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嫌な気持ちを引きずらない方法

「それ(親の思い)は結婚して子どもができたらわかる」と言われ、そのときは老害!って頭の中でバッサリきりました。それなのに思い出したらまたモヤモヤします。その方との関係を大切にしなくてもいいのに…どうしたらこの気持ちを引きずらないで済むでしょうか?おしえ

「モヤモヤが収まらない…」

「嫌な気持ちを引きずってしまう…」

「この気持ちをなんとかしたい!」

気持ちをコントロールするのってとても難しくて。気持ちを抑えたいのに、モヤモヤして苦しくて。だからこの気持ちをなんとかしたくて、気持ちを引きずらないようにする方法を探してみる。

でも結論、すぐに引きずらないようになる、気持ちが晴れやかになる方法なんてない。あっても「スポーツをする!」とかそういうストレス発散系のものばかりで、根本的な改善にはなっていないことが多い。

引きずらないようになることなんてない。まずはそれを知ることからなんだと思う。

だから「心地いい自分に戻ってこれる自分」になれるといいんだ。これもまたすぐにできることではなくて、訓練で。少しずつ、少しずつ、自分に馴染ませていくしかない。

それが一番早くて、効果がある。嫌な気持ちをちょっとでも短く、少しでも早く心地いい自分に戻ってくる。僕たちにはそれができる。

①自分にとって、どうでもよくない”大事なこと”を大事にする

前にも書いたけれど、僕たちは本当はどうでもいいことに必要以上に悩んだり、思い出して嫌な気持ちになる。

だからきっと自分の人生において、どうでもいいことを、どうでもいいと思たらいい。

自分の人生にとって「どうでもよくないこと」をちゃんと思って、言葉にしてみてほしいんだ。実はどうでもよくないことってそんなに多くなくて、それ以外のほとんどは自分の人生にとってどうでもいいことだったりする。

ちなみに僕にとってどうでもよくない”大事なこと”は、

・書くこと
・行きたいときに行きたいところへ行けること(旅、サウナ、登山、美味しいご飯など)
・妻さん
・好きな服を着ること
・読書
・物を極力持たないこと、減らすこと

これだけ、と思うか。こんなに、と思うか。

あとはわりと本当にどうでもいいと思っている。旅やサウナだって行けたら行きたいけれど、ずっととか毎日行きたいわけでもないから、そこまで個別に重要というわけでもない。ただ「行きたいときに行きたいところへ行けること」=自由が僕にとって「どうでもよくない」であることには間違いない。

だから自分にとってどうでもよくないことをちゃんと言葉にして、自分にとってどうでもよくない大事なことを、大事にする練習をしていくだけなんだ。

②自己肯定ではなく、自己受容から始める

どれだけ自分にとってのどうでもよくない大事なことを大事にしていようとも、ずっと平穏ではいれなくて、揺さぶられて不安定になったり、嫌な気持ちを感じて引きずってしまうことは確実にある。

よし、もう大丈夫。って思っても、それからときどき、思い出してしまうことだってある。

「自己肯定感を高くしたい」
「自己肯定感がある人が羨ましい」
「私は自己肯定感が低い」

最近は自己肯定感という言葉がよく使われていて、自己を肯定できるようにした方がいいんじゃないかってみんな思ってる。

本当に自己肯定感が必要なんだろうか?

自己を肯定するのはエネルギーがいる。それでもいいんだって。そんな自分でもいいんだって。「いい」と思わなくてはいけない。

でも無理に肯定なんてしなくていいと思うんだ。気分がいい時の自分も自分だし、調子が悪い時の自分も自分だから。いい時の自分だけが自分じゃないから。

僕は肯定なんてしなくていい。ただそういう自分もいるんだって。いい時だけの自分だけが自分じゃない。いい時の自分が自分だと思いたくて、悪い時の自分は嫌だけれど、そういう自分もいるから自分なんだって。

「自己受容」が必要なんだと僕は思う。

これは言葉の違いなのかもしれない。ある人は同じようなもんだと言う。

違う。判断する必要なんてない。肯定しなくてよくて、ただ自分を、ありのままに受け入れるだけでいい。

いわゆる自己肯定感が高い人はいる。その人はきっと自己受容できてるから、自分で自分を肯定できてるんだ。

だからまずはそのまま、ただありのままの事実として今の自分を受け入れるところから。こんな自分も、あんな自分も、どんな自分も、自分。

そう言葉にしてみるところから始めてみたらいい。

そうだなって思えたら、きっとあなたは嫌な気持ちもただありのままに感じる練習ができている。

③心地いい自分に戻ってくる方法を見つけて、育てる

そうやって少しずつ、嫌な気持ちを思い出して感じてしまう自分すら自分だと、自己受容できてきたら、そういう時もあるよなと思える。

合言葉は、

「そういう人もいる」「そういう時もある」「そういうこともある」

だ。

自分にとって大事なことを大事にして、いろんな自分がいて、心地いい時の自分だけじゃない。調子がよくない時の自分も自分とありのままにただ事実として受け入れていく。

受け入れていく方法が、言葉にすることだ。

思っていることを、言葉にする。声に出していうのもいいし、こうしてnoteに書くのもいい。僕は毎日A4用紙にペンで書いている。その日感じたこと、今の自分の状態、なりたい自分。

ただ思い浮かべるよりも、断然効果がある。思いを、言葉にして、文字にして書くことで、自分に書き記している感覚がある。確かめているんだと思うし、自分に馴染ませていっているんだと思う。

そうして思う。

「そういう人もいる」「そういう時もある」「そういうこともある」

そう思えるように書いたり、言ったりして少しずつ気にしない自分でいる時間を長くして、嫌な気持ちを引きずってしまう自分でいる時間を短くしていくんだ。

心地いい自分の状態を、自分で感じて、言葉にして、どうすればここに戻ってこれるかを考える。

僕は書くことで、自分に認識させていった。

①自分にとって、どうでもよくない”大事なこと”を大事にする
②自己肯定ではなく、自己受容から始める
③心地いい自分に戻ってくる方法を見つけて、育てる

すぐにはできない。だから見つけて、育てていければいい。

心地いい自分が当たり前になって、ちょっと「んっ」て違和感を感じても、またすぐに心地のいい気にしない自分に戻ってこれた。

嫌な気持ちを引きずらない方法なんてない。

あるとしたら、心地いい自分に戻ってこれる方法を見つけて、嫌な気持ちをできるだけ短く、心地いい自分でいられるようにするだけです。

訓練です。それしかないんではなくて、僕たちにはそれができるんです。

大事にしよう、自分にとってどうでもよくない大事なことを。

ただありのままに受け入れよう、どんな自分も自分だから。そんな自分が幸せな時間も感じられるのだから。

つぶやこう、そういう人もいる、そういう時もある、そういうこともあるって。そしたらだいたいのこと、そうかもしれないなあと思えたりする。

自分を大事に。

そうすれば大事な人をきっと大事にできるから。


気持ちを引きずってしまうあなたへ

そういう時もある物書きより

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