仲夏
仲夏の短歌です
（時にはインターネットから離れ、花を眺めよう） 10月の日記。その抜粋。 10月1日(日) 9月は終わっているし、12時に目が覚めたし、嘘！？ 薬の副作用か、眠気も眠りの深さも最近すごい。やっと各症状が治まってきたのでそこは助かっている。完全復活したい。 10月6日(金) お世話になっていたスタッフさんが辞める日。本当にお世話になったし、面倒見てもらって迷惑もかけていた方だったので悲しかった。ご挨拶させていただいたけど、他の社員さんほど話す内容もなく、5~6回ほ
（ひとりで夏祭りに行き、ベビーカステラを食べる。ピントも合っていない） 今月も日記を書きました。その抜粋。 9月1日(金) 今日は絶対に成城石井で夕飯を買うと心に決めていた。外食するでもなくちょっとした贅沢をする日、心にいいので定期的に設けたい。ごはんをちゃんと食べられるうちはまだやっていけるという私的な指針。今週も頑張った！ 9月2日(土) 朝ごはん食べたり洗濯したりしながら実写版のONE PIECEを見ていた。1話だけ見たけど思っていたよりよかった。キャスト
（お祭りやっててノリでもつ煮と梅酒を買った日の写真。そして汚いベンチ） 7月末からひとりで交換日記を書いたり、普通に日記を書いたりしていました。その一部分だけ抜粋。 7月29日(土) ランチとディナーの中間みたいな時間にハンバーグを食べた。目玉焼きまでトッピングしてもらった。こういうおいしいものを時々食べるために社会人をしている。「睡眠と食って根源的な幸せだな」という結論に至った。 8月1日(火) 1時間20分残業の民。クソ野郎。 これが8月の始まりか、と。こ
3月に詠んだ短歌6首です どうせ花を枯らして生きるひとりでも泣かないだけの勇気が欲しい （ひっそりとしていればまだあの場所に留まっててもいいかな、なんて） まだ君の物語をしたい第四の壁を壊しても遠いピリオド 嫌なこと全部煮込んで忘れてさ、〆にチーズとか入れちゃおうよ 陽だまりも月の明かりも傅いてきっと貴方に接吻をする 似たような傷跡を抉ることでしか伝えられない恋かもしれない
1~2月に詠んだ短歌8首です いつの日か全て忘れる時が来る 朧月夜の光をなぞる 朗らかな君が静かに眠る時、見る夢に僕がいればいいけど 天国で待っててほしい 百年か二百年後に会いに行くから サブスクをしていないから飛ばせない好きだった人の好きな音楽 飽和する幸せはある意味不幸 寝る前のパフェは甘くて重い 君のこと知った時から雷が鳴り止まないよ！？ 恋…ってコト！？ 心臓を貰ってよ もう愛をどう伝えたらいいかわかんないんだよ！ 息の根を止めておいたらよかったか？せ
11~12月に詠んだ短歌9首です 二次創作の短歌も混ざっています ただ君とピクニックとかしたいかな 世界征服に興味は無いし 占いで一位を取った君のラッキーパーソンが僕でありますように 俺たちは友達だ、って残酷でやさしい君からの殺し文句 きらきらのバッジを握り締めながら 友達 恋人 なるには 検索 一番になれないことはわかってる だから二番目に愛してよ、ねえ どの星もかけがえないからカシオペア ずっと見守っててくれたんだね ショー・マスト・ゴー・オン この場合の「
10月に詠んだ短歌8首です 幸せになってくれとは思うけど不幸の底にいる君が好き 十五夜を気にしたことはないけれど月見バーガーは五回食べた 広くて足が伸ばせる浴槽のためにあなたと結婚したい （あの子にしか見せない顔もあるのかな）（あるんだろうな）近くて遠い 愛ならばずっと覚えていてくれよ 君のために死ねるとか言うな 呪いにはなりたくないな ただ少し爪痕を残してやりたいだけ もう声も思い出せない、なんてこと有り得ないから残る傷跡 人間のふりをしているような日々だか
6~9月に詠んだ短歌18首です 二次創作の短歌も混ざっています 浅ましい生への固執を飾り立て綺麗な形で差し出して今 カルシウム摂取を心がけておく 遠い未来で化石になるため 現実のほうがやさしいこともある 私ほんとにがんばったかな 戯れに映画のセリフを真似てみる些細な日々にもドラマはあって 「割り勘でいいか」って言う 劇場の帰り道にもドラマはあって 負の感情と比例するハイヒール いずれ世界を壊してみせます 四分の四拍子をワルツにする感じで恋人たちを葬ろうかと 「
5月に詠んだ短歌13首です 二次創作の短歌も混ざっています (参考元まとめ: https://privatter.net/p/8713395) 赤い糸だけでは心許ないしその薬指に指輪とかどう？ 私だけなんにもないの、空っぽで、風に吹かれて、壊れて消える 春を思うなど名ばかりだったあれほど長い冬は二度となかった ぷかぷかと君の煙に殺されたい 高鳴る心臓 苦い唇 とびきりの八分音符に射抜かれた心は夜を知らずに踊る 夢だから叶わなくてもよくて目を瞑って今を忘れられれば
3~4月に詠んだ短歌15首です 二次創作の短歌も混ざっています 何者にもなれぬ私の鎮魂歌 許しておくれ 愛しておくれ 噛み締めて飲み込み時がわからない安いお肉と愛の告白 せめていい夢見て眠れ 終点は春の息吹が芽生えるどこか いのちすら軽いあなたを、私から離れる前に、美しいまま、 誠実な人とあなたは言うけれど道化師のふりが上手くできない あたたかくなれば涙も辛さごと忘れられるかオニオンスープ 理由とか別にないけど（喜んでくれるかなって）ケーキ二切れ 名も知らぬ誰
2月に詠んだ短歌13首です 二次創作の短歌も混ざっています 死ぬ勇気も生きる覚悟も無いからあの猫みたいに曖昧でいる 手を合わせられても私は神じゃない 神は死んだと知ってるくせに どこまでもわかりあえないね XとYの隙間はこんなに大きい 冬の夜は冷えるだろうし厚着して月か土星でお会いしましょう 生命がネトフリほどの価値だから走馬灯にも多彩なドラマ 僕たちの歩みは全て過去形で、全て忘れて強く生きてよ 泡の立つ海に沈んだ潜水艦 艦長どうぞ良い船旅へ 月にしか救えない
1月に詠んだ短歌8首です 二次創作の短歌も混ざっています あの日から欠けた左手薬指 せめて報いるための中指 天国も地獄も行けない君だけどどうか私の傍で眠って 犀の目は俺を見据える 今晩は夢幻に君と酌み交わしたい 生きていかねばならないのは君のせい 最期の最後に呪詛を吐くなよ 敬礼を 僕は英雄にならないし醜いままで幕を閉じよう 真っ直ぐに空まで伸びろ もう二度と雨が降らないままでいいから 軽率に愛を囁かせてくれよ 打てど響かぬ君が好きだよ 深夜二時ブルーライトは
11月と12月に詠んだ短歌8首(二次創作概念短歌も紛れています)です 今年はたくさん短歌を詠んだ！ 酸素ごと忘れて君と無重力 ピンクの光の海に溺れた 叩かれど 叩かれてこそ我が鋼 心臓でさえ重りに過ぎぬ この胸の高鳴りは恋、じゃないけどどうか地獄でダンスを一曲 宵越しの燻る吸い殻 ≪希望≫とは名ばかりだから美しい罠 宵の口 肩甲骨を搔き毟りいつか天使になれたらいいのに 手のひらに収まるほどの愛しさは手から零れる涙の容積 わたしってスーツが似合うだけ 別に何にもな
5月から10月にかけて詠んだ短歌8首です 青い空 0と1とで作られたその息吹だけ覚えていたい 愛だとか尊厳だとかそんなもののために死ねない 星が綺麗だ 神様に嫌われている（一呼吸）肌の灼けつく音を聴いてよ 揮発性生命体の皆々様 来世は家族になれますように 目一杯大きい体に情愛を注ぎ注がれあたたかなあなた 共にいる時間を舌で愛でている 真似た口癖は甘い飴のよう 天国に行けると信じる君となら地獄の業火も怖くはないのに 欲深い者は地獄に落ちるらしい 吐いても一人 泣
軽い気持ちでにじさんじの新人さん方を見始めたら見事にハマりました 配信を見て詠んだ短歌9首です(Twitterに投稿していたものの再掲) 2022年3月4日追記: 1首取り下げました 一万垓魔界周回地獄旅 Dr.負けず嫌いに拍手を 元: 帰ってきた魔界村】初見で24時間以内に完全クリアする【レオス・ヴィンセント/にじさんじ】 https://www.youtube.com/watch?v=W28p0ejZETU ごきげんよう 微塵子浮草が如き脳天カチ割りごめんあそばせ
7月中旬から月末にかけて詠んだもの8首です 半分日記のようなもの 四六時中かわいいを身に纏ってる君にノーベルかわいい賞を (本当は君と方舟に乗りたいよ) 重荷になるなら捨ててもいいよ おしなべて消化試合のような日をせめて綺麗に消化する酸 上空の目撃者にはご用心 青春砲が二人を撃ち抜く 誰も彼も必要としてくれないがくすみピンクの私かわいい 一年と半年ぶりの重力であっさり落ちてしまうよな、恋 恒星のあなたはとても眩くてただ惑うだけの星となります 白シャツを着た時ば
