ささきひろこ

フリーランスエディター/レシピクリエイター。Webマガジン『CLIP'CLIP』運営。グルテンフリー&レクチンフリーなライフスタイルをVlog(https://youtube.com/@life_with_lab_joey)で配信しています📹

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  • レクチンフリー&グルテンフリー★レシピ

    「グルテンフリー」で「レクチンフリー」のレシピを集めます♪

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    低糖質グルテンフリー&シュガーフリーのレシピ記事を寄せ集めます♪

最近の記事

旅にマストな7つの要素

秋はいつ訪れるのだろう。 真夏の異常な暑さはなくなったとはいえ、日中は20℃を超える日もある関東に住んでいると、この疑問はわたしの脳裏を支配する。 はるか彼方に忘れ去っていた「寒い」という感覚に、先月、わたしは愛犬とともに再会していた。4泊5日の長野の旅であった。 長野は秋の真っ只中にいた。 犬を飼いはじめてから、旅の仕方がかわった。 ひとり旅なら何の懸念もなかったことが、犬との旅ではそうはいかない。 最初に調べるのは「犬連れOK」かどうか。そこに「大型犬可」かど

    • タルトとキャロットケーキが出会ったら

      考えごとをしていたら手順を間違えた。もちろん失敗した。 購入したばかりのシフォンケーキ型をつかい、ほかでは見かけないちょっと形のおもしろいケーキをつくろうと意気揚々としていたのに。 雑念はないに越したことはない。 先日、耳を傾けていたポッドキャストで「赤身肉を食べつづけていたらやせた」という話をしていた。 これは試さないと、とすぐに行動にうつしたのには理由がある。猛暑の日々でろくにカラダを動かしていない自分の”重さ”に薄々気づいていたからだ。 きのこのリゾットにステ

      • いちじくのアップサイドダウン・キャロットケーキ

        花のある暮らしをはじめてみた。 日頃から花に親しんでいるひとからしたら「なにを今さら?」と思うに違いない。 父は畑で野菜や果物をつくっていただけではなく、自宅でもたくさんの植物を育てていたし、花好きの母はたやすことなく花瓶にいけていた。そんな両親のもとで育った。 にもかかわらずわたしのこれまでの人生の大半は、花というものから縁遠い暮らしをしていた。それには理由がある。 ひとつはお金がなかった。花にかけるたかだか数百円でさえ、ままならない貧困の時代もあったのだ。 そし

        • ケースでいただいた梨をありがたくいただく「梨レシピ5選」

          暮らしのあり方を考えなおしている。 自分にとって「心地よい暮らし」であるかどうか。それをつねに問うているのだが、頭のなかだけで思い巡らせているのではなく、実際に行動に移そうとしているフェーズに今ある。 その波は1年どころか半年、いや、数ヶ月単位でやってくることもしばしばだ。 こういうとき、恵まれた環境にいるなと感謝せずにはいられない。 リモートワーク、子なしシングル、両親は他界、賃貸住まいというのは、自分が望みさえすればいつだってどこにだって動けるのだから。 だから

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        • レクチンフリー&グルテンフリー★レシピ
          66本
        • 低糖質グルテンフリー&シュガーフリーレシピ
          44本

        記事

          旅先で出会った食材「ビーツのキャロットケーキ」

          食わず嫌いということばがある。 食べたことがないのに、なんとなく嫌いだと思いこんでいる。そういうのって、食べものに限らず日常に潜んでいないだろうか。 たとえばひとの印象もそう。 どうも苦手(その気持ちはほぼほぼ勝手な嫉妬からきていた)だなと感じていた、とあるエッセイストのポッドキャストを聴いてみたら、めちゃくちゃおもしろくて、嫌悪感を抱くどころかむしろ大好きになって全話視聴して本まで買ってしまった。 こういうことがたまにある。 「なんかイヤ」のボヤッとした気持ちを一

          旅先で出会った食材「ビーツのキャロットケーキ」

          真夏のキャロットケーキと、救急車

          わたしは過去に2回、救急車に乗っている。 1度目は、実家に遊びに行った際、母に熱中症の疑いがありわたしが救急車を呼んだ。付き添いではじめて乗った救急車の印象は「狭い!」であった。 そして2度目は3週間前に起きた。 愛犬Joeyを連れて静岡の川で遊んでいた日のこと。時間にしたら1時間程度だったと思う。暑いから早めに川をあとにし、近くのカフェのテラス席でランチを食べている最中だった。 突然、頭がクラクラしはじめたのだ。 これはやばそうだと感じて、すぐに店内で食事をとらせ

          真夏のキャロットケーキと、救急車

          「キャロ活」はじめます

          わたしのiPhoneの「メモ」には、noteの記事ネタになりそうな気づきをメモした走り書き(走り入力が正しいか)がある。 もうだいぶ前になるが、どこかで目にした「キャロ活」という表現がおもしろくて、やはりこれもメモしていた。 ちまたでいう「キャロ活」とは、キャロットケーキを食べ歩くことなのだそうだが、わたしの場合は「キャロットケーキをつくって食べる」意味でつかう。 キャロットケーキの魅力のひとつをあげるとすれば、つくるひとによって味わいがまったく異なる、という点にある。

          「キャロ活」はじめます

          ポップオーバーでおうちカフェ。そして、愛犬と食べるレアチーズケーキと

          偶然みつけたポッドキャスト番組『WEDNESDAY HOLIDAY』を聴いている。 なんでも効率を重視しがちなわたしだから、空いている耳がもったいなくて、掃除をしているとき、食器を洗っているとき、洗濯物を干しているときなどがその時間にあてられる。 小説家の山内マリコさんの会で、ハッとする瞬間があった。 (くわしくは番組を聴いていただくとして)「締切」が、つづけていくきっかけになる、という話も出てきてちょっと気まずくなったのをここで白状しておきたい。なにしろすっかりnot

          ポップオーバーでおうちカフェ。そして、愛犬と食べるレアチーズケーキと

          こころの在りかた次第で

          2024年の1/3が慌ただしく過ぎ去った。 年が明けてからしばらくの間は感情の起伏が激しいときもあったが、俯瞰してみるという行為をクセづけしていたおかげで、トラブルを回避できたばかりか、物事がいい方向に進んでさえいる。 ネガティブな心情が伝染するように、ポジティブな心持ちもまた伝染する。これは真理だと思う。 「イヤだな」と思った気持ちをそのままぶつければ、それが倍になって返ってくることだってあるし、嫌悪につかう労力は半端なく心身を消耗させる。 こんなとき、以前のわたし

          こころの在りかた次第で

          デザイナー・ライター・エディター募集の話と、「ひんやりスイーツな気分」のこと

          ここのところ「ひんやりスイーツな気分」だ。 バナナアイスをつくったり、シンプルなゼリーをつくったり、前回noteに投稿したようなフレッシュタルトの日もある。 OYAOYAの姉妹ブランド『梨からの手紙』のドライ梨をつかった、レアチーズケーキだってそう。 クリームチーズを配合しているから厳密にはレクチンフリーではないけれど、牛乳や生クリームではなくココナッツミルクで仕上げた「ローレクチンスイーツ」になっている。 「ひんやり」の最高峰にあたるかき氷にはまだ手を出してはいない

          デザイナー・ライター・エディター募集の話と、「ひんやりスイーツな気分」のこと

          「レモンカードとキウイのフレッシュタルト」と、最高の人生にする方法について

          いちいち認識したくはないが、やっぱりこう思ってしまう。 今年も1/4が過ぎ去った、と。 この3ヶ月、胸を張ってやり遂げたと報告できるものがあるかと問われると、うつむきたくなる。 よりよい人生にしたいと願っているのに、時間ばかりが猛スピードで駆け抜けていくようで不安にさえも。 これは、読み進めている本『GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法』のなかにあった一文だ。 今まさにわたしに向けたメッセージなんだと思う。 今年は雨の多い春に感じる。 雷

          「レモンカードとキウイのフレッシュタルト」と、最高の人生にする方法について

          「みる」から「みない」、「みない」から「みる」習慣

          毎日チェックしていたnoteが、いつの間にか開くことすらしなくなった。「みる」のが当たり前だった習慣も、「みない」がデフォルトになるときがくるのかと、自分でも驚く。 この1ヶ月ちょっとの間、noteを投稿しない以外はいたっていつもどおりの日々だった。愛犬とお散歩をしたり、スイーツをつくったり、インテリアをたのしんだり。 大切にしたい時間を、より一層充実させたいと願うようになった。 インテリアといえば、和室に少し変化をつけた。 和室のない物件に何十年も住んでいたから、久

          「みる」から「みない」、「みない」から「みる」習慣

          今年のバレンタインスイーツと、思い出す昔のこと

          新年を迎えてから時間のつかい方を変えているおかげで、朝1時間、夜1時間ほど余裕がうまれた。 今までほとんどなかった「こころのゆとりを感じる時間」が手に入り、「手放す」を実行してよかったと感じている。 そうこうしているうちに気づけばもう2月。この月は、やはりコレを避けることはできない。 バレンタインデー。 男性から女性へ、女性から男性へ、はたまた女性から女性へ(いや、もはやジェンダーを語るなんて時代遅れなのかもしれない)日頃の想いや感謝を伝えるのにベストな日だ。 だか

          今年のバレンタインスイーツと、思い出す昔のこと

          「ビーツとババロアのレイヤーケーキ」と、うちの炊飯器事情

          ごはんよりも断然パンがスキなわたしは、年間とおしても2,3回くらいしかまともに米を食す機会がない。 そんなうちにも炊飯器という家電は存在する。「カビが生えているんじゃないか?」という心配はご無用。これでいて、わりと出番がまわってきているのだ。 わが家の炊飯器は、ごはんが炊かれる代わりにさつまいもや栗が蒸される。そしてときどき、こんな食材も。 ビーツである。ボルシチのあの赤さの正体だ。 欧米ではスイーツにもたびたびつかわれているのを前々から知ってはいたものの、実際につか

          「ビーツとババロアのレイヤーケーキ」と、うちの炊飯器事情

          隠れた「期待」が人生をおかしくする

          宝石やふとんを買わされたり投資話を持ちかけられたりといった経験もなければ、この先になんらかの形で騙される気もさらさらない。 でも、特定のひとに対しては「期待」という名の信用をわりとすぐにする。これがやっかいだ。 相手はそんなこと望んでもいないだろうに、勝手に「期待」しておいてそれが果たされないとガッカリする。裏切られた気持ちにさえなる。 対象は自分自身のときもある。 昨年の夏ぐらいだろうか。いや実際にはもっと前から薄々気づいてはいた。それが自分にとって都合のいい解釈な

          隠れた「期待」が人生をおかしくする

          飲めるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」と、世界のこどもたちからのギフト

          天災は忘れたころにやってくるといわれるが、吉報も思わぬときに届くものだ。 度重なる引っ越しに伴う梱包・開梱にあたり、自分の荷物の多さに辟易する場面が多々あった。なかには買ったことさえ忘れているものも。気にいって買ったはずなのに1度も袖をとおしていない服、新品のまましまわれっぱなしの文房具類、つかう予定のない未開封の生活用品と対面した。 いつだったか、どこかでみかけた『NPO法人ワールドギフト』に寄付するのはどうだろう。思い出してすぐにダンボールにまとめて、送る準備をした。

          飲めるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」と、世界のこどもたちからのギフト