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アートブックターミナル東北2023開催中。たくさん売れた!ランキング 【中間発表】


「アートブックターミナル東北2023」 会場の様子

■「アートブックターミナル東北」とは?

 今年も、シグアートギャラリーでは夏の恒例イベント「アートブックターミナル東北」を開催しています。
 「アートブックターミナル東北」(ART BOOK TERMINAL TOHOKU/ABTT)とは、東北ゆかりの 「本」の形の表現募集・展示・販売するイベントです。著者や本のテーマが東北六県のいずれかと関係していれば誰でも応募できます。
 今回も子どもから大人まで様々な応募者から、ZINE やリトルプレスと呼ばれる自費出版本を中心に、エッセイ、レシピ、小説、絵本、イラスト集、写真集、日記、イベントの記録、旅行記など多彩なジャンルの本が集まりました(応募期間は6月18日まででした)。
 2012年の前身となるイベントから数えて通算12回目の開催となる今年は、昨年より多い131作品が集まりました。
 普段は絵画などのアートが並ぶギャラリーの空間に、会期中は所狭しと応募作品が並びます。会場では誰でも本を実際に手にとって閲覧することができ、もちろん購入もできます。 このイベントへの応募をきっかけに表現を始めたという人やCyg art galleryで個展を開いたアーティストもおり、東北の作家に焦点を当てた企画展を行うギャラリーとして、東北で何かを表現したい方の背中を押し、作品を買うという形でも気軽に表現に触れる機会にしてほしいという思いを込め開催しています。
 会期中は会場のほか、オンラインショップでも作品を販売しています。

 

応募作品の一部
「アートブックターミナル東北2023」は会場装飾も見どころのひとつ。


■販売数ランキング中間発表!

ここからは販売冊数ランキングTOP5(8月13日時点)を発表します!
あなたが出品した本やあなたが手にとった本もランクインしているかも?


■第5位

アートでめぐるもりおか/いわてのZINE Acil

5位は盛岡市内のアートスポットを丁寧に取材しコンパクトにまとめた『アートでめぐるもりおか』がランクイン。マップがついているのでこれから盛岡を訪れたい方にもおすすめ。

作品紹介:盛岡市内の私設ギャラリーと、ギャラリーではないけれども店内などでアート作品の展示を行っている店舗を取材し紹介しています。取材を通じて、アートギャラリーは街ぜんたいの空気を映す鏡であり、その空気を作る大きな要素のひとつだと感じました。

作者紹介:2012年から岩手県内を中心に東北の食や農、手仕事などについて取材した「いわてのZINE Acil」を制作・発行しています。 http://acilmorioka.blog.fc2.com


☆『アートでめぐるもりおか』ご購入はこちらから
https://cyg-morioka.stores.jp/items/64a8fd39956c0c00354f8ae5


■第4位

くまがい/little by little

4位には盛岡で活動するイラストレーターくまがいさんのかわいい作品集『little by little』がランクイン。くまがいさんは今年は『like emotions』と、2作品での参加です。

作品紹介:描き溜めたイラストを一冊にまとめました。第2弾。
作者紹介:1995年生まれ。岩手県出身。現在は盛岡で活動中。

☆『little by little』ご購入はこちらから
https://cyg-morioka.stores.jp/items/64ab81a6d9c7d0002fbeaaa2


■第3位

KUKU編集部/KUKU vol.3

3位は知念侑希さん、中島航さん、江刺梢さんが編集部員を務めるKUKU編集部によるZINE『KUKU vol.3』がランクイン。夏らしい表紙が目をひきます。Cygでは『KUKUvol.1』、『KUKUvol.2』も取り扱っています。

作品紹介:ぽろぽろとこぼれていく日々の記憶を「掬いあげる」ことをコンセプトに制作しているZINE の第3号。今回のテーマは「夏のおと」です。

作者紹介:編集部員は知念侑希、中島航、江刺梢の3名。共に盛岡市在住、美味しいもの好き。

☆『KUKU vol.3』ご購入はこちらから
https://cyg-morioka.stores.jp/items/64ab82cf62289b002f30c475


■第2位

うまこま/かあらわ のはらの おちゃかい

2位には遠野市の福田亜矢子さん、徳吉敏江さんによるユニット「うまこま」の絵本『かあらわ のはらの おちゃかい』がランクイン。カバーを開けページを開いていくと鮮やかなイラストと共に物語が展開する楽しい絵本です。

作品紹介:高原の馬の世界で遊ぶ女の子は、空と大地を結びあわせてお茶会を開く。言葉が生まれる前の世界への通路を開く「ひらがな」と戯れながら、北の大地で育まれている命のうたとつながる物語。小さなお子さんと一緒に楽しんで欲しいという願いから生まれた絵本。

作者紹介:「うまこま」は馬でつながった二人(絵:福田亜矢子 文:徳吉敏江)のユニット。東京で 放送局のデザイナーであった福田は遠野で徳吉と馬に出会い、移住し作品制作を開始。徳吉は馬と暮らして20年、もくもく絵本研究所で木の絵本の製造販売も行っている。

☆『かあらわ のはらの おちゃかい』ご購入はこちらから
https://cyg-morioka.stores.jp/items/64ae3b71815a99003895c9a1


■第1位

橋本玲奈、菅原茉莉、阿部夏希、千葉潔孝/もやしだけで呑んでみる

1位は『もやしだけで呑んでみる』でした!開いて伸ばすと1メートル以上の長さというこれまでのABTT出品作の中でも最長というブックデザインの面白さと、もやしという身近なテーマ性に惹かれる一冊です。

作品紹介:もやしのレシピ四品、もやもやエッセイ付き! 「四季の台所帖」製作により集まった陽気な大人たちが作るスピンオフもやしZINEです。

作者紹介:料理、文、デザイン、イラスト、それぞれの得意分野で集った四人です。

☆『もやしだけで呑んでみる』ご購入はこちらから
https://cyg-morioka.stores.jp/items/64a9353a77e8d2003284b202


これまでの「アートブックターミナル東北」の参加作品も展示販売中!
会場の一部では絵画や写真作品の展示も。
会場とオンラインショップではABTT2023開催に合わせてオリジナルトートを販売。


 ABTT2023の会期前半の販売数ランキングは、このようになりました!「アートブックターミナル東北2023」 は8月28日(月) までの開催です。
 気になった作品があればぜひCyg art gallery の会場で手に取ってみてください。遠方の方はオンラインショップからもお買い求めいただけます。

■オンラインショップはこちら↓
https://cyg-morioka.stores.jp

■開催概要
「アートブックターミナル東北2023」
会期:開催中〜8月28日(月) まで
営業時間:10-18時
休業日:毎週水・木曜日、8月22日(火)
入場料:無料
会場:Cyg art gallery(岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱ B1F)
Webサイト:https://cyg-morioka.com/abtt/

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