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#読書記録

フィ

フィ

端から、暮れていく。

そのかわり、手を止めて、窓の外をみて、目の奥に焔がうまれてから、暮れていく。それがわたしのからだを揺さぶって、いつしか眠りについたりつけなかったりする。

musicの香りがして、枕をもってみる。埃が白く積もっている。普段使っていない上半分に積もっている。それが雨だったなら、ひたひたとしたたってわたしを濡らしたかもしれなかった。そうして、それすら美しいとされる抒情を示したの

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