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#音楽
生活、そこに立っている音楽
バンプのstrawberryのMVをみて「お」と思った部分があったので、そのことを書いておく。自己の複数性について、またバンプの歌に出てくる「街」について、うっすらと考え続けていて、その関心をとおして映像をみた解釈と感想なのだが、だったと思うのだが、読み返したらあまり関係ないことばかりだった。なお、わたしは映像表現についてかいもく無知で読解にもほとほと自信がないので、見当違いを言っていたら教えて
もっとみるFlare(自己肯定について・2)
まずはじめに、前回のを書いてはっきりしたことを示しておく。 近年とみに見かけるようになった「そのままでいい」「だめでいい」「逃げてもいい」という自己肯定的言説がある。わたしはいっときはそれを受け入れていたし、外に向けて反復的に発信してもいたが、このやり方ではわたしはわたしを肯定することができないと気づいた。あの言説が切に必要な人もいるんだろうが、わたしは違う。真に受け続けていたらおそらく無限に
もっとみるTwisted Maple Trees(自己肯定について・1)
自己肯定の方法を知りたいとながく思っており、他の人のやりかたを調べたりもしてみたがしっくりくるものがないので、自分で考える。好きなものやひっかかっているものから。だから徹底的に自分のために書くつもりでいる(=他人への浅ましい媚をできるだけ捨てる)。いきおい内容は偏るがしかたがない。
したがって、重要な前提として、ここでは、自己肯定感という感覚ではなく、自己肯定という行為を問題にする。自己肯定
aurora ark観ました
発売日に受け取っていたけど持ち前の腰の重さでなかなか手をつけずにいたバンプのライブDVD。やっと観た。11/4の東京ドーム。
今まで、映像作品の感想をまとまった文章にしたことはない。でも気づいたら書き出しているのは、残しておかないといけない、何か大事なものを感じたってことなんだろうから、とりあえずは書けるまま書いてゆく。
一年前は、幸いなことに友だちがチケットを当ててくれて、しかも花道の真
あなたも誰かに祈られている
いま、とはなんだろう。
「今」は細かくしていけば限りなくゼロに近い。未来と過去とのはざまでしかないものだ。しかし、過去はもうないし未来はいまだない中で、「今」だけが唯一あると言えそうなものでもある。この「いま」とはいったいなんだろう?
これからバンプオブチキン「Gravity」の話をするんだけど、さしあたりこの疑問が軸になる。というのも、時間軸が判然としない曲だからだ。いちおう物語ではあるけ
細美武士全詞集出してくれよ
細美さんの書く歌詞が狂おしく好きでその話ばかりしてしまう。狂おしく、は誇張ではない。憧れと羨望と嫉妬と信仰に近いような恋心、ふかぶか突き刺さって身をねじ切られるようなせつなさとで、もう本当に気が狂いそうになるくらい好きで、適切な言い方が見つからないので「身投げしたい」とか「棺桶に入れてくれ」とか、ずいぶん不穏な表現になる。身投げはしないが棺桶には入れる。出会ったときから一世一代の惚れこみである。
もっとみる世界一好きな人結婚したあとのオタクから
藤原さんの結婚報告にめちゃくちゃ舞い上がって一日過ごし、そのあといろんな人の反応を知ってすこし考えたことをまとめておきます。だれかの役にたつかもしれないし、わたしも持っておきたいから。きのう話しながら整理したことをきれいにして書きます。
自分の話からしますね。わたしは好きな人がいっぱいいるのだけど、全員のことを全員特別に好き。比べられない。スモークサーモンと漱石の小説どっちが好き? みたいな
世界一好きな人結婚した
藤原基央が結婚した。むちゃくちゃめでたい。正直、どんな気持ちになるんだろうと思ってたけど、もうただ、大きな大きな喜びだ。これはわたしが人を推すときいちばん好きなのが「好きな人と一緒にいる推し」だからかもしれないが、藤原は出会ったときからわたしの最推しでありつづけているので、本当に本当に最高、矢も盾もたまらぬきもちとはこういうのを言うんだね。今すぐ飛んでって夫婦ともども胴上げしたい。
わたしは