短歌「ストロボ」
11月と12月に詠んだ短歌8首(二次創作概念短歌も紛れています)です
今年はたくさん短歌を詠んだ!
酸素ごと忘れて君と無重力 ピンクの光の海に溺れた
叩かれど 叩かれてこそ我が鋼 心臓でさえ重りに過ぎぬ
この胸の高鳴りは恋、じゃないけどどうか地獄でダンスを一曲
宵越しの燻る吸い殻 ≪希望≫とは名ばかりだから美しい罠
宵の口 肩甲骨を搔き毟りいつか天使になれたらいいのに
手のひらに収まるほどの愛しさは手から零れる涙の容積
わたしってスーツが似合うだけ 別に何にもなれないままでいいでしょ
シナプスの一閃、存外外れない。能ある鷹の爪を崇めよ
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