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GENJI*GENJI*REDISCOVERED  今日の源氏物語    『源氏物語絵巻』25帖『蛍』之一

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      GENJI*REDISCOVERED  今日の源氏物語    『源氏物語絵巻』25帖『蛍』之一

      • GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』25

        越前の冬、雪のなか、 簑を着けて、為時とまひろ、村の紙の漉き場に。 今に続く『越前和紙』は平安時代から特産品であった。 「税」として寄せられた「紙包み」の山。中身確認…にか、包みを開いた大判の紙。 「一枚いただいて…」とまひろ。 そりゃ ( 換金、私腹 のためでなく) 素晴らしい 「紙」 に「 書きたい」から。 朝廷への 税 なのだから「ダメ」という 為時。 にしても数量が ( 都に納めるのより) 300 枚 多く来ている。多い分を返すと言うが、納めた側は「これまでとおりで良

        • GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』24

          越前国府、廊を歩くまひろと宣隆。「雲丹…もっと食したかった…」宣隆に、「過ぎたるは及ばざるがごとし」と申します。とまひろ。 この『論語』からの「過猶不及」は…今後の何かのキーワードか? で、宣隆、別れる間際に「宋には行くな。」「妻になれ。」って告白。で終わった前回、このあと、その捕捉・説明が続く。 突然のことで唖然のまひろ 要約すれば、(道長のことも知っているのだろう宣隆は、そういう事も含めてまひろが都に居るのが辛くて父の赴任先に付いてきたこと、自分が(自分を)どうすれば良い

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        • GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』25

        • GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』24

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』23

          越前国府 証人の村人…連れて周明やって来る。 人殺しを見たと申し出て「ジュが殺した。」と言えと脅された。と。越前介・源光雅が留め立てするが、為時の問いに「このお方です。」と。 三国若麻呂を殺めたのは「武生の商人ハヤナリ」と。 で、タイトル。 武生のハヤナリは、「宋と商いがしたかっただけ。殺すつもりはなかった。」と。通事三国は立場を利用して、紹介仲介で荒稼ぎしようとしての成り行き。揉み合いで転けて打ち所悪く…という事故だった。 為時、介に「そなたも商いで懐こやしたかったのか?」

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』23

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』22

          松原客館、中が騒がしい。 扉を開けて、為時名乗り。 白い鸚鵡のカット。 朱 仁聡( ジュレンソン様 )と、通事の 三国若麻呂。    -宋人の来日、996年。 「船が壊れの上陸。」「前の国司に修理をたのんだ。」と為時とやり取り。 宋の言葉話せる為時…まひろ、宣隆から聞いた話とおり。 為時の心配に、通事・若麻呂の答えるに「宋人は、唐代とは違って戦を嫌う。」「船の漕ぎ手以外は、商人です。」と言うが…表情、微妙。 まひろと浜辺にきて乙丸「海というものは近江の湖と同じように見えます

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』22

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』21

          二条高階邸、植え込みに隠れて、邸内の様子を見てる二人。…って、 のちの紫式部-まひろ と、清少納言。「この二人に面識はない」という 「定説」度返しで盛り上げるドラマ。  定子、髪を切る。刀で。…鋏でなく。「髪を下ろす」と言えない立ち回り。 は、定子の「死ぬ覚悟…」を表すため…か。 「出家いたします。」に叫ぶ清少納言。を、止めるまひろ。 *「髪をおろす」=「出家」は、それまでの世間との一切の関係を断ち切る という事で、家族とも、夫婦でも、他人となる覚悟のこと。社会性からいうと「

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏物語  『光る君へ』21

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 20

          長徳二年(996年)二月二十四日、 藤原伊周、隆家兄弟、斉信邸前で、 帰出する花山院を矢で射る。 (誰とは知らずー伊周が通う儼子に、 花山院が手を出していると勘違いして。) 家来たちの乱闘。「院の従者2人死ぬ。」 高松殿、母・高階貴子「まだ誰とは知られてない…」って。やらかした事に どうしよう!と、泣きわめく伊周。 夜中、斉信、道長の所に来て「事件」報告。「伊周、隆家、終わりだな。」(と嬉しそうに。)  帝前、実資「中宮のお身内のことなので、帝にお伺い。」と。 「殿上人の綱紀

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 20

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 19

          長徳 元年 =995年、 6月 右大臣となった道長が参内。「今日からは太政官の長だ。」と 御簾越しに帝からのお言葉。  えっ、定子も!横に居る。画角と声の為所から帝より奥。…は、ダメかな。(これ、京都(関西)の「お内裏さん」と 東京の「ひな人形」の違い。) 官職でも、右大臣より左大臣の方が位が高い様に、左に位置する方が右の者より高位の習い。この左右は、帝から見ての右、左。 定子が「帝の左」に(画面右側に)居る…のは…あり得ない。 現場そんな常識もない……のか。 いや、カメラア

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 19

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 18

          995年の夏、 宣孝が四年務めた「筑前守」「大宰少弐」から京に戻り、為時邸に土産を持って来た宵の宴。「なにごとも経験じゃ」って宣孝のことば… ?「経験(けいけん)」は、明治時代に出来た言葉では…。 みやげの唐の酒とか薬とか。「きっと似合うと思ってた」紅とか。 まひろに「打てば響く女になたなー」と。でも、その素質は以前からあって。響く…と思うのはもう子どもではなくなった…と言う宣孝の自分の認識の変化によっての事-結婚(史実)への伏線だろう。 まひろは「宋の国のこと聞きたい。」と

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 18

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          GENJI*REDISCOVERED        源氏物語絵巻 『花宴』之一

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          GENJI*REDISCOVERED        源氏物語絵巻 『若紫』之一

          GENJI*REDISCOVERED        源氏物語絵巻 『若紫』之一

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          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 17

          回復した まひろ、 見つめる先に…なんの花? 黄色い…あんな草花…見たことない。 全体の姿は…「カンガルーポー」かと思った。 オーストラリア固有種の。 NHK、美術さん、造花下手くそすぎ、というか「造花」としても「何」を 再現させたかったのだろう?のヒドさ。 季節は…?秋だったか、と考えて、たぶん「オミナエシ」のつもり…なの…だろう。 どんな資料=写真でオーダーしたのか…もだが、制作関係者、誰も「本物」 見た事無い。のは堅いだろう。 同局「自然番組」もあるのに。 道隆、道長

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 17

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 16

          「華の影」とのこと、 「石山詣で」での出来事。親しくしていた(と思っていた)サワが、すねて…。 「私には才気も恋人も、家での居場所もなく、」「みんな私をのけ者に。」って、まあ物語を回す為に=必要あって造られてる役どころだから。 「どうでもいい人間ほっといて。」という、「世の中をよくしなくては…」と思っている人間(=まひろ達)「世を動かす」可能性のある身分…、でない多数の庶民、人々の諦観とか意識を代表してのサワさん。 まひろ自身が蔑まされる上級貴族の世界とは違うベクトルの、自分

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 16

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 13

          一条帝 あれから4年が経ち→990年  摂政兼家は、四年の間に息子たちを次々と昇進させている。 道隆の娘定子 兄上の恋文みつけた。と浮き立つ高階家。 「伊周は何事にも秀でているから。」と母貴子。 下弦の三日月、一条帝、元服の20日後、定子入内。 4歳違いの弟のような帝に定子が「おすきなものは。」と尋ねて、帝 「母上、椿餅、まつむし、」と。 ここら辺から、『枕草子』からの… も入って来るのでしょうかね。 『椿餅』は、『源氏』に出て来る-今日にも伝わる菓子。 『松虫』も『源氏』に

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 13

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 11

          NHK 大河ドラマ『光る君へ』、紫式部のものがたりの 毎回の中に 織り込まれた-使われている『源氏物語』からの エピソードや 考えられる 紫式部の 思考、構想など、拾えるものを 書き留めてみています。 と言いながら…この頃のは、脚本の すごい展開に 翻弄されて…まずは 筋 を とにかく…追って…みたいな事 に。 気になること、 要確認の いろいろを メモるだけ気味 ですかね。 行方不明だった「11」原稿でてきたので、(いまごろ)投稿。 第11回のタイトルは、「まどう心」 「

          GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 11