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ファーストインプレッションのメモ

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山際経済再生相辞任ドキュメント

 岸田首相は、旧統一教会との関係が相次いで浮上した山際氏を巡り、対応に逡巡を重ねてきた。 臨時国会前 臨時国会前の9月下旬には、首相は「山際さんが自分の口で説明…

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1年前
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今週の動き(11/13〜)

今週の政局  今週の政界の動きは激しかった。神田憲次財務副大臣の辞任、岸田文雄首相の訪米、高市早苗経済安保相の勉強会立ち上げ、池田大作名誉会長の死去など、大きな…

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7か月前
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今後の政治日程

お久しぶりです。しばらく中断していたnoteの投稿を再開しようと思います。  まず、今後の政治日程から見ていきましょう。スケジュールを把握しておくのは今後の政局を読…

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8か月前

政局論評#1

 安倍元首相の死去以降、自民党と旧統一教会との関係が盛んにメディアで取り上げられ、7月下旬から支持率は急落し危険水域に突入した。  岸田政権は3つのポイントで対応…

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1年前
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政局日記(10月29日)

 今日は萩生田政調会長の動きに注目する。  10月26日、鈴木財務相は、茶谷事務次官、新川主計局長と共に首相官邸を訪れ、補正予算案の規模を提示した。鈴木は、約25兆円…

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1年前

政局日記(10月27日)

日程窮屈、延長も視野 国会運営に自民から不満―与党(時事) ⚪︎ 総合経済対策の裏付けとなる補正の提出は11月にずれ込む。岸田文雄首相は11月中旬に東南アジア歴…

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1年前
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政局日記(10月24日)

山際大志郎経済再生相が辞任とのこと。個人的には少々遅かったのかなという印象。 まず今日の朝刊から 答弁修正、参謀不在が起因 岸田首相、文化庁の意見「うのみ」 急…

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1年前

山際大臣の進退について

 自民党と統一教会の関係が指摘され、3ヶ月以上過ぎたが、岸田政権の問題対応(火消し)は十分ではないように思える。  特に山際大志郎経済再生相は、次々と接点が明らか…

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1年前

政局日記(10月23日)

安倍チルドレンが止めた「新会長」繰り返されるか、派閥分裂の歴史(朝日) 「自宅を担保に入れてカネを集めるくらいの覚悟が必要だ」と森喜朗に言われた塩谷立、朝日では…

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1年前
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山際経済再生相辞任ドキュメント

山際経済再生相辞任ドキュメント

 岸田首相は、旧統一教会との関係が相次いで浮上した山際氏を巡り、対応に逡巡を重ねてきた。

臨時国会前 臨時国会前の9月下旬には、首相は「山際さんが自分の口で説明できないようなら困ったことになる」と周囲に不安を漏らし、松野官房長官を通じ、山際氏に自ら辞任する考えはあるかどうかを探ったこともあった。
 しかし、山際氏は「辞任の考えはない」、「しっかり説明するから大丈夫です」と強気の姿勢で、首相もそれ

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今週の動き(11/13〜)

今週の政局
 今週の政界の動きは激しかった。神田憲次財務副大臣の辞任、岸田文雄首相の訪米、高市早苗経済安保相の勉強会立ち上げ、池田大作名誉会長の死去など、大きなニュースが駆け巡った。月曜日の報道から順に追っていく。

【月曜日】
神田財務副大臣が辞任
 税金を滞納し、所有していたビルが4度も差し押さえられるていたことが先週水曜日の週刊文春のスクープによって明らかになった。首相周辺は三人目のドミノ辞

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今後の政治日程

お久しぶりです。しばらく中断していたnoteの投稿を再開しようと思います。

 まず、今後の政治日程から見ていきましょう。スケジュールを把握しておくのは今後の政局を読む上で重要です。

 岸田政権の支持率が危険水域に突入し、永田町ではポスト岸田の話題もされるようになっています。13日の産経新聞では、3月末の予算案成立を花道に退任論も取り上げられていました。
 ただ、岸田首相にとって国政選挙がしばら

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政局論評#1

 安倍元首相の死去以降、自民党と旧統一教会との関係が盛んにメディアで取り上げられ、7月下旬から支持率は急落し危険水域に突入した。

 岸田政権は3つのポイントで対応に失敗した。
 一つは内閣改造だ。安倍元首相の四十九日を待って改造が行われると見られていたが、岸田首相は奇襲作戦で内閣改造を一ヶ月前倒しした。旧統一教会との接点が確認された閣僚を中心に交代させたが、山際経済再生相のように接点が指摘されな

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政局日記(10月29日)

 今日は萩生田政調会長の動きに注目する。
 10月26日、鈴木財務相は、茶谷事務次官、新川主計局長と共に首相官邸を訪れ、補正予算案の規模を提示した。鈴木は、約25兆円の規模とし、「党内も大体まとまっている」と報告した。
 しかし、岸田首相は財務省側の報告に疑問を持ち、萩生田に電話をして確認したが、やはり萩生田は納得していなかった。
 同時刻、党の政調では補正予算案に関して詰めの協議が行われていた。

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政局日記(10月27日)

日程窮屈、延長も視野 国会運営に自民から不満―与党(時事)

⚪︎ 総合経済対策の裏付けとなる補正の提出は11月にずれ込む。岸田文雄首相は11月中旬に東南アジア歴訪を予定しており、衆院予算委員会を開けるのは早くても国会終盤の11月21日からとなりそうだ。
⚪︎ 今国会で目立つのは官邸と自民党国対の連携不足だ。そもそも会期途中に補正を出し、予算委を再び開く日程の組み立て方に党内から「おかしい。首相の

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政局日記(10月24日)

山際大志郎経済再生相が辞任とのこと。個人的には少々遅かったのかなという印象。

まず今日の朝刊から

答弁修正、参謀不在が起因 岸田首相、文化庁の意見「うのみ」 急転直下の舞台裏・旧統一教会(時事)
 岸田文雄首相は解散命令請求について「民法の不法行為は含まれない」と答弁していたが、一夜にして一転させ「民放の不法行為も含まれる」と答弁した。
 文化庁とのやりとりは事務秘書官のみが対応しており、文化

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山際大臣の進退について

 自民党と統一教会の関係が指摘され、3ヶ月以上過ぎたが、岸田政権の問題対応(火消し)は十分ではないように思える。
 特に山際大志郎経済再生相は、次々と接点が明らかになり、国会でも大きく取り上げられている。
 これまで、事態対処に乗り出した松野博一官房長官は、山際と協議し辞任の意向を探ったが、調整は進まなかったと読売が報じている。
 そうした中、政権が山際を更迭できないのは2つ理由があるのではないか

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政局日記(10月23日)

安倍チルドレンが止めた「新会長」繰り返されるか、派閥分裂の歴史(朝日)
「自宅を担保に入れてカネを集めるくらいの覚悟が必要だ」と森喜朗に言われた塩谷立、朝日では塩谷は前向きに捉えていたが、文春では退散したようなニュアンスで書かれている。
また、塩谷派への移行に当選4回の若手が反対したとあったが、仕切っていたのが大西英男だというのが少し驚き。これまでの報道だと福田達夫、佐々木紀がメインだったので。

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