冥王ネルゲルによって滅ぼされ、わけもわからぬままに「生き返し」を受けることとなったカスガ。
しかし生き返ってみれば、荒れ果てた荒野にボロボロの格好でただ1人。
状況を説明してくれるものもなく、身元の手がかりすら皆無。
当て所なく放浪する中で猛烈な飢えと渇きによる二度目の死を覚悟したが、そこへ偶然通りかかった男女二人組のオーガたちに
【ドラクエ10】Ver6.0の職人就活状況。
どうも、真夜中プリズランを毎日駆け回っている私です。
本日は一昨年執筆した「職人ってどれを選べばいいの?」というテーマの記事を、最新情報にアップデートしたお話をしてみたいと思います。細かく状況が変化してきているので、アストルティアで遊んで長くなってきた方にも転職の参考にしていただければと思います。
なお、今回は前回用いた指標とは少し別の指標を使いたいと思います。
『需要度』:生産品の需要・および
【ドラクエ10】Ver6.0からのサポ選び。
どうも、先日全職レベル特訓カンストした男です。(約1年ぶりX回目)
前回の記事からぼちぼち一年、ついでに新職業海賊Lv120のサポ運用も自キャラで完了!というわけで、Ver6.0現在の更新版を書き記しますね。
(注意※ 今回も特に変更のない部分の記述は前作とほぼ同様です)
【戦士】火力:☆☆☆☆
生存性:☆☆☆☆
汎用性:☆☆☆☆
蘇生:✕
特記事項:長期戦向け火力職
鎧装備により防御力が高
【うちの子創作-A003】その目覚め、幽月灯りて。
凄惨、という言葉の意味は知られているが、それは果たしてどの程度の状況を想定してつくられたものだろう。
人が己の身一つで戦った時代、いくさの終わりに残された死体の山か。
歴史に語られるほどの災禍が通り過ぎた後の大地の様子か。
はたまた、神話に残された神同士が相争う大戦争か。
オーグリード大陸の人気のない山奥。
今、この地はそのような比較対象を拒むほどの有り様だった。
人が死んでいた