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有料noteをメンバーで探してみたら、みんなの個性が溢れた!〜#いま始めたいこと〜

こんにちは、広報担当のさおりすです。みなさんは、有料noteを購入して読んだことがありますか?

今月、「#いま始めたいこと」をテーマに、CoffeeSignメンバー全員で「読みたい有料noteを探す!」という企画に挑戦しました。

この企画に取り組んだ理由は、大量に無料で入手できる情報が溢れている今、「どのような情報であれば、人はお金を払いたいと思う価値を感じるのか」について改めて考えたいと思ったからです。

創業者、エンジニア、デザイナー、ライターなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが見つけてきた記事と、読んでみての感想をご紹介します。



デザインの視点から選ばれた記事

デザイナーのみなこさんは、「そのデザイン、だから何なの?」という記事を選びました。デザインの制作意図を言語化することの重要性を説いた内容に、自身の経験を重ねて、これからの提案に活かしたいとの感想をいただきました。

みなこさん(デザイナー)
■読んだ記事
そのデザイン、だから何なの?
https://note.com/tmaeda/n/n9135d504cd49

■感想
著者の「鬼フィードバック」という本を読んだことがあり、この記事もタイトルを見て気になったため選びました。
「デザインの制作意図」とは何か、実例の紹介とともに説明されている記事です。
「制作意図」とは、表面的な説明ではなく、ビジュアルに起こすまでの経緯を言語化すること。
そうすることで、課題解決のためにデザインをどう改善すればよいのかが明確になります。
頭では理解しているものの、実際に「○○をイメージして作成しました」と説明してしまった経験があるためヒヤッとしました汗。外面的なことは見れば分かるので、これからデザインを提案する場面では、「制作するまでのプロセスを重点的に説明するのを心がけなきゃ」と気が引き締まりました!


健康と医療に関する実用的な情報が詰まった記事

Chief Strategy Officerの森さんは、医師・ジャーナリストの村中璃子さんのnoteから3つの記事を選びました。専門性の高い医療情報が分かりやすく説明されており、健康に生きるための実用的な学びが得られたそうです。

森 篤史(SDTのCSO)
■読んだ記事
夜のスマホは「別にOK」。
睡眠学者に訊く医学的に正しい冬の快眠アドバイス
https://note.com/rikomuranaka/n/ne465f10afa29
世界に広がる「アルコールのない人生」―飲まない人が増えている理由
https://note.com/rikomuranaka/n/n0e0b0f5d21f6
条件付き「百薬の長」に復権?-アルコールの最新リスク評価
https://note.com/rikomuranaka/n/nc6c0e6a460b5

■感想
「医療」「IT」「科学」の3つについては、できるだけ最新かつ正確な情報を入手することで幸せな生活を送れると考えていて、今回は「医療」にフォーカスしてみました。
3つとも医師・ジャーナリストであり「10万個の子宮」の著書で有名な村中璃子さんのnoteです。
専門性が高いことを分かりやすく伝えることはジャーナリストや記者に求められる役割の一つですが、大学教授との対話や論文の解説などにより、最新の医療情報がとても分かりやすく説明されていました。
「スマホはナイトシフトの機能を使えば睡眠に害はない」「断酒や禁酒のベネフィットは若い年代で高く、40歳以上では少し飲む人の方が全く飲まない人よりも疾患リスクが低い」という学びが得られました!!


文章の読み方と書き方について考えさせられる記事

広報担当の私は、noteの読み方とレビューの書き方について書かれた記事を選びました。優れた感想を書く方の視点から、「読むこと」と「書くこと」のつながりを感じる内容でした。

さおりす(広報担当)
■読んだ記事
目指せ!ベストレビュアー賞!
https://note.com/monbon/n/ndbd763c26452

■感想
去年のnote創作大賞でベストレビュアー賞を獲得された方による、記事の「読み方」と、読んだ記事のレビューの「書き方」について記されたものです。ベストレビュアー賞にも選ばれた方(優れた感想を書く方)の記事の読み方、レビューの書き方を知ることで、読み手の視点を知ることができ、記事やnoteを書く上での学びにもつながりました。どんな観点で記事を読むのか、感じたことをどのように書いていくのか、気づきを得ました。「書くためには読まなければならない」と、最近感じています。インプットは頭の栄養。書き方を教えてくれるスクールはあるけれど、本の読み方や記事の読み方を学べるところってあまりないように思います。このnoteを読んで、「読むこと」と「書くこと」のつながりを感じました。これからもさまざまな文章読んでアウトプットしていきたいです。


「わがまま」と生産性の関係性に着目した記事

同じくライターのSeicoさんは、著書でも知られる山口周さんのnoteを読んでみたそうです。「わがまま」と生産性の関係について述べた記事に惹かれ、示唆に富む内容だったと語ってくれました。

Seico Yanagisawa(広報担当)
 ■読んだ記事
ダ・ヴィンチの「仕事論」
https://note.com/shu_yamaguchi/n/ne1a246b1f305

■感想
武器になる哲学」などの著書がある山口周さんのnoteを読んでみました!
山口周さんのnoteは、たまにタイトルで惹かれて、すごく内容が気になって購入することがあります。
ちなみに、この記事はダ・ビンチはわがままに交流人をえり好みし、自分が本当に楽しいと思える仕事に没頭した故に、信じられないほど高い生産性を発揮したという”「わがまま」と生産性”という論点で書かれていておもしろかったです!
〈記事から抜粋〉
現在、日本の労働生産性はG7の中でも不動の最下位を驀進していますが、端的にこれはモチベーションの問題と言えます。なぜモチベーションが低いのかというと、皆が与えられた義務や命令に対して実直で「わがまま」が足りないからだ、というのが私の見解です。
ここも、確かに!と思いました。
わがままという、誰もがイメージしやすい一言に集約してしまうのが、分かりやすいし、さすがだなと思ったりしました。


探してみたけれど、有料記事が見つからなかった分野も

一方で、興味関心のある分野の有料記事が見つからなかったというメンバーもいました。

なんでもひとりで作ってしまう創業者兼エンジニアの乾さんは、無料公開されている記事のなかに、有料級のノウハウが詰まった記事を見つけたそうです。Difyの用途についても詳しく教えてくださいました。(Difyとは、生成AIプログラムを構築するためのローコードツールです)

乾さん(SDT代表取締役社長)
■読んだ記事
Dify×Notion「自動連携情報収集bot」の作り方|Seiki Mitsumori
https://note.com/seiki_mitsumori/n/n9c7976867b1f

■感想
最近のマイブームがDifyというLLM関連の技術的なツールなのですが、それに関連する記事をピックアップしました。有料記事もいくつかあるのですが知っている内容が大半であったりする中、こちらの記事は汗と血と涙の結晶というか、自分でも数時間じゃ取得できないレベルのノウハウが詰まっていたので有料記事を差し置いてこちらとさせていただきました。

Difyは何ができる?
例えば、メールの着信を検知し、問い合わせ内容を詳細に分析する。
使い方
クレーム、課金、バグ報告、機能リクエスト、パートナーシップの打診なども自動で分類できる。
分類された内容に基づき、過去の対応履歴をAIで解析。
問い合わせ者の属性(無料ユーザー、有料ユーザー、法人など)や過去の問い合わせ内容も考慮して、最適な返信内容を自動生成する。
テンプレートの単純な当てはめではなく、一人一人に寄り添ったパーソナライズされた返信を作成。
返信内容をSlackに通知するだけでなく、チャットボットを介して社内の適切な担当者に即座に共有する。
担当者はワンクリックで返信内容を承認・修正して顧客に送信可能。これにより迅速な対応が実現。
一定のアルゴリズムに基づいて、問い合わせ内容や顧客属性ごとに返信の優先順位をAIが判定。
優先度の高い問い合わせには即時返信、それ以外は数時間から半日以内に返信、など自動で仕分け。
返信後の顧客との一連のやりとりも自動で継続。
明らかに人間の介入が必要な場合のみ担当者に引き継ぐなど、最適なハンドオフも自動判定。
問い合わせ内容と対応履歴を自動で分析し、FAQ整備やマニュアル改善、製品改善などにつなげるナレッジマネジメントも自動化。
こんなこと実現できてしまうツールなのです。



法務のMIdoriさんは、noteには、LegalやComplianceをテーマにした記事が少ないことを再認識したそうです。

MIdoriさん(法務) 
noteの有料記事をいろいろ検索してみたのですが、私が知りたい分野の情報は、noteにはあまりヒットせず。noteには、LegalとかCompliance とかEthical Businessというテーマについての記事はあまりないんだと再認識しました。個人的な趣味の旅、バスケットボール、アートだと、有料じゃないのは見つかるのですが、購入してまで読みたいか、となるとそうでもないのです。有料じゃない記事でも、いろんな旅の場所の情報を見たり、Travel Tipsを知ることができたのはとても良かったです。
地方創生も興味あるテーマなのですが、読みたい、という記事が見当たらずでした。
私の検索技術とテーマが「noteを使って発信している内容と合わないのかなあ」と思ったりしました。また、Twitterもインスタも、ハッシュタグで検索する、という習慣がない自分には、noteを使いこなす技術がないのかもしれません。

あとがき

今回の企画を通してメンバーの関心事や視点の違いを知ることができ、とても興味深かったです。

メンバーからは、
・興味関心のあるキーワードで記事を検索することで、これまで自分の視界に入ってこなかった記事に触れることができた。普段、あまり見ないような記事を見れたのは面白かった。
・noteでファンを作ることができたらnoteで収益化ができるということがわかった。noteの可能性はすごい!
・この取り組みがなかったら有料noteを購入することはなかった。
・有料noteを探すなかで無料記事で興味を持てるものに出会うことができた。
・著名ジャーナリストや著名人のnoteでは、書籍とは一味違った話が読めるのは面白い!
とのコメントも集まりました。

noteを続けていく上で、メンバーも参加できる企画は、社内の交流を深めながら、メンバーの多様性を活かせる可能性があると感じました。また、今回、メンバーが選んだ有料noteは500円〜1000円の記事でした。著書を出している専門家やあるジャンルの受賞者など、書き手の専門知識や経験値に価値を見出しているのだと改めて感じました。珈琲1杯や文庫本1冊分の値段で学びが得られるのであれば、とてもお得だと思いました。

みなさんも、興味のある分野の有料noteを探してみてはいかがでしょうか?
新たな発見や学びが得られるかもしれません。

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