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CL 第6節 バルセロナvsバイエルン マッチレビュー

バイエルン戦前にインテルのグループステージ突破が確定し、勝ち点という意味では、勝利しても意味がなくなってしまったバイエルン戦。しかし、ずっと苦手意識を持っていたバイエルンに対してせめて勝っておきたいという気持ちは燃えたぎっていたはず。それもカンプノウだし。 今回の試合は諸事情で若干ボリュームを抑え目にします。 スタメンバルセロナはビルバオ戦でハマりにハマったぺドリの左WG起用を採用。おそらく左サイドで保持して右サイドでフリーになっているデンべレを走らせるだろう。ガビはビル

    • +1とアイソレーション 第11節 バルセロナvsビルバオ マッチレビュー

      クラシコでの敗戦による重い雰囲気を晴らすような快勝をあげたビジャレアル戦。雰囲気的にも戦術的にもいい流れができている状況を崩したくない中で立ちはだかったのはかつてバルサの監督だったエルネスト・バルベルデが率いるアスレティック・ビルバオ。今シーズンはここまで6位と好調をキープしており、システムはお決まりの4-4-2から4-2-3-1に変わっている。 個人的にバルベルデはバルサを見始めた時期の監督のため、結構な思い入れがある。ネイマールが抜けた穴を埋めるべくシステムを伝統の4-

      • 早くも見えた修正? 第10節 バルセロナvsビジャレアル マッチレビュー

        ベストメンバーではなかったものの、スペインの頂点を決めるべく自信を持って臨んだクラシコであったが、結果は惨敗。僕たちが思っていたよりマドリーとの差は大きかった。そんな現実を突きつけられたバルサにはこれまでのクラシコでの敗戦よりも重い雰囲気が漂っている気がする。しかし、これ以上負けてマドリーに差をつけられるにわけにはいかないのだ。カンプノウに帰ってきてビジャレアルを迎える一戦。 それでは振り返っていく。 前節のエルクラシコのマッチレビューです。クレの方々からも、マドリディス

        • 突きつけられた現実 第9節 レアルマドリーvsバルセロナ マッチレビュー

          カンプノウにインテルを迎えた試合では勝利をあげることができず、CLのグループステージ敗退が目の前に迫ってしまい、かなり重い雰囲気が漂っているバルサ。ただ、リーグ戦は8戦7勝1分とマドリーと戦績ではまったく同じであるが得失点差で上回って首位という状況。CLはだめでもせめてリーガだけはという思いで絶対に負けられないクラシコとなった。 戦術面から見たバルサは、伝統的なスタイルを貫いてはいるものの、現代サッカーらしからぬだいぶ古典的なサッカーをしている。ボール保持時の流動性はほとん

        CL 第6節 バルセロナvsバイエルン マッチレビュー

        • +1とアイソレーション 第11節 バルセロナvsビルバオ マッチレビュー

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        • 突きつけられた現実 第9節 レアルマドリーvsバルセロナ マッチレビュー

          覚悟を決めたその先は CL 第4節 バルセロナvsインテル マッチレビュー

          CLのグループステージ、ここまで1勝2敗。2年連続のグループステージ敗退をなんとしても避けるべく、インテルをホームに迎えるこの試合では勝利が絶対条件となる。 カンプノウに押し寄せた観客もほぼ満員となり”12人目の選手”として選手たちと共に戦う。 それではこの一戦を振り返っていく。 多くの方に読んでいただきたいので拡散していただけるとありがたいです。 スタメン バルセロナはいつも通りの4-3-3。中盤から前線にかけては、ベストメンバーといってもよい面々がそろったものの

          覚悟を決めたその先は CL 第4節 バルセロナvsインテル マッチレビュー

          第8節 バルセロナvsセルタ マッチレビュー

          どうも。今回はセルタ戦。数字上でもイメージ上でもバルサにとって大得意とは言えないような相手だ。いつも複数失点して引き分けるか殴り合ってギリギリで勝利しているかみたいなイメージがある。今シーズンは3戦1分4敗で11位。得点は9、失点は14となんともセルタらしいシーズンを送っている。 対するバルサは得失点差でマドリーを上回り現在リーグ首位。が、インテル戦を落として若干雰囲気は抑え目といったところか。それでもホームでのインテル戦のためにセルタ戦で勝利して勢いをつけたい。 多くの

          第8節 バルセロナvsセルタ マッチレビュー

          まさに波乱。 CL第3節 インテルvsバルセロナ マッチレビュー

          第2節でバイエルンに敗れてしまい、グループステージ突破のためになにがなんでも勝ち点で並んでいるインテルとの一戦を制したいバルサ。マジョルカ戦をなんとか1-0で勝利し、悪くはない雰囲気でジュゼッペ・メアッツァへと乗り込む。 それではインテル戦を振り返っていく。 多くの方に読んでいただきたいので、拡散していただけるとありがたいです。 スタメンインテルは予想通りの5-3-2。欠場したブロゾヴィッチとルカクの代わりにチャルハノールとホアキンコレアが出場。また、右WBはデュンフリ

          まさに波乱。 CL第3節 インテルvsバルセロナ マッチレビュー

          5バック相手にどうするの? 第7節マジョルカvsバルセロナ マッチレビュー

          お久しぶりです。インターナショナルマッチウィークを終え、無事けが人を抱えてしまったバルサ。アラウホ、クンデ、デヨング、メンフィス、ベジェリンとこうも怪我人が出るかというような人数。おもわずため息。特にアラウホは手術が強いられるほどの怪我。手術は無事成功したが、バルサでの試合はもちろん、目前に迫っているW杯さえも捨てないといけなくなった。まだまだ若くキャリアは長いが、手術を受けてW杯を捨てるという決断に至るまでのアラウホの気持ちを考えるとかなり辛い。それでもこれからのキャリアを

          5バック相手にどうするの? 第7節マジョルカvsバルセロナ マッチレビュー

          引いた相手にどうするか 第6節 バルセロナvsエルチェ マッチレビュー

          激闘のバイエルン戦から日数がたち、カンプノウに帰ってきた。今回の対戦チームはエルチェ。カディスと同じく今シーズンは苦しんでおり、いまだ勝利できていない。そのため勝ち点3を獲得するのは必須事項だ。 バイエルンに負けてしまったことを引きずって負けることが1番さあクなシナリオだが、どうなるか。 たくさんの方に読んでいただいているバイエルン戦のマッチレビューです。まだの方はぜひ! それでは振り返っていく。 スタメンバルサは若干メンバーを落として試合の臨んだ。ハフィーニャやブス

          引いた相手にどうするか 第6節 バルセロナvsエルチェ マッチレビュー

          大きすぎたギャップ 第5節 カディスvsバルセロナ マッチレビュー

          CLのグループステージ第1節のプルゼニ戦を5-1で勝利し、流れに乗るバルサ。このあと待ち構えいる大一番、バイエルン戦に向けて最終調整を行いながら迎えるカディス戦。なにはともあれ、この試合では勝ち点3を獲得することが1番大事。 しかし、カディスはなんだか相性の悪いチームらしく、カディスが昇格してからバルサは1度も勝ててないというデータを見た。これまでの印象はゴール前をガチガチに固めてメッシがプレーするエリアを極限まで狭めていた印象。試合のほとんどがカディス陣内で行われ、引き込

          大きすぎたギャップ 第5節 カディスvsバルセロナ マッチレビュー

          見えた現在地 CL グループステージだ2節 バイエルンvsバルセロナ マッチレビュー

          第1節のプルゼニ戦を5-1で勝利し、必須である勝ち点3を獲得したバルサ。カディス戦もターンオーバーしながら0-4で勝利し、さあバイエルン戦という雰囲気で臨む。2-8での敗戦、昨シーズンの2戦合計0-6という屈辱的な敗戦を背負うバルサ。今シーズンは成長したところを見せ、互角以上の試合を見せたい。 それではバイエルン戦を振り返っていく。 多くの方に読んでいただきたいので、拡散していただけるとありがたいです。 スタメンバイエルンは4-4-2の布陣。個人的にはマネがトップでミュ

          見えた現在地 CL グループステージだ2節 バイエルンvsバルセロナ マッチレビュー

          栄光への一歩目 CL グループステージ第1節 バルセロナvsヴィクトリアプルゼニ マッチレビュー

          セビージャ戦を0-3で快勝し、流れに乗るバルサ。開幕4試合で11得点1失点の好調の状態で迎える今回の対戦相手はヴィクトリアプルゼニ。CLのグループステージの初戦。 リベンジができるから運がいいのか、なんとしてもグループステージを突破したいから不運だったのかは分からないが、んぜか今シーズンもあのバイエルン様と同じグループに。しかもポット3からはインテルが入ってきた。地獄だ。これは地獄。まさに死のグループ。それでも今シーズンは自信がある。そう思っているクレの方も少なくないのでは

          栄光への一歩目 CL グループステージ第1節 バルセロナvsヴィクトリアプルゼニ マッチレビュー

          好調キープ! 第4節 セビージャvsバルセロナ マッチレビュー

          なんとなーくもやっとしていた雰囲気を前節のバジャドリード戦でスカッとさせたバルサ。第4節で対戦するのは今シーズン不調で未勝利のセビージャ。クンデやジエゴカルロスが抜け、守備の脆さが目立ってしまっている。 今シーズンの大体の狙いやストロングポイントが明確になってきたバルサがセビージャに対してどう戦ったのかを振り返っていく。 多くの方々に読んでいただきたいので、拡散していただけるとありがたいです。 スタメンセビージャは4-3-1-2。クンデとジエゴカルロスがいなくなったため

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          本領発揮 第3節 バルセロナvsバジャドリード マッチレビュー

          開幕戦を引き分け、第2節のレアルソシエダ戦で勝利したものの、選手の質、いわゆるマンパワーに頼った部分が大きく、いまいち気持ちが晴れないようなスタートダッシュとなった。 第3節の対戦相手はバジャドリード。今シーズンの昇格組の1チームということでバルサにとって勝利が必須となるこの試合を振り返っていく。 CLのグループステージ第1節のヴィクトリア プルゼニ戦でもこのような試合展開も予想できる。 多くの方々に読んでいただきたいので、拡散していただけるとありがたいです。 スタメ

          本領発揮 第3節 バルセロナvsバジャドリード マッチレビュー

          マンパワーでつかんだ勝利 第2節ソシエダvsバルセロナ マッチレビュー

          開幕戦はラ―ジョ相手に引き分け、なんとなーく微妙な雰囲気で開幕した今シーズン。第2節の対戦相手は久保が加入したレアルソシエダ。シルバやメリーノ、新加入のブライスメンデスなど技巧派ぞろいのチーム。 そういえば、今頃ソシエダ戦かよ。って思われた方いるかもしれません。実はコロナになってました()だいぶしんどかったぁ。 スタメンソシエダは4-3-1-2。配給の定評のあるレミーロ、稼働率とその安定感が持ち味のルノルマンをはじめ、スビメンディ、メリーノ、ブライスメンデス、シルバなどの

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          国王杯Round16 ビルバオ戦 マッチレビュー

          どうも、くれたです。今回は国王杯Round16ビルバオ戦のマッチレビューです。 前回のクラシコのマッチレビューを多くの方に読んでいただくことができ、とてもうれしかったです。お読みいただいた方々、リツイートやいいねをしていただいた方々には感謝しかありません。これからも読んでいただけるとありがたいですし、読む時間がない方はいいねやリツイートだけでもよろしくお願いします! スタメン両チームかみ合わせビルバオはいつものようにバルサに対してハイプレス。ビルバオは2トップのため、ブス

          国王杯Round16 ビルバオ戦 マッチレビュー