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GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 13

一条帝
あれから4年が経ち→990年 
摂政兼家は、四年の間に息子たちを次々と昇進させている。
道隆の娘定子 兄上の恋文みつけた。と浮き立つ高階家。
「伊周は何事にも秀でているから。」と母貴子。
下弦の三日月、一条帝、元服の20日後、定子入内。
4歳違いの弟のような帝に定子が「おすきなものは。」と尋ねて、帝
「母上、椿餅、まつむし、」と。
ここら辺から、『枕草子』からの… も入って来るのでしょうかね。
『椿餅』は、『源氏』に出て来る-今日にも伝わる菓子。
『松虫』も『源氏』に書かれているが、今「マツムシ」と呼んでいる虫
(鳴き声…「虫の音」)と、当時のソレが同一かに疑問アリとのこと。
たしかに「録音」が可能になったのは近世。「虫の音」を吹き分ける音曲が在ると推定は可能かもでしょうが、「和歌」で使われる「ソノ」「虫の音」は、例えば-歌中で…霜夜に鳴く「きりぎりす」、現代のキリギリスは、
昼間の虫…。コオロギと鈴虫もどっちがどっちか怪しいとか。
一方、道兼は、7歳の娘 尊子(たかこ)の入内を期待。
市場歩くまひろ、証文で子どもを売られる「文字」が読めない女に出くわす。… の騒動の男たち、いったい誰がどう…なのか。役柄設定が雑に感じられる、脇役、端役だとしても…。
肘の怪我で済んだまひろ、「自分の産まれてきた理由」=「使命」を探る。と。って、「漢学」で身に付いた「生き方」「感覚」なんでしょうか。
『源氏物語』をものする紫式部だから、「自分と世の中」「人々の業」が
見抜けている。んでしょうかね。
おとまると小芝居 で、生徒勧誘。 興味を示した少女に字を教える。
初回-足で名を書いたサブローのオマージュも…か。
「あ」という「ひらがな」当時の「ア」はいろいろあって…。
宮中、民の上訴に、道隆、付け上がるから「民の訴えは却下」と。
に、道長「切実な思いが…あってのこと。」「民なくばわれわれの暮らしもありません。」と抗議。 他の殿上人には、摂政の二人の息子のどっち…とは、言い出せず、兼家にお伺い。しかし、老いて耄碌…言動にまだらボケが。
道隆と貴子、高階家の設え= 屏風や 棚よく出来ている。うす暗さも見事。
蔵人頭になっている 公任 来ている。(父-内大臣はすでに亡くなってる。) 
土御門宅 倫子と藤原彰子 母娘、道長戻り、倫子と話して「老い」ということでの起きること…を知る。 
『御嶽精進』=『大峰山』帰りの派手派手装束の宣孝の来訪。は『枕草子』でディスられたアレ。ドラマ、もう少し派手な-キラキラした衣装でも良かったのでは。「無紋」に拘ったなら「発色」で。紫系の「指貫」とのコントラストをもっと…と。(後々で、清少納言がそれについて書く…のだし。)
まひろ 宣孝に「結婚するつもり無し」と。
宣孝の→為時への 良い知らせ は「摂政の生い先」。
父為時に「夫を持たぬ真意は」と問われる。「行く先を決めつけぬ方がよいぞ。」とも。 に、応えて まひろ「働きに出たい」と。
西宮(前)左大臣)家…なのだろうか、兄俊賢とのショットと、違う場所ー
居所か、東三条詮子の庇護の許…での居場所…。『高松殿』と呼ばれる御殿
のいずれなのだろう…、源明子「道長さま」と、子どもが出来た事を報告。「こんな時ても笑顔がない。けど、嬉しい。」と道長。
父の仇への呪詛に執着の明子、道長に願い「お見舞い」と称し兼家と対面。
源高明の事も忘れているのか兼家、「お父上は息災か」と明子に問う。
「大宰府から戻って身罷る」とのやり取り。(なぜ)道長逃げる。
明子、兼家の扇-「かわほり」貰う。 呪詛に使うために。
夜、うなされる兼家「晴明を呼べ」と。早朝、来た清明は「何も見えませぬ。」と(しか答えない)。 兼家の「誰に継がせるべきか」の問いにも。
悩む兼家。 は、清明の「造った成り行きには、代償を」という事か。
お内裏、定子と一条帝、かくれんぼ。
「皇太后さまお越し。」詮子、ちょっと唖然。ながら「楽しくて良かったこと。これからも、せいぜい遊んでさしあげておくれ。」と。
兼家、夜の廊下を彷徨う。かけ寄る道長に「民におもねる様な事だけはするなよ。」「お前が守るべきは、民ではない。栄光も誉も滅ぶが 守るべきは「家」だ。」と。
土御門殿、(為時失職から4年…)まひろの職探しの話しを聞いて、倫子、
まひろを呼び出して「ウチで雇う」と。 また「嘘」をつくまひろ。
「今度とのにも会ってくださいね。」って、会える訳がない二人の秘密。「誰からかしら」と、自分の漢詩の文を見せられる。 知っていての倫子の
意地悪…と解釈した人たちもいた…みたいなウェブ界隈。でも「高松明子」
=「妾」からの(文を、この家で保管する?)と疑う倫子、まさか まひろ  からのとは思っていないだろう。で、意味を聞く倫子。でも、すぐ遮る。
道長が「私には「文」もよこさず、いきなり「庚申」の夜に来た」と
聞いて-あの日が蘇るまひろ。(それって、自分との、別れの宵。と。)
道長と倫子の娘「彰子」出てくる。 紫式部には「のちの主」従。
叶わなかった思う人の、良く知る人との子ども…見たくはないよね。
早々に帰ろうと渡殿を行くまひろ、帰宅した道長とばったり。
… … … 「大石本」、チリチリと攻めてきますね。
何処に『源氏物語』からの引用…とか(いちいち…)挙げられない、ミックスモダン焼き…というか(褒めてます。いや、ほんとうに絶賛のドラマ展開に、凄いなー。としか言えなくて。今。)

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