#228【自己紹介】1円にもならない好奇心で生きる「人生『おもしろい方』に3000点☆」人間
今日もお読みくださってありがとうございます！
今日は大変久しぶりに【自己紹介】カテゴリの記事です。
りーちゃんからの突然のお誘い
先日、りーちゃんからLINEが入りました。
明日の夜、あいてる？
お、なんだろう。
そういえばりーちゃんにはしばらく会えていない。
何回かミュージカルのお誘いの連絡をもらったけれど、都合が悪くて会えなかった。
でもこの翌日はあいていました。この機を逃す手はない！
あいていると返事すると、翌日、劇団四季の『ゴースト＆レディ』を一緒に観に行くはずだったご友人が体調不良とのこと。
ゴスレかあ、もう2回観に行ったんだけど、東京千穐楽11月までのチケットはすでに完売している。
そしてりーちゃんに会いたい。
懐は寒いが、「人生『おもしろい方』に3000点☆（©『ハチミツとクローバー』5巻）」！
ていうか、「人生『おもしろい方』に3000点☆」してるから懐が寒いんだよな……。
人生『おもしろい方』に3000点☆
先日あーちゃんに「言葉を選ばずに言えば、刺激に弱いよね」と図星を指されたばかりなのですが、今回の件でも自分が「人生面白いほうに3000点」衝動の強い人間だと痛感しました。
過呼吸になるほど予期不安が強いくせに、おもしろい方に賭けたくなってしまうのですよね。
というか、刺激に弱いから予期不安が強いし過呼吸になるしおもしろい方に賭けたくなってしまうのか。
ぜんぶ根っこは同じか。
生物として弱すぎる。
ゴスレ3回目めっちゃよかった
そうして観に行った『ゴースト＆レディ』は、んもうそれはそれは大変に良かったです。過去2回はいまいちピンと来ていない部分があったが、3回目を見て遅まきながらズドンと来ました。
あれはこういう意味だったのか、これはこういう仕掛けか、という、「やっとわかった！」なAHA体験が3回目にして次々と来て、すごくよかった。
観劇後即サントラも買っちゃったぜ（過去2回はまだサントラ売り出してなかった）。
これだから懐が寒いんだぜ。
観劇後りーちゃんとお茶をして（またパスタとパンケーキをダブルで頼んだ笑）、感想戦ができたのも本当に楽しかった。
りーちゃんありがとう！
↓ りーちゃんとホットケーキとカレーをダブルで頼んだ話はこちら
1円にもならない好奇心で生きている
気になっていたイリュージョン演出についてオペラグラスでじっくり見て謎が解けたり、四季マニアのりーちゃんから役者さんの来歴や別の演目での活躍などを聞いたり、自分でも他キャスト回の印象と比べてあれこれ考えるとき、とても幸福な満足感を覚えている自分に気が付きました。
はー……。
なるほど……。
何かに気が付いて何かを感じ、その感情が何からもたらされるものなのかを考えて、自分なりの答えを見つけるのが、わたしはとにかく好きなんだなあ。
そこで思い出したのは以前も引用したこの文章です。
ギフテッドの子供が興味のあるものを目の前にした時の例えを角谷教授がしてくれた。
「空腹で倒れそうな時に、目の前にクッキーが現れて、それをむさぼるようなもの」なのだという。私は、それほど強烈な好奇心が生まれたことはなかったが、自分ではコントロールが容易でないほどの感情なんだと想像した。
天才と呼ばれる人たちはこれで食っていけるのでしょうが、わたしごときの好奇心では1円にもならないどころか金銭的にはマイナスだ。
それでも、その1円にもならない好奇心が満たされるこの瞬間がたまらなく楽しくてうれしくて生きているのだと、そういう側面が確実にあるのだと、我ながら痛感した夜でした。
最後に、自己弁護的に、『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい』（サンマーク出版／ジュリア・キャメロン）から二つ文章を引用してこの文章を終えたいと思います（太字はくらた）。
想像の井戸を満たしておくには、積極的にイメージを追いかけること。アートは物事の細部に注意をこらすことによって生み出される。よく、アートは苦しみから生まれるといわれるが、それは、苦しみが細部（たとえば、失った恋人の痛々しいほど美しい首の曲線）に注目するよう強いるからだ。
言い換えれば、私たちは書きたい詩があるから書くのである。それが売れるかどうかは、また別の問題だ。私たちは創造せずにいられないものがあるから創造する。アーティストは経済的な利益だけを考えて自らの方向性を決めることはできない。それが悪いと言っているのではない。けれども、お金の流れに心を奪われすぎると、内なるアーティストは窒息し、傷ついてしまうかもしれない。
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