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アートって何か。言葉で考えることの限界。

時計に彩色した経験から「アートって何か」を考えている。

すぐ言葉で考えている自分に気づく。
でも「アート」というものを言葉で考えると無理が生まれる気がする。

言葉で考えると輪郭がはっきりするけれど、その分だけ外枠を作ってしまう。

坂本龍一さんが福岡伸一さんと『音楽と生命』の中で対談しているように、自然(ピュシス)を論理(ロゴス)で切り取って分かりやすい範囲に収めてしまう。

言葉にする時点で抜け落ちるものがあるから、言葉にそれは全体を捉えられていないのに、言葉にしたものを全てであるかのように考えを展開していってしまう。

同じことが心にも言えて、自分の内面を見つめても誰かと言葉を交わしても、言葉は心の全部じゃない。

だから「アート」について考えようとする今回も、うまくやろうとしないとか、言葉で考えないことって大事な気がする。
時計に色をつけたあの経験をイメージでただ思い出す感じ。それをやってみたい。

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お読みいただきありがとうございます。

毎日の日記の中から一部を抜き出して、こちらに載せています。

明るい考えも暗い気分も、毎日なにかあって、日々とはすごいものですね。それをちゃんと受け取りたいなと思います。

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