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家族の絆と、これからのこと

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母のこと、家族について、現状や経過と私の思うこと、感じることを少しずつ書いていこうと思っています。
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#note初心者

わかりあえること、目を見てもらえること

わかりあえること、目を見てもらえること

こんばんは、ゆきんこです( ¨̮ )
身体的にかなり回復してきた母の意識に
ついてお話しようと思います。

リハビリでかなり体が動かせるように
なってくると、意識がはっきりしている時間が
少しずつ出てきて、虚ろだった目がはっきり
してきました。

いちばん不安だったことなによりの懸念材料だった、
家族がわかるかということ。
手を握ってとか、あげて、とか簡単な指示が
伝わるので、言葉の理解ができてい

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人間のからだってすごい、と思う今日この頃

人間のからだってすごい、と思う今日この頃

こんにちは、ゆきんこです( ¨̮ ♡
今日はバレンタインデーですが、久々の
マガジンを更新します。

今日はSCUに移り、リハビリを開始し
変化を続ける母の話です。

脳の回路が他のところで繋がる?くも膜下出血で、大きく傷ついてしまった
脳の左側が復活することはないけれど
早くからリハビリすることで、周りの脳が
その役割を担おうと働き始める、
簡単に言うとこんな感じで、取り戻せる機能
もあることを

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知識のある人からの言葉は頼もしくありがたい

知識のある人からの言葉は頼もしくありがたい

こんばんは、ゆきんこです( ¨̮ )
マガジンが5回目の投稿になりました!
読んでくださる方、ありがとうございます。

今日はSCUに引っ越してからの母の話です。
そもそも私はSCU=脳卒中ケアユニット
という存在を今回初めて知ったのですが
看護師さん、理学療法士さんたちの
なんとも頼もしい様子にすごく安心したことを
よく覚えています。
同じような症例を沢山見てきて、専門知識を
持った脳卒中に特化

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自分なりの精神論と希望を持ち続けること

自分なりの精神論と希望を持ち続けること

少し容態が安定してきたものの、
一日中、傍にいられる訳ではなく面会時間も
HCUでは限られているので家で待っている時、
お風呂に入っている時、電話があると
ビクッとしてしまう....そんな
精神的に張り詰めた状態が続いていました。

生命的な危機は脱したものの、意識が戻って
いないため、家族のことがわかるのか、
ことばが理解できるのかも分からず。
意識が戻るタイミングも、すぐ戻る人もいれば
1ヶ月

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電話の音がこんなに怖いと思うことがあるなんて知らなかった

電話の音がこんなに怖いと思うことがあるなんて知らなかった

手術をしない、ということを担当の先生に
伝えたところ、あと2、3日が山場かもしれない
から覚悟するよう言われて。

HCUの病室で母の手を握り
「親孝行できなくてごめん、大好きだよ」
「ありがとう」
父と弟と3人で泣きながら伝えたかったことを
言い続けました。
仕事で関東へ戻っていた旦那さんに電話で報告
すると、私と同じくらい電話口で泣いていて。
あたたかい気持ちになって、少し気持ちが
落ち着きま

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信じる者は救われると、自分自身に言い聞かせた

信じる者は救われると、自分自身に言い聞かせた

深夜の2時に、病院に到着し控え室で待つこと
更に2時間。8時間弱の手術が無事に終わって
先生からお話を聞きました。

○出血の量が多かったこと
○手術は無事に終わったが合併症の危険があり
1ヶ月は安心出来ないこと
○意識が戻ったとしても左脳のダメージが大きく
右半身の麻痺と失語症が残るであろうこと

など詳しくお話いただきました。
無事に終わってとりあえず良かったと思った
のも束の間、今後どうなる

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あたりまえの毎日が幸せだと、在り来りなことを心底おもう

あたりまえの毎日が幸せだと、在り来りなことを心底おもう

失いそうになって気付くとはよく言ったもので
頭ではわかっていても心の底からそう思う瞬間
ってやっぱり失いかけた時。

家族とわたし私は4人家族の長女で、家族想いな両親と
まぁまぁ気の合う弟と一緒に何不自由なく
平和に生きてきました。

長女にありがちな、器用貧乏なタイプで
あんまり人に頼るのが得意じゃなくて、割と
溜め込みがち。でも頼られるのは嫌いじゃない
から頑張っちゃう、そんな私だったけれど

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