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21 迷わせない集中させる

こんにちは!

今回は、少年サッカーの指導において、どのような指示を出すと良いのかについてお話します。

成長の鍵は「集中力」

少年サッカーに限らず、子どもから大人まで成長に必要な要素の一つは「集中する力」です。何かを上手くなりたいという気持ちがあるなら、そのことにどれだけ集中して取り組めるかが大切です。

コーチの「伝え方」が重要

指導する上でコーチとして重要になるのは、「伝え方」です。

子どもの理解力に合わせて、わかりやすく伝えることが必要です。
時には「こんな簡単なことも理解できないのか?」と感じることもあるかもしれませんが、

「この簡単なことをどう伝えれば理解できるか?」

と視点を変え、工夫して伝えることが大切です。

明確でイメージしやすい指示を出す

新しい練習メニューを導入する際、口頭で説明するだけでは子どもたちが混乱することが多いです。

例えば、「とりあえずやってみよう」と指示しても、集中するまでに時間がかかってしまいます。

ここでのキーワードは「明確」と「イメージしやすい」指示です。

明確さを「数値化」する

指示があいまいだと、子どもたちはどこに集中すればよいのか分かりません。そこで、数値化することが有効です。

以下の例のように、目標を具体的な数字で示すと、子どもたちも目指すべき方向がわかりやすくなります。

  • 悪い例:「できるだけたくさんリフティングをする」
    良い例:「リフティングを100回する」

  • 悪い例:「ショートパスを素早くやる」
    良い例:「ショートパスを1分以内に30回行う」

  • 悪い例:「足の速い選手になれ」
    良い例:「50mを8秒台で走れるようになる」

このように数値化することで、曖昧さがなくなり、具体的な目標を持つことができます。また、子どものレベルに応じた適切な数値基準を設定することも重要です。

イメージを「視覚化」する

もう一つのポイントは、「イメージ化」です。口頭で説明するだけでは、子どもたちがそれを具体的にイメージすることは難しいですし、個々のイメージに差が生まれる可能性もあります。

そのため、最も効果的なのは、練習メニューの映像を見せたり、お手本を見せることです。

視覚的に見せることで、子どもたちはスムーズにイメージしやすくなり、すぐに実践に移せます。

まとめ:迷わない指導で集中力を高める

指導の際は、子どもたちに曖昧さを残さないように、数値化された明確な指示と、視覚的にイメージできる環境を整えることが重要です。

これにより、子どもたちがもやもやした状態で練習に入ることなく、集中して効果的なトレーニングが行えるようになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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