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ぼっち就活生のガクチカの作り方

 どうも、僕でぇーす!

 前回の記事にいいねしてくれた人、ありがとうございます。正直、勢いで書き始めてしまったので次回作を書くやる気が出るか不安だったのですが、思ったよりいいねがモチベーションになりました。

 さて、皆さんは企業がなぜガクチカを書かせたいのか分かりますか?色々意見があると思いますが、就職活動を通して僕はガクチカを書かせる意味は以下の二つだと感じました。
⑴学生の思考のプロセスを見る
⑵面接での話題づくり

 ⑴はよく言われることだと思います。ガクチカでは何か問題が起きて、それを解決したエピソードを書かなくてはいけないという暗黙の了解があります(よくよく考えると訳分かりませんが)。
 
 企業で働くということは、集団で生活をするという事であり、それはすなわち自分とウマの合わない同僚や上司・部下と上手く協調して働かなくてはいけないということを意味します。そうした時にどう協力して仕事に取り組むのか、問題が起きたときにその問題をいかに細分化して解決のための目標を立てられるか、この2点をガクチカで聞いている訳です。

 ただ、こんなことは就活系のYouTuberがよく言ってることだと思います。僕はそんな有象無象の奴らと同じことを言ってもしょうがないと思うので、⑵の話題づくりという観点から話したいと思います。
 (ちなみに就活系YouTuberで信頼できるのはUtsuさんくらいです、他は結構適当なこと言ってるなあって思う人達が多いです、あのクオリティでよく出せるなと、、)

 さて、話題づくりの観点が重要とはどういう意味なのでしょうか?これは、面接官の視点から考えると分かりやすいと思います。面接では30分ほど、全く知らない学生と会話しなくてはいけません。その時に、学生が何かしら本気で取り組んできた、ある程度話せることがないと、表面上の会話になって終わってしまう、地獄の時間が続くわけです。

 想像してください。友人と友人の友達Bさん(自分は初対面)と出かけることになり、友人が待ち合わせに30分遅刻して、初対面のBさんと話さなければいけない状況を。
 このとき、相手がすごい面白いことをやっている人(例えばパイロットとか)でずっと話していてくれれば、こっちも聞きたいことが生まれるし、時間も潰れるし最高ですよね?
 反対に、何も面白いことをやっていなくてBさんが人間として全く面白くない人間だった場合を考えてみてください。多分、最初に天気の話をして、その後会話は生まれてもすぐ終わり、その後は地獄のような沈黙の時間が続くでしょう。就活も同じなわけです。

 「え、じゃあやっぱりガクチカは特殊なことしてなきゃいけないってこと?
 今までの話を聞いていてこう思った人も多いのではないでしょうか?結論から言います。「YES」です。本当かも分からないカフェの売り上げを30%上げた話をされるくらいなら、留学の話・体育会の話・特殊な体験(他の学生がやらないようなこと)を話された方が、どう考えても面接官の印象に残るわけです。

 じゃあ、そんなもの無い人はどうしたらよいでしょうか?このnoteはぼっちの就活生への情報提供を目的に書いているので、そんな経験無い人の方が多いんではないでしょうか?

 出来る事は、以下の二つです。
 ⑴特殊なネタづくり ⑵普通の体験から特殊な経験を生み出す

 まず、⑴について、「そんなこと今から言われても無理だよ!ぼっち就活生のために書いてたんじゃ無いのかよ!」と言う声が聞こえてきます。ただ、現実として特殊なことをやっている方が目立ちやすいんです。
 ただ、これは別に留学に1年いけとか行ってるわけではありません。営業のインターンだったりボランティアだったり、何かしら他の学生がやってないようなことを経験して欲しいと思います。
 そんなんめんどいよーって思う方に朗報があるとすれば、これはちょっとやってみて、合わなかったら辞めてOKです。ちょっとやってみて、その集団でめちゃめちゃやる気を出して取り組んでいる人、結果を出している人を観察してみて、その人が気をつけていそうなこと、自分がその人だったらどんなガクチカを書くか考えて書いてみてください。

 3日くらいしか経験してないのに分かったようなことを喋ってばれないのか?こう思う人もいるかと思います。結論、絶対にばれないので設定を作り込んでください。ちなみに僕は1日だけやった予備校での授業契約の営業をまるで夏休みの1ヶ月間週4でやったかのように話してました。

 あれ、これが出来るんであれば、そもそも経験必要なくね?そう思った人、鋭い。けどこれは結構難しいんです、、。0→1を生んで嘘を突き通すのは1→100まで体験を盛るより500倍くらい難しいし、多分途中で設定が分かんなくなります。

 次に⑵の「普通の経験から特殊な経験を生む」について、さっき1→100を生むのは簡単だ、という話をしました。元の経験が特殊でない場合(例えばバイトとか)、想像で何かしら特殊なことを生む必要があります。
 思いつきでいいので、サークルとかバイトとかでこんなことやれたら面白いな、ってことを考えてみてください(別に実行に移す必要なし)。それが思いついたら、どんな反対が生まれるか・何が1番障害になりそうか考えてください。それに対して出来そうな解決策を考えてみましょう。これができたらあら不思議、立派なガクチカの完成です。

 ちなみにガクチカで1番やってはいけない事は、当たり前のことを目標にすることです。例えば、飲食店であると想定した場合、飲食店の目標は売上を上げることです。そのために飲食店の本社の人間や社員は日々考え続けて、いま現在のオペレーションが生まれているわけです。
 それに対して学生が出来る事なんてあるでしょうか?嘘は嘘でも面白い嘘をつかなければいけないわけです。企業も学生がたいしたことをやれないことは分かっています。その上で茶番に付き合ってる訳ですから、つくにしてももっと面白い嘘をついてくれよ、、となるわけです。

 やや話が脱線してしまいましたが、集団(バイト・サークルなど)の目標と個人の目標は分けて考えるべきです。体育会系のサークルに入っているんであれば、大会出場を目指すのは当たり前だし、バイト先が売上拡大を目指すのは当然な訳です。
 集団の目標を入れるんであれば、それに対して自分がどんな小さい目標をたてたのか、それを明示するようにしましょう。(目標:大会出場 個人の目標:練習の参加率向上 とか)

 さて、今回は大分長くなってしまいました。全てにおいて僕が言いたいことは「企業の視点から考えろ」という事です。
 面接やガクチカについて、相手側の意図も考えずに自分が話したいことを話し、書きたいことを書く学生がめちゃめちゃ多いです。そんなときにちょっと冷静になってみて、自分が企業側だったら今の自分が欲しいだろうか?と考えてみましょう。
 ちなみにこういうことを言われずとも、感覚で相手の感情を読み行動できるのが鬼コミュ力陽キャなわけです。陽キャが就活強いのはこれが要因です。

 さて、次回は何を書こうか迷っています。。ガクチカについてもう少し詳しく今回書けなかったことを書くか、志望動機の作り方にするか、、
 何か希望があったら教えてください!!またいいねしてくれるとやる気が出ます!応援してください~

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