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GENJI*REDISCOVERED       今日の源氏 『光る君へ』 17

回復した まひろ、 
見つめる先に…なんの花? 黄色い…あんな草花…見たことない。
全体の姿は…「カンガルーポー」かと思った。 オーストラリア固有種の。
NHK、美術さん、造花下手くそすぎ、というか「造花」としても「何」を
再現させたかったのだろう?のヒドさ。 季節は…?秋だったか、と考えて、たぶん「オミナエシ」のつもり…なの…だろう。
どんな資料=写真でオーダーしたのか…もだが、制作関係者、誰も「本物」
見た事無い。のは堅いだろう。 同局「自然番組」もあるのに。
道隆、道長の「救い小屋」の申し出に対処せず、水飲む飲む。
(10世紀に、あんな発色の「青磁」あったのか…。…伝存していないだけ
でしょうか。「緑釉」程度なら…。))
弟たちが自分の座を狙っている…と疑心暗鬼の道隆、いろいろあった道兼と意に沿わない道長がグルだと。
)明子、兄の娘を抱いてる。で、兄・源俊賢の「皇子を産め」って会話。
明子は道長に「心をもって行かれてる」(だけ)を言いたい挿入なのか?(
庶民-病人救済の資金、倫子が「私の財をおつかいなさいませ」と。そして
「悲田院の夜のお泊まりはどこ?」とも道長に。
(疫病とか死「穢に触れたからここには戻らなんだ。」と言えばいいのに…。)「内裏に戻った。」と(納得させるに至らぬ)嘘。
まひろを思い出す。そう、その後→回復したのか…も知らないし。
看病のこと=道長に助けられた事を聞いた まひろ。朦朧な意識での夢でなかったんだー。と(嬉しいよね)。  父、どういう関係?かと。(乳母も)
「これをご縁におまえのお世話をしておらえぬか」は、「…ぬのか」でないのが肝かと。既に諦観が入っている。娘への強要にならぬように…もあり。
もずひこが様子見に。見つかって、とぼけるけど。
まひろは「なぜ道長が悲田院に?」から、「まさか7年前の約束?」と、
自分が課した「よい世の中をつくる」ため…と思う。
道隆、貴子の膝枕、息子二人の前で。会話内でも「今更よかろう」と。 
(ココ、『源氏』でなく『枕草子』の「すさまじきもの」を思い出した。
「すさまじき」は、場違いで、興ざめ。とか、相応しくない。とか、
間違っている。とか、マイナスなイメージを受ける状況…を指している。
現代の「すさまじい」ほどの「すさまじさ」は無さそう…だが、列挙される
昼吠える犬、春の網代(冬の物がそのままなの)、三四月の紅梅(配色)の衣(装の季節はずれなの)、牛が死んだ牛飼い、赤ちゃんが亡くなった産室、…と、不似合いを超えて不穏さのあるものが並ぶ。多くのそれらの終わり近くに、「成人した子どもがいるのに、孫があってもおかしくない両親が(昼間から同衾)いちゃついている」というのが在る。「よりどころなく(=同じ屋根の下に暮らす子供たちの気持ちは)すさまじいであろう。」と。ドラマでの「見ちゃいられない」的竜星隆家発言は、子どもの頃から
見て来ていた父母の仲の良さ、画面では膝枕程度に…という点からも『枕』の「すさまじきもの」の展開の線濃いと思われる。
その「すさまじきもの」には、もう一つ「かえさぬ」がある。
「まあまあの出来だ」と思う歌を送ったのに「返し」をしてこないのは(片想いの相手なら仕方ないが、)どうかと思う。と。返事どころか「文」を受け取らないサワさんのエピソード「すさまじきもの」から得たのかもしれない。
(自分の引っ掛かっている「「師走の月」をすさまじきと言う不見識」と『源氏物語』で光源氏に二度も言わせている-その「出典」と注釈にある「幻の『枕草子』」も、この「すさまじきもの」に関してである。)
出かける伊周が、弟君に言った行先「太政大臣の三の君のもとへ」は、
花山院に矢を射かける事件、高階家の滅亡への伏線。
で、清少納言。斉信に「自分の女みたいに言わないで」の時の「菊」。
庭からでなく「ハウス栽培」の=直立した全然ダメなあてがい。
「花探し、やってあげましょうか? N attenai HanaKansyuuさん」
一条帝の前、道隆倒れる。
安倍晴明 呼ばれて。「呪詛にちがいない」という道隆、詛人の心当たり家族の名前しか出てこない…。「恐れながらご寿命が尽きようとしている」と。
「延命」祈祷を依頼。「難しうございますが、やってみましょう」と清明、
「なにをしても」もう無理、が見えていながら。
正暦6年(995年)から→年も号も変わって「長徳」の正月。
「ちょうとく」=「長い毒」と呪わしい解釈。帝の政治を憂慮する実資らの話を「櫛形の窓」から帝が聞いていた。大臣たちと定子(一族)の板挟み。
東三条院詮子は、「次の関白は道兼よ。」と「伊周は嫌。」定子も嫌い。
の定子は、兄に「内覧」になれ。 …『枕草子』にかかれている定子、
悲劇の妃…のイメージとは違う…(家の)政権維持への積極的参加。
史実はどうだったのでしょうか。『枕草子』が包み隠(しながら、残そうともして、記)す実際は、どうだったのでしょうか。 
道兼を呼んで道隆、もう…目が見えてないのか、手を取って「残す者たちに酷なことはしないでくれ。」と嘆願。「次はおまえ」と言ってる? 
春、ホケキョ。 
サワさん、まひろを訪ねて来る。嬉しいけど戸惑うまひろ。
…見た事ある…「手をとる」アングル。繋いだり離れたりがテーマだし。
サワ、赦しを請う。「文」返したこと。「実は書き写してもってる。」
「まひろ様においつきたいと思って」との告白、「友はまひろ様だけ。」
に良かったね。 サワさん「すさまじきもの」でなくて。
上弦月。「書くことの何が…」人の気持ちを動かすのか…考えるまひろ。
(同じ)月を見る道長。何かを書くー写すまひろ。荘子の「胡蝶の夢」。
何を書きたいかわからない。げと、筆をとらずにはいられない。と。
紫宸殿 内大臣に代わり=伊周を「内覧」にお命じくださいと道隆。
一条帝、(櫛形窓から伺った大臣らの心情により)即答を渋り、終には
「さがれ」と。 どう思ったかと聞かれて蔵人の頭「ご聡明な断」と。
この源俊賢は…高階明子=道長の第二婦人の異母兄。
「伊周のこと、嫌ってはおらぬが、若すぎる」と、より若い帝のお言葉。
定子に「御子をうめ」と迫る父道隆。その場をすでに清少納言がしきってる…。 (で、ここでまた…一条帝、あの梅の枝、まだ持ってる。)
道綱、陣で「疫病が怖い」から集まりたくない…と。
実資「屋敷に籠っていては仕事にならない!」。この疫病の流行るのは
「関白の横暴のせい。」「関白に明日は無い。」と言い切る。ところへ
「関白が病の間は、」と条件付きで「内覧」となった伊周。
いよいよ死期実感の道隆、今度は帝の御簾を上げてまで「伊周を関白に!」の直訴。 中関白家の繁栄(『枕草子』の前半、)が短い(ドラマで割かれている回数が)少ないのでは。(大河1年の三分の一の4月末で、)
春、庭の「山吹」の横「黄色い花」は何? ほんとうに「何の花」のつもりなのだろう。姿・形状は「キンポウゲ科」だけど。『源氏物語』に書かれている初夏の花「ヤマブキ」だけにしておけば良いのに。
道隆邸、道隆「わすれじのゆくすえまではかたければ、今日を限りのいのちともがな」妻高階貴子と思い出の歌を和して亡くなる。43歳と。

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