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「引きこもり時代」を発信して、今思うこと

約1ヶ月間のインターンを終えて、東京に戻ってきました。

7時半に起きてラジオ体操をする、という生活をインターン先でしていたので、早寝早起きの健康的な生活を続けています!

今日も早朝から、散歩してきました!
少し肌寒かったけど、それもそれで気持ちよかったなぁ。

今はカフェで、考えていることを文章にしているところです…!

インターンを終えて、思うことは沢山あるのですが、今回は、
①発信すること
②「わたしの引きこもり時代」を投稿して、ご縁をいただいた方々
について紹介したいと思います。


発信するつもりはなかった

わたしは、インターンに参加する前、引きこもり時代のことを発信するつもりは、全くありませんでした。

もう既に、仲の良い友人には伝えていたし、彼らが知ってくれているだけで、満足でした。

でも、インターン先の南伊豆町に住む地域の方々や、宿のオーナーに出会ったことで、考えが変化していったんです。

宿にあった、洗濯機が故障した時、電話1本で駆けつけてくれた地域の方や、収穫した新米をくださった農家さんなど、人のために率先して行動する、彼らの姿から、「わたしも、誰かのために行動を起こしたい!」と、思うようになっていました。

わたしの身近にも、家に引きこもってしまって、苦しんでいたり、精神疾患と闘っている友人がいるので、「少しでも力になれたらな。」と思い、投稿することにしたんです。


言語化してみて

でも実際、引きこもっていた時のことを振り返って、文字にしていくと、涙が次々に溢れてきました。

もう辛くなんかないのに、なんで涙が出るんだろう。

最初は、その涙の意味が自分でも分からなかったけど、きっとその涙は「わたし、よくがんばったなぁ。」って自分自身を労る涙でした。

葛藤しながらも、伝えたい言葉は次々に浮かんできて、割とすぐに、書き終えました。でも、投稿ボタンを押すのには時間がかかりました。

今は、ありのままの自分を、受け入れてもらえる環境にいるけど、
"東京に戻ったら、フィルターをかけて見られてしまうかもしれない"
冷静になると、こんな思考に陥って、怖くなりました。

「誰かのために発信したい!」「でもやっぱり怖い…。」
2つのジレンマに挟まれながらも、発信したところ、思っていたものとは違う反応が返ってきたんです。

昔からの親友や、親友のお母さん、高校の後輩、今までなかなか関わりを持てなかった友人が、いいねを押してくれたり、わざわざダイレクトメッセージを送ってくれたんです。

「サリの投稿を見て、わたしも行動してみようと思った!」
「わたしも就活に悩んでいたけど、投稿を見て、勇気をもらったよ。」
「辛かったはずなのに、投稿してくれて、ありがとう。」

こんな温かい言葉をいただけたんです。
それこそ、涙が止まりませんでした。
「発信して良かった…!」って思えた瞬間でした。
1番嬉しかったのは、自分のありのままを発信したことで、今まで以上に、自分らしく居られるようになったことでした。


わたしの発信を通して

発信をしたことで、こんなご縁を育てることが出来ました。

わたしの投稿を見てくださっていた、宿のゲストさんが、「話してみたかったの!」と言って、1時間半も人生相談に乗ってくださったり。

同い年で、ヨガ教室を経営しているゲストさんと繋がって、実際に会う約束をしたり。

左側から、長女(ヨガ教室の経営をされている方)、次女、三女の3姉妹と、従兄弟くん。
「写真載せて全然いいよ、嬉しいです!」と、快く承諾してくれて、ありがとう!
東京に戻ってきた時も、「お帰りなさい!」とメッセージをくれる、心優しい友達。

熱海のゲストハウスで勤務されている、同じニックネームのサリーさんが、ご連絡をくださり、お会いすることになったり。(実際に、インターンを終えて、そのまま熱海に向かい、お会いすることができました…!)

熱海の観光スポットを教えてくださり、翌日、来宮神社(きのみやじんじゃ)に行ってみました!楠木がとっても立派で、豊かな自然に癒されました。

Wサリーです(笑)!ゲストハウス「マルヤ」さんのポーズを伝授してくださいました(笑)!
またお会いしたいなぁ。

こんな、全く想像もしていなかったことが、次々に起きたんです。


インターン先のイッテツさんが教えてくれたこと

少し話が前後してしまうのですが、インターン先での最初の2日間は、オーナーのイッテツさんが開講する、編集学校に通いました。

イッテツさんは、ゲストハウスのオーナーだけではなく、他にも編集者、漫画家の顔を持っています。

編集学校では、インタビューの仕方や、文章の書き方(どんな文章が、読者にとって読みやすいか、また読みにくいか)など、多くのことを学ばせていただきました。

その中で、印象に残った言葉が2つあります。

1つは、イッテツさんの言葉。

情報発信をすることで、自分の半径の世界が、"少しずつ"変わっていくよ

まさに、自分が体験したことでした。

この言葉を聞いたときは、自分にうまく落とし込むことが出来なかったけれど、今になって、すんなりと入ってきます。

実際、わたしはイッテツさんの文章に触発され、インターンに応募しました。そこで、編集を学んだわたしが、次は発信する側になって、自分の半径の世界を広げることができました。

今までの自分には無かった、価値観を知ることができたんです。


もう1つは、イッテツさんが紹介してくださった、
兼松佳宏(かねまつよしひろ)さんの言葉。

編集者とは、情報発信で、ご縁を育てる人のこと

今の時代、SNSがあるので、誰もが編集者になりうること。
それらは、悪い広報にもなりうるし、気をつけなければならない点もある。でも、悪い面だけではなく、価値観の近しい人が集まるきっかけになったり、名刺代わりになったりと、良い面も同じくらいあること。

この考えを学ぶことで、SNSの使い方を見直すきっかけにもなりました。
編集者という意識を持つことで、言葉選びに慎重になりました。

そして、「引きこもり」の発信を通して、こんなにも素敵なご縁を育てることが出来ました。


"発信"すること

発信するって勇気が必要だけれど、勇気を振り絞った先には、予想だにしていなかった、素敵な出会いが待っていました。

「引きこもり時代のことを発信しよう。」と思わせてくれた、南伊豆の地域の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、自分の好きなことや、日々変化していく考えを発信していこうと思います!

また別の場所でも、素敵なご縁を育てられたらいいなぁ。

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