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短歌「愛別離苦」

3月に詠んだ短歌6首です



どうせ花を枯らして生きるひとりでも泣かないだけの勇気が欲しい


(ひっそりとしていればまだあの場所に留まっててもいいかな、なんて)


まだ君の物語はなしをしたい第四の壁を壊しても遠いピリオド


嫌なこと全部煮込んで忘れてさ、〆にチーズとか入れちゃおうよ


陽だまりも月の明かりも傅いてきっと貴方に接吻くちづけをする


似たような傷跡を抉ることでしか伝えられない恋かもしれない


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