見出し画像

爽やかな甘酸っぱさ!低糖質グルテンフリー「レモンブラウニー」

「料理上手な母の味を受け継いで」というパターンが一般的ですが、うちは逆のことがひとつありました。

それはオーブンをつかったスイーツづくりです。わたしがはじめて本格的なスイーツをつくったのが中学生のころで、クッキーからはじまりメロンパンを焼く週末もありました。

そんなわたしに触発されて母もスイーツづくりにハマり、友人によくプレゼントしていたのを覚えています。製菓材料を一緒に買いに行ったり、キッチンに並んでつくったりも。

晩年、手に力が入りにくくなってからは食べる専門になってしまいましたが、母の「おいしいわ〜」と喜ぶ顔みたさにわたしのスイーツづくりへの情熱は一層高まるのでした。

もう母の日に直に感謝をのべることはできないけれど「おいしいわ〜」といいながら一緒に食べる姿を想像しつつ、できあがったレモンブラウニーを堪能しました。

画像1

食材豆知識

【レモン】
皮に含まれる「αリモネン」は記憶をつかさどる脳の海馬(かいば)の働きを活性化。食べるなら国産無農薬レモンの皮がマスト。

【はちみつ】
ビタミンB群の一種「パントテン酸」を含み、美肌づくりをおてつだい。はちみつのなかでもアカシアは低GI値といわれています。

【オリーブオイル】
積極的に摂りたい良質な油のひとつ。糖質の多い食事に加えると血糖値の上昇をおさえてくれます。

画像2

「成城石井 ヒマラヤンアカシア純粋はちみつ」と有機レモン

はちみつとレモンの組みあわせを最初に発明したひと天才!と思ってしまうほど最強のコンビですよね。そこに相性のよいオリーブオイルを加えました。

低糖質グルテンフリー&シュガーフリー「レモンブラウニー」レシピ

材料(12cm角型 1台分)

オリーブオイル:100g
はちみつ:80g
卵:1個
レモン汁:大さじ1
レモンの皮のすりおろし:小さじ1
アーモンドパウダー:100g
ココナッツパウダー:25g
タピオカスターチ:小さじ1
ベーキングパウダー;小さじ1

レモングレイズ
エリスリトール:60g
レモン汁:大さじ2と½

つくりかた

画像4

①ボウルにオリーブオイル、はちみつ、卵をいれ白っぽくもったりするまでよく混ぜる

画像5

②レモン汁とレモンの皮のすりおろしを加え、混ぜあわせる

画像6

③あらかじめよく混ぜあわせておいた、アーモンドパウダー、ココナッツパウダー、タピオカスターチ、ベーキングパウダーを数回にわけて加え混ぜる

画像7

④160℃に予熱しておいたオーブンで約35分焼く

画像8

⑤完全に冷めてから、混ぜておいたエリスリトールとレモン汁をトッピング

画像9

メモ
・型の底にオーブンペーパーを敷いておくと焼きあがったあと外しやすい
・このレシピでちょうどレモン1個分つかいきり

画像9

今回、グレイズにエリスリトールをつかってみました。エリスリトールは、厚生労働省で認められたカロリーゼロの天然甘味料。糖質ゼロで血糖値をあげにくいといわれています。

しばらくの間つかうのをためらっていましたが、考え方を参考にしているアメリカの医学博士 スティーブン・R・ガンドリーのレシピ本にエリスリトールが含まれているのをみて決心。スイーツの性質にあわせて、つかいわけていこうと思っているところです。

画像10

はちみつ、レモン、オリーブオイルがはいっているからなのか、どこか地中海っぽい雰囲気を醸しだすレモンブラウニー。爽やかな甘酸っぱさが病みつきになります。

***

ケーキスタンド:パタパタ民族、カップ&ソーサー:RIVERET、ミニプレート:テーブルウェアイースト、デザートフォーク:quatre saisons、レモン柄クロス:DAISO

この記事が参加している募集

至福のスイーツ

私のコーヒー時間