保科 大輔 / 環境機器メーカーweb担・広報

環境機器メーカーでweb担当と広報をしています/市場調査会社(リサーチャー)→web制…

保科 大輔 / 環境機器メーカーweb担・広報

環境機器メーカーでweb担当と広報をしています/市場調査会社(リサーチャー)→web制作会社(ディレクター)→現職/趣味はサッカーのハイライト動画を見ること、キャンプ、2人の娘と遊ぶこと/Shopify/GA4/Canva/α7Ⅲ/GRⅢ

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デザイン会社から事業会社に転職して1年経って思うこと

昨年の8月にデザイン会社から事業会社に転職して早いもので1年が経ちました。この1年は本当にあっという間に過ぎた感覚で月によってはあまり記憶がないほどです。 節目となるこのタイミングで転職してこの1年間どんなことをしてきたのか、事業会社に転職してみてどうだったのかを振り返ってみようと思います。 これまでの経歴1社目は市場調査会社でアンケート調査の企画~分析・提案を担当していました。それなりに規模が大きい会社で教育制度などもしっかりしており、この会社の経験が今の自分の考えや仕

    • ユーザーの声を届ける新たな試み

      自社製品のユーザーにインタビューをして導入事例記事をせっせとつくっている。自社の製品を使う前はどんな課題があったのか、数ある選択肢の中から自社の製品を選んだ決め手は何だったのか、実際に製品を使ってみてどうだったか、等々をユーザー自身の言葉で語ってもらうよく目にする形式の記事。 自社製品である薪ストーブやサウナストーブはある程度の検討期間を経て購入に至ることが多いので、検討している人にとって実際に製品を使っているユーザーの体験談は需要が高い。 ユーザーに話を聞くのは楽しい。

      • 「自分にとって」の正解

        つい最近まで世の中に正解なんてないと思っていた。 しかし、とあるテレビ番組でコメンテーターが使っていた「正解」という言葉を聞いて考えが少し変わった。 そのコメンテーターは自分にとっての正解という文脈でコメントをしていた。 このコメントを聞いてハッとした。 正解には対外的な意味での正解と自分にとっての正解があるのでは? 自分はこれまで正解なんて状況によって変わるし、ベターはあってもベストとは言い切れないのではないか、と考えていた。 これは対外的な正解が前提にある考え方だと思

        • セミナー登壇を引き受けた理由と登壇してみた感想

          先日ひょんなことからウェブマーケティングをテーマにしたセミナーに登壇した。貴重な経験だったので登壇する経緯などを書き記しておきたい。 セミナー登壇のオファーは突然に今回のセミナー登壇オファーは運営堂の森野さんからいただいた。ただ、オファーに至るまでの経緯が妙なものだった。 きっかけは自分の不注意からだった。 数年前から森野さんが発行されているメルマガを購読しているのだが、購読料が引き落とされるクレジットカードの有効期限が切れてしまい、購読料が支払えなかったため、支払いの

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        デザイン会社から事業会社に転職して1年経って思うこと

          導入事例コンテンツの作り方

          このnoteでは導入事例コンテンツ制作のプロセスをご紹介します。 導入事例の対象は自社で開発・製造を行っているBtoB製品です。 この製品の単価は数百万~数千万円でサイズも大きいため、おいそれと購入できるものではなく、導入時は先方社内で慎重に検討を重ねることがどうしても多くなります。 検討時に多い要望が製品の導入事例。 それまでは営業スタッフが既存顧客の現場で撮影した写真をつかって個別に資料を作っていましたが、この度会社公式の導入事例集を制作することになりました。 そこ

          中小企業の「ひとり広報担当」が1年目にやったこと

          1年前に環境機器メーカーに転職して広報担当に任命されました。 社員数は30名ほどの地方の中小企業。 広報専門の部署なんてものは当然なく、広報担当は自分一人だけ。 これまで企業広報の経験はありません。 このnoteではそんな知識も経験もない「ひとり広報担当」が1年目にやったことをご紹介します。 同じような境遇の方の参考になればうれしいです。 会社情報を充実させるこの記事の下で紹介する書籍にwebサイトの会社情報を充実させることが大事と書かれていたので、まずは自社サイトの会社情

          中小企業の「ひとり広報担当」が1年目にやったこと

          ユーザーに一番近い存在になるために

          ↑のPRに関する動画の中で講師の方が言っていた言葉。 番組の終盤でさらりと出てきた言葉だけど、これは本当にそうだよなぁと共感した。 昨年の夏に今の職場に転職してから定期的にユーザーを訪問しインタビューをさせてもらっている。 導入事例コンテンツをつくるという目的もあるが、ユーザーから自社や製品がどう見られているか、どんなところが魅力だったのかをリサーチする意味合いが大きい。 入社してから「自社の製品はこんな競合と比較検討されている」とか「自社製品のこういった特長がユーザーに

          ユーザーに一番近い存在になるために

          ととのいを求めてサ活は続く

          今日は一日休みだったから近所の温浴施設にサウナに入りに行くことにした。職場でサウナストーブを製造している関係でサウナに入る機会は多いものの、いわゆる「ととのう」という感覚がわかったようなわからないような感じなので、毎回今日こそはと意気込んでいる。 受付を済ませて浴場に向かう途中で自社のイベントのポスターが掲示されていることに気がついた。 デザイン会社にいたというだけでデザイナーでもないのにつくる羽目になったポスター。来月の開催を前に今は営業スタッフがいろんなところにポスター

          幸せの定義

          前職からお世話になっているクリエイターさんがいて、その人が毎日書いているnoteがあるのだけど、それがとにかくおもしろい。誰にでもあるような日常の様子をその人独自の視点で切り取って描写している。 その人とは仕事で直接会ったこともある。普段は物静かな印象なのにnoteでは雄弁というかそんな言い回しするんだというギャップがたまらない。あの人がnoteの語り口で話しているのを想像するだけでおもしろい。 noteの内容はよくそんな考えに至るなぁと感心するものもあれば、思わず膝を打

          なんのために成長したいのか考えてみた

          先日聴いたVoicyで「もっとお金を稼ぎたい」とか「もっと成長したい」ってみんな言うけど、なんのためにそう思うのか尋ねるとちゃんと答えられる人は少ない、という話がありました。 たしかにそう言われてみると今まで「もっと稼げるようになりたい」「もっと成長したい」と聞いてもそれを社会の通念のように解釈して「まあそうだよね」としか思わなかったのですよね。 自分も常に成長したいとは思っていて、これまで何度か環境を変えてきました。 じゃあなんのために?と訊かれるとちゃんと答えられる

          なんのために成長したいのか考えてみた

          前職で納品したwebサイトを運用する立場になって制作者の思いやりを感じた話

          前職はデザイン会社でwebディレクターとしてwebサイト制作やwebサイトの運用支援を行っていました。 現在は当時のクライアントであった環境機器メーカーに転職し、web担当としてwebサイトを運用する立場になりました。 現在運用しているwebサイトは前職の会社が制作したものです。 日々サイトを更新していて思うのは、とにかく運用しやすいということ。 運用する立場になって、制作者の気配りがところどころに感じられます。 ※この記事の「制作者」とは私以外の制作メンバーを指しています

          前職で納品したwebサイトを運用する立場になって制作者の思いやりを感じた話

          2022年を振り返る ~デザイン会社から事業会社へ~

          2022年は転機の年になりました。 上半期はデザイン会社でwebディレクター、下半期は環境機器メーカーでweb・広報担当。 環境が変わったことで仕事内容や生活習慣も大きく変わりました。 今年は間違いなくターニングポイントになった年だと感じていますので、一年の振り返りと記録のnoteを書きたいと思います。 1月~3月 思い切って退職を伝える当時は地方のデザイン会社でwebディレクターとしてwebサイト制作やwebサイト活用の支援を行っていました。 クライアントや同僚、パートナ

          2022年を振り返る ~デザイン会社から事業会社へ~

          転職先で良いと思った3つのこと

          新しい職場になって早一ヶ月が経とうとしている。 毎週月曜日の全体朝礼では冒頭に短いスピーチがあり、スピーチ担当は当番制となっている。 今週は自分がスピーチ担当。 中途入社の自分だからこそ話せることにしようとこの会社の良いと感じた3つのことというテーマで話すことにした きちんとあいさつができる朝出社したとき、オフィスや工場内ですれ違うとき、従業員が大きな声で気持ちのよいあいさつをしてくれる。 最初はあまりの声量の大きさに「部活かな?」と驚いた。 来社するお客さんにも同じ

          転職先で良いと思った3つのこと

          佐渡旅行記3 天気に翻弄される、旅のおわり

          佐渡ひとり旅最終日。 1日目、2日目となんとか持ちこたえてくれていた天気だが今日は朝から本格的な雨。 旅の前の予報では旅行期間中ずっと雨予報だったから2日間雨がなかっただけでも感謝すべきだろう。 雨雲レーダーで雨が弱くなる時間帯を見極めて宿を発つ。Hostel Perchはスタッフの方が親切だし、設備や備品も気が利いていてまた絶対利用したい宿だった。 今日は初日に通ってきたルートを逆走するかたち。船の時間まで余裕があるので当初は寄り道して観光しながら港へ向かう予定だったけ

          佐渡旅行記3 天気に翻弄される、旅のおわり

          佐渡旅行記2 ラピュタは本当にあった、蔵サウナを独り占め

          佐渡ひとり旅2日目。 朝食は宿の近くの喫茶店「コーヒーハウスらるご」でモーニングをいただく。たまごを挟んだトースト、サラダ、ドリンクがついて500円の良心価格。 朝食後は昨日ひと休みした海辺を散歩して読書。やっぱり人はあまりいないので静かだ。 今日は少し足を延ばして相川エリアの史跡を巡る。距離は10km程度だけど、途中坂道があるので自転車だとそこそこ時間がかかる。 お目当ては「北沢浮遊選鉱場」。かつて佐渡鉱山から採掘された鉱石を選別するための施設。昭和に入って戦争の影が

          佐渡旅行記2 ラピュタは本当にあった、蔵サウナを独り占め

          佐渡旅行記1 輪行、海沿いを走る、おしゃれなゲストハウス

          有休消化期間中に旅行をしたいと思っていた。せっかくなら普段できないことをしようと輪行で佐渡ヶ島に行くことにした。 なぜ佐渡かというと、船で島に行けば冒険している感じがするという単純な理由だ。 旅の始まりは近所の駅から。 輪行袋に入っているとはいえ、自転車はそれなりに場所をとってしまうので他の人の邪魔にならないか心配だったけど、乗客はほとんどおらず一安心。 佐渡へは直江津港からジェットフォイルという高速船で向かう。タクシーの運転手さん曰く、昔はカーフェリーも就航していたのだ

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