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歴史思考から考える学校教育(その4)
歴史思考を学校教育でできないのか?という疑問をその2/その3で書いていきました。
僕の考える主な原因は二つ
①受験教育の弊害
②教員忙しすぎる問題
大学受験で合格することを最優先に勉強し、歴史を暗記としてとらえてしまうこと。教員の職場環境では歴史と現代社会とのつながりを切り取り、授業に落とし込んで行くことが難しいと書いてきました。
ただ、今後生きていくうえで必要になる力は暗記ではなく、自分を
歴史思考から考える学校教育(その3)
前回は歴史思考を学校教育で行うことの難しさを下記2つの視点で書きました。
①受験教育の弊害
②教員忙しすぎる問題
②教員忙しすぎる問題については、教員の状況の記述にとどまっているので、なぜ歴史思考が学校教育でできないかを記載していきます。
理由①:学ぶ時間がない!!
歴史思考を授業で行うには大きく3つの要素が必要だと思います。
①資料の読み込み
②歴史をどう社会に活かしていくか解釈す
歴史思考から考える学校教育(その2)
前回、深井龍之介さん書いた『歴史思考』について、記事を書きました。
ざっくりまとめると、
・現代を生きるためには多様な価値観を知っていた方が良い
・歴史を学んだ方が多様な価値観を得られる
・それって学校教育でできないの?
という内容です。
今回は「それって学校教育でできないの?」について書いていこうと思います。
前回、学校教育でできない理由を二つ上げました。
①受験教育の弊害
②教員忙しすぎる問
歴史思考から考える学校教育(その1)
楽しみにしていたコテンラジオの深井さんが書いた『歴史思考』。
書体も読みやすく、コテンラジオがそのまま書籍になった感じでした。
今日は読んだ感想とそこから派生して学校教育についてを書きます。
1.読書メモ
◾︎キリスト、孔子
・世界に最も影響を与えた人物。
→死後2000年経った現代人に大きな影響を与えているが
元々は凡人であった (※聖書や論語は弟子が編纂)
→社会や価値観は時代によって大