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2024年6月の記事一覧

#246 日焼け跡と恥と糸

#246 日焼け跡と恥と糸

引きこもりの定義にほぼ準じた生活を少なくとも一年半は続けている。先日、久しぶりに友人と会い、多摩川でBBQをしました。自分なりの、自分に対する無礼講ということで、酒も飲んだしもらいタバコもした。その後、特にタバコは吸っていないので、3月31日以来の禁煙は続いているという設定にしています。

 友人達には自殺未遂したぞーとか、自己破産の手続き(二度目)してるよーとか、死寸前の、最強状態のゴミ屋敷の写

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本日は、20代前半頃に通っていた写真学校の学友と多摩川でBBQというリア充ムーブ。写真は著者近影。やっぱり太ったらしい。死ぬなってめっちゃ言ってもらえて楽しかった。わたしは賃金労働は二度としねーぞと連呼して周囲を引かせてた。楽しかった。皆ありがとう。

夢を見る、父と私の諦め【創作大賞2024エッセイ部門】

夢を見る、父と私の諦め【創作大賞2024エッセイ部門】

アヤコちゃんが自殺した。私が20歳のときだった。
アヤコちゃんはお父さんの「彼女」だった。

その5年後、お父さんが精神科病院に入院となった。
拘束もされた。
借金が1500万円あると発狂した。
子どもたちも支払い義務がある、と。

社会人3年目を迎えた春、父から留守電が入った。

「ユキちゃん、もうお父さん死ぬ、今救急車呼んだとこ、さっき血便が出た、大腸ガンで、父さん、もう何日もうんち出てなくて

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ボクたちが自信を持って言えること

ボクたちが自信を持って言えること

いつも通り、21時過ぎに僕は二人より先に自分の寝室に入ったのだけど、しばらくしたら台所から妻の語気を荒げた声が聞こえてきた。

少し様子を伺っていたのだけど、一向に息子の声が聞こえてこないから、これはマズイと思って、彼がいるはずのリビングに向かった。

そしたら、じっーと下を向いて直立不動で必死に何かに耐えているような息子の姿があった。

その彼に向かって、妻がまた声を荒げる。

どうやら今週の学

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【2分小説】私は今日もきっと

【2分小説】私は今日もきっと

明日、世界が悲しみに覆われる。

地獄の大魔王と悪魔サタンが仲良くなり

すべての国で悲しみの曲が流れ

人々は、ずぶ濡れになるほど涙を流す。

…あーあ
そんなふうになってくれればいいなぁ。

でも、
私が死んでも明日は、
きっといつも通りに回るんだろうな。

この世界は私がいなくなっても
何一つ変わらないんだろう。

明日も
郵便のお兄さんは、眠そうな顔で自転車に乗ってるだろうし

左隣の家の

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