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国家公務員って何やっているの?長時間労働の実態を解説!

こんにちは!Coroです。
今回は「国家公務員って何やっているの?」「なぜ長時間労働なの?」を徹底解説します!
国家公務員の残業時間は基本的に月80時間以上と言われています(働き方改革は何処に)。
あくまで私の経験から語りますので、個人的な感想が入っていることと、全公務員に当てはまるとは限らないことをご認識の上お読み下さい。

決裁(プロジェクトを進めるために、省内の偉い人に承認を得ること)

国家公務員の方々は、担当で事業を持ち、進めていきます。進めるためには偉い方々を回り「決裁を取る」必要があります。これが非常に時間がかかります。決裁を取るために、各方面に根回ししたり、資料を作ったり、特定の人のこだわりから決裁が止まったり・・。
「これ本当に必要なのか・・?」みたいな指摘も入ります。民間企業と異なり「売上」という共通目標がないので、必要か不明確な事で指摘され、その内容に応えるため、追加の資料を作成する、なんてよくある事です。
いろんな人の指摘が入る事で、ロジックがバラバラになることもあります。ただ全ての指摘がそうではなく、必要な修正や改善ももちろんあるので一概には言えず、そこが難しいところです。

事業者のフォロー

事業をするということは、ステークホルダー(利害関係者:事業に関わる外部の人)がいるということです。その方々と協力しながら事業を進めます。ただ、公務員の要綱・要領を読んだことがある方は感じるかも知れませんが「文字が多い上に、何を言っているか難しい・・」と感じる方もいると思います。ステークホルダーの方々が、本業の仕事をしながら、行政施策の隅々まで理解して事業を進めるのはとても難しいです。なので、このフォローを行う必要があります(コンサルティングくらい時間を使います)。
加えて何百者と事業対象者がいるとすると・・。公務員の皆様、日々ありがとうございます。

国会待機

こちらは今や国家公務員の残業時間が増える有名な要因ですね!あえてここは語らないですが、詳細はネットで検索すると出てきますので、気になる方は検索してみてください。

申請書類のチェック

公務員の公文書に間違いがあれば大問題です。なので、膨大な資料をダブルチェック、トリプルチェックしたり、先方に修正を依頼したり、決裁で指摘があれば直したり。このようなことを実務として行います。私は苦手だったので神経をすり減らしながらチェックしていました。

印刷物の刷り直し

これは大企業・公務員あるあるかなと思います。上記でも記載した内容と近いですが、一文字・一単位でも間違いがあれば大問題なので、1000枚印刷した後にミスや指摘があったときはやり直しです。クラウドを活用したいですね・・。

以上、国家公務員が長時間労働になる要因を私なりに解説しました。
私はこの記事を通じて公務員の方々の労働環境や大変さを少しでも理解してくれる方が増えることを願っています。
本当に公務員の皆様方には、我々の生活を支えていただき、感謝しかありません。

本日もここまでお読みいただきありがとうございました!
ではまた!


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