第14章〜千葉道場と海外VC
フリマアプリは広告でトライアンドエラーを重ねつつ、古物商の世界に入りEC的なアプローチも試していた。手数料10%で売上は立つものの、その売上はEC仕入れに回してフラッシュオークションの目玉商品の買付として利用し顧客還元していたため、実質毎月のバーンレートは上がる一方だ。広告を毎月数百万円使うだけで、前回調達したお金は一瞬で消えていった。当時、先行するフリマアプリなどの資金調達時のバリュエーションが業界のベンチマークとなっており、月間GMVの約10倍が時価総額という相場ができて