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交差点東京

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東京の交差点。 その人の運命とこの人の運命が偶然交差する場所。 千差万別多種多様の交差点ではあるが、交通安全が保たれてこそ、 魅力ある交差点なのだ。 交差点をよく観察し、その癖を…
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#皇居

麹町4丁目交差点とプリンス通り&日テレ通り

麹町4丁目交差点とプリンス通り&日テレ通り

麹町(こうじまち)4丁目交差点は新宿通りとプリンス通り&日テレ通りがクランク風に交わる一風変わった交差点。
近隣の地名では半蔵門、紀尾井町、四谷、市ヶ谷、番町などがある。

ここにある警察署である麹町警察署は皇居を護衛する4つの警察機関(神田警察署、丸の内警察署、警視庁、そして麹町警察署)の一つ。
(私見です^^;)

麹町は麹町区として東京府東京市の時代には15区の一部、
35区のときにも麹町区

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二重橋前交差点と石の玉

二重橋前交差点と石の玉

ここは内堀通り(白山祝田通りと重複)であり鍛冶橋通りの起点でもある。
信号には交差点名がついていないので、一見すると無名な交差点のようだが、
立て看板的な標識で交差点名がある。
(内幸町交差点も同様だ)

この辺りの景色は「ザ・皇居」的なところで
このサイトの説明が簡潔でおすすめ。

交通事情に移る。

内堀通りの内回りをまず見ていこう。
4車線あり、左2車線は直進専用。右の2車線は右折専用で鍛冶

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和田倉門交差点と限定スタバメニュー

和田倉門交差点と限定スタバメニュー

和田倉門(わだくらもん)交差点は日比谷通りと行幸(ぎょうこう)通りが交わる交差点。

行幸通りとは東京駅丸の内側から皇居へ抜ける真正面の道。
丸ビルと新丸ビルの間に堂々とある幅広い道路だ。

この交差点の近くに旧和田倉門跡があり、
そこのスタバには当店限定の
和三盆アーモンドミルクフラペチーノがある。ここでしか飲めない。

自分はまだ飲んだことがなく、感想を述べられないのが残念。
どなたか飲んだこ

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馬場先門交差点

馬場先門交差点

馬場先門(ばばさきもん)は日比谷通りと鍛冶橋通りとが交わる十字路で角には丸の内二重橋ビルがある。

最寄駅は丸の内線の二重橋駅や日比谷線・千代田線の日比谷駅。
地下鉄の階段から出てきたら目の前に皇居のお堀が広がる。

ここの交差点の注意点は2つある。
日比谷通りで新橋方向から来た場合は4車線あるうちの2車線が右折専用になっていて、早い段階で車線を決めておかないといけない
下の写真での赤丸。

もう

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祝田橋交差点と安全運転のコツ(経験則)

祝田橋交差点と安全運転のコツ(経験則)

祝田橋(いわいだばし)交差点は内堀通りと晴海通り(起点)と白山祝田通り(起点)が交わる十字路。
この祝田というのは日露戦争に勝ったことを祝しての名称だ。

ここは初めてきた人は必ず混乱するであろうポイントが多数存在する。

4方向あるうち、重要度の高い3方向を紹介する。
まずは国会方面から来た場合

①:大手町方面
②:大手町、鍛冶橋通り方面
③:日比谷、銀座方面
④:日比谷、銀座方面
⑤:日比谷

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竹橋交差点

竹橋交差点

竹橋(たけばし)交差点は内堀通りで目白通りや雉子橋通りの起点でもあり
首都高都心環状線C1の代官町出入り口、北の丸出口がある。
北の丸出口はC1内回りのみの出口で首都高5号池袋線から竹橋ジャンクションに入ってからの北の丸出口には行けない。

ランドマークとしては毎日新聞社本社ビル、パレスサイドビル、日本武道館、東京国立近代美術館。
最寄駅は竹橋駅だ。
ちなみに竹橋交差点から千鳥ヶ淵交差点までは内堀

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平川門交差点

平川門交差点

平川門交差点は内堀通りと白山通り(起点)が交わる交差点。
白山通りはずっと進行すると明治通りとぶつかり(西巣鴨交差点)その先は中仙道になる。
これからの春にかけては皇居のお堀沿いの桜が咲き始めて、華やかな雰囲気になる。

近隣には毎日新聞社、パレスサイドビル、丸紅本社、首都高5号線の一ツ橋インター出入り口などがある。
白山通りに入り、高速の下を潜れば、結婚式で歴史がある如水会館(じょすいかいかん)

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内閣府下交差点と内堀と外堀の間

内閣府下交差点と内堀と外堀の間

内閣府下(ないかくふした)交差点は六本木通りと総理官邸前の通りが交わる交差点。
最寄駅は溜池山王や国会議事堂前だ。この二駅は地下で繋がっている。
近隣には総理官邸、内閣府、特許庁、首都高霞ヶ関(両方向)出入り口、国会議事堂、国会記者会館、議員会館など、国の中枢が集まっている。

◯◯省や◯◯庁などは仕事の内容も想像に難くないが、内閣府はどんな仕事をしているのだろう。
そもそも◯◯府という国の機関は

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大手門交差点と日本にまだある祟りの話

大手門交差点と日本にまだある祟りの話

大手門交差点は内堀通りと永代通りの起点が交わる交差点。
皇居の周りには多くの門があり、大手門もその門の一つ。
永代通りの一本北には金座通り(金座通りは後述)に繋がる道があり、
そこで有名なのが平将門の首塚だろう。。。
祟りはこの文明の現代でもまだ存在していると私は思う。
ちなみに「祟」という漢字。
「出る」が「示す」の上にあるが、示という漢字はお墓を表している。
お墓から何かが出てきているというこ

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市谷本村町交差点と防衛省

市谷本村町交差点と防衛省

市谷本村町はいちがやほんむらちょうと読む。
丁目がない単独の町名だ。
ここは言わずもがな日本の防衛の要、防衛省の本拠地。
英語ではMinistry of Defenceとなり
国防省と訳されることもある。

防衛省はここ市谷に来る前は2000年まで現在の六本木の東京ミッドタウン(六本木檜町)の場所にあった。
翌年2001年に防衛庁から防衛省に格上げされた。

市谷本村町交差点は防衛省の正門の正面に

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千鳥ヶ淵交差点

千鳥ヶ淵交差点

千鳥ヶ淵(ちどりがふち)交差点は
内堀通りと代官町通りが交わる交差点で、半蔵門交差点の北に位置する。
西に行けば番町の住宅街や大妻女子大学、北に行けば二松学舎大学や靖国神社。
東郷神社も近くにあるのは象徴的でもある。

この辺は南麻布に匹敵するほどではないが大使館は多い。
イギリス、パラグアイ、インド、南アフリカ、リベリア、バチカン、ローマ法王庁、アイルランドなど。
(アイルランド大使館とイギリス

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