ささきひろこ
低糖質グルテンフリー&シュガーフリーのレシピ記事を寄せ集めます♪
「グルテンフリー」で「レクチンフリー」のレシピを集めます♪
週末、うちにゲストがやってきた。 ドッグランで偶然に出会ってから、仲よくしてくださっている犬友さんだ。飼い犬のハチは、Joeyと同じくラブラドールで1歳違い。歳が近くて気があうからなのか、Joeyはハチをみつけるとピタッと張りついて遊びたがる。 犬友さんは、わたしがInstagramにときどきあげるスイーツの写真に興味を持ってくれていた。「あれってお仕事ですか?」 「半分趣味で、半分仕事です」とわたし。 「すごい。ケーキなんてつくったことない」 そういわれて今度はわ
自分にアッパレ。そんな気持ちになるのはこんなとき。 何十回と懲りずに焼きつづけ、ようやくカタチになったときだ。しかも、まぐれではなく何回やっても安定して焼きあがるようになった。そこまでに到達した。 日本生まれの「スフレチーズケーキ」レシピは、星の数ほどある。わたしがつくりたかったのは、グルテンフリーでローレクチン。さらに、表面が割れないように焼きあげるタイプ。そんな条件の揃ったレシピはどこにもない。だったら第一号になろうと。 しかもそれでは終わらない。 最終的に目指す
イギリスには一度だけ訪れたことがある。 フランスひとり旅がメインだったその旅程で、飛行機チケットの特典だかなにかでイギリス行きが”おまけ”みたいについていた。たったの2日間。1秒もムダにしたくなかったから、事前に計画をたてて挑んだ。老舗のティールームに行ってアフタヌーンティーを優雅にたのしみ、コベントガーデン(蚤の市)にも足を運んだ。当時から大好きだったスコーンを、滞在中に可能なかぎり食べようと、複数のお店で計10個近く買い求めていたような記憶がある。 今のようにスマホも
冷蔵庫の整理をしている。 ひとり暮らしだとツラい、のひとつにあがるであろう食材の消費は、永遠のテーマかもしれない。 保存がきくからと、冷蔵庫や冷凍庫につっこんだまま忘れているもの、つかおうと思いつつタイミングを逃しているもの、いつの間にか賞味期限が切れたもの、そんなものたちであふれかえっている。 そろそろヤバいよと自分をふるいたたせたら、こんなレシピが誕生した。 グルテンフリーでレクチンフリーな「ラズベリーとココナッツのマカロン」レシピ材料(直径約4cm 36個分)
思えば、子供のころから聞いていたことばかもしれない。にもかかわらず、いくつになっても”それ”になりきれない自分がいる。 「自己肯定感」とか「セルフラブ」とか、メディアでひんぱんに特集されているところをみると、わたしのようなひとがほかにもたくさんいるのだろう。 無事に朝を迎えられるだけでも幸せなのに、なぜ余計な欲を満たそうとするのか。己の長所に目を向けず、他人と比べて劣っている部分に固執するなんてバカげている。と、もうひとりのわたしがときにつぶやく。 林真理子さんのメッセ
世のなかには、「失敗」や「偶然」から生まれた名品がたくさんあります。 スイーツでいうと、タルト生地を先にいれておくのを忘れてできたという「タルト・タタン」が有名ですね。 レシピにおいては特に、失敗から学ぶことが多いような気がします。 つい3日前の話。レクチンフリーで、あたらしいスコーンレシピを試してみたくて焼いたところ、「なんか違う」仕上がりになりました。マズいわけじゃないけれど、要改良というのだけは明白で。 レシピを調整しているうちに、「型で抜くのではなく、マフィン
もう何年も前から「イケてない」と自覚しているのが、「写真におさめるためのテーブルコーディネート」です。構図、ともいえるかもしれません。 レシピを考えつくったはいいけれど、いざ写真を撮ってみたらパッとしない。そんなモヤッとした気持ちを、長年抱いていました。 貧困女子時代は、うつわにかける余裕がないからなんとなく安っぽくなっていたし、”表現”できる数に限りがあったしで、残念な印象の残るものばかりでした。まあ、単にお金をかければいいってものでもないと、のちのち気づくんですけどね
欧米のスイーツレシピではよくみかけるけれど、日本ではあまり目にしない食材がいくつかあります。 ルバーブ、チェリー、ライム。すぐに頭に思い浮かぶこの3つのなかで、季節問わず国内で手にいれやすいのがライムです。 レモンよりも酸味がおだやかで、キリッとした爽やかさが持ち味のライム。レモンと並ぶくらい市民権を得てもいいはずなのに、活躍の場はカクテルかサラダに添えられる程度のライム。 そんなライムと白ワインを効かせた、おとなのレアチーズケーキをつくってみました。 グルテンフリー
長年通っていた、とあるお店に行くのをやめました。 信頼していたひとから、数ヶ月にも渡って欺かれていたと判明したのが最大の理由です。それまでも出向くのがだんだんおっくうになる要因が環境の変化によってあったけれど、それでも培ってきた関係を大事にしたいという想いがあったから足を運んでいたのに。 ほかのひとからしたら、まったくもって取るに足らないことなのかもしれません。でもわたしはダメでした。「がっかり」した感覚は、もう拭えなかったのです。 むかしから「感覚」を大事にして生きて
学生時代に通っていたなじみもあって、約3年前の移住(都内から湘南へ)計画中には「鎌倉」の文字も浮かびました。あらゆる角度から検討を重ねた結果、ときどき訪れるだけの地でとどまりましたけれど。 「ときどき」 このことばはあいまいで、週に1回のひともいれば、半年に1度の感覚のひともいるかもしれません。わたしの場合には月1。ネイルサロンに行くついでに、鎌倉を堪能しています。 観光客の多さになえる日をのぞけば、やっぱりステキな街だなと思わずにはいられない鎌倉。そしてここには、「ま
編集の仕事はたのしい。だれかにとって役に立ちそうな企画や情報を立案したり、あらたな気づきを与えたり。 これ、レシピづくりに通じているなとつくづく思うんです。 ひとつのレシピができあがったら、そこから最低でも2つ3つのアレンジを考えるのがいつもの流れ。「応用力」といってもいいのかもしれませんね。 特に意識していなかったけれど、アレンジするのがスキで得意という自分の一面を、日々の暮らしのなかでみつけました。 たとえば「カッサータのパフェ」もそう。たまたま残って冷凍していた
noteでもたびたび書いているから、極度の虫ぎらいはすでに数名のかたに知られていると思います。 どれだけ避けようとして生きているか。少し例をあげると、ここ数年は一切家の窓を開けない(隙間から入ってくるから網戸にさえしない。窓を開けなくても24時間換気が行われているので臭くない…はず)。植木や花を一切置かない(どこからともなく虫が寄ってくるから)。真冬以外は黒っぽいものを身につけない(攻撃してくる色らしいから)ようにする。とまぁこんな感じです。 こんなわたしにも、植物を育て
じつに6年ぶりの訪問となる『FOODEX JAPAN 2023』へ参戦。 世界中の食の旬ネタが集まるとあって、とてもたのしみにしていました。 はじめてフーデックスへ出向いたのが今から○年前(相当むかし)。ワインの営業をやっていたときでした。 あちこちのブースでワインをちびちび飲み歩いていたから、帰りの電車のなか(まだ明るい時間)では赤い顔をしてうつらうつらしていたのを覚えています。 今回の最大の目当てはこちら。 公式サイトにてレシピを紹介させていただいている『Mai
寒さがゆるみポカポカ陽気になってくると、ウキウキするひとのほうが多いと予想しますが、わたしの気分は下降気味。春・夏はいろいろ生まれては成長し、繁殖するからゆううつで…。 あ、申し遅れました、虫の話です。 今季の虫対策をどうしようかと、段取りをアレコレ考えながらJoeyとお散歩するちかごろ。「あぁ、ついに春が来たか…」なんて思ってはいても、ところどころに見え隠れするピンク色の花に、しばしうっとりする瞬間も。キレイだなという気持ちは、季節を問いませんね。 お花見をする習慣は
遠いむかし、雑貨屋に勤務していた時代がありました。時にホコリまみれになったり、手を切ったり、クレーム対応をしたりもあったけれど、大好きな雑貨と触れあう時間はしあわせでした。ある作業を除いては。 年に1回ある、永遠にこないでほしい日。それが棚卸しでした。 やらないわけにはいかない重要な任務。そうとわかっていても、気が重かったのを忘れません。終わると、めちゃくちゃいい達成感があるんですけどね。それに、いろいろ”データ”がみえてくるので、つぎの仕入れなどにも役立ちますし。 ふ
車のある生活がはじまり、格段に便利になったと感じる筆頭が、スーパーでの買いものです。 「これ以上買うと重いからやめておこう」とか「雨のなか傘をさしていくのはおっくうだな」といった、悩ましい”問題”がなくなりました。 特売されていたビンのオリーブなんかも、すぐにカゴにいれてしまうように。 せっかくだから、オリーブを活躍させてあげられるレシピをつくろうと思いたち、できたピザがコレです。 グルテンフリーでレクチンフリーな「耳オリーブのピザ」レシピ材料(直径約25cm1枚分)