マガジンのカバー画像

猿たちの鳥肌

21
猿たちの鳥肌のまとめ
運営しているクリエイター

記事一覧

最終章〜メルカリとソウゾウ

様々なドラマを乗り越えて、メルカリグループの子会社となったザワット。最後まで付いてきてく…

原田大作
3年前
85

# 第19章〜メルカリによるM&Aと土壇場の大失敗

海外のお客さまであれば光明があることは立証されたが広告チャンネルを潰されてしまったので、…

原田大作
3年前
19

第18章〜越境EC化によるPMF達成と成長

越境フリマアプリ進化のβ版ができた。まずはWEBで開発したが、すぐにアプリじゃないとリテン…

原田大作
3年前
23

第17章〜お客様だけを見ろ、再び世界へ越境しろ

組織崩壊を感じつつリソースがあった中での収穫物として、購入ランキング上位に日本人ではない…

原田大作
3年前
27

第16章〜組織の拡大と崩壊

全員営業宣言により大口の出品が増えてきた。さらにインターンと社員を採用して有力な出品が増…

原田大作
3年前
23

第15章〜明日から全員、営業です

ブラックウィークを乗り越え、2.5億円の増資により、事業を加速する準備が整った。まずパツン…

原田大作
3年前
19

第14章〜千葉道場と海外VC

フリマアプリは広告でトライアンドエラーを重ねつつ、古物商の世界に入りEC的なアプローチも試していた。手数料10%で売上は立つものの、その売上はEC仕入れに回してフラッシュオークションの目玉商品の買付として利用し顧客還元していたため、実質毎月のバーンレートは上がる一方だ。広告を毎月数百万円使うだけで、前回調達したお金は一瞬で消えていった。当時、先行するフリマアプリなどの資金調達時のバリュエーションが業界のベンチマークとなっており、月間GMVの約10倍が時価総額という相場ができて

第13章〜古物商とフラッシュオークション

スマオクは売上がすぐ立つということもあり、広告を少しずつ回してGMVがどうなるかを見ていっ…

原田大作
3年前
17

第12章〜フリマアプリへのピボット

自分たちのお客様を守りきれない設計、という苦しい状態を尻目に、巷ではフリマアプリというも…

原田大作
3年前
16

第11章〜最大の意思決定ミス

振り返るとここで、大きな間違いを犯していた。シリコンバレーに憧れてスタートアップした僕た…

原田大作
3年前
37

第10章〜マネタイズとグロース

スマホアプリ化によって伸び始めたKPIだったが、VCに資金調達を打診してみてわかったのは、次…

原田大作
3年前
22

第9章〜スマホファースト

2012年5月には、待望のiOSアプリが完成した。当時のアプリはAppStoreのランキング上位にいかに…

原田大作
3年前
23

第8章〜マーク・ザッカーバーグとの対話

ユーザーの声を聞きながらサービスの改善に取り組む単調な毎日を過ごしていたある日、Facebook…

原田大作
3年前
22

第7章〜β版公開とawabarの小さな奇跡

クローズドβ版に大学生の投稿がある程度集まったところで、IVS Launch Padというピッチイベントのお誘いがあった。新進気鋭のスタートアップが数百人の経営者の前でプレゼンを行い、その日のうちに資金調達や事業提携がガンガン決まる、入賞すれば世間の注目も高まり、しいては採用に繋がるというもので当時は数少ないスタートアップの登竜門となっていた。 当然プレッシャーはかかるし、せっかくのアイデア・プロダクトを下手すると大手起業にパクられるリスクもなきにしもあらずだが、営業&PR