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第5話 視野を広げる ―自分が着ない服もつくる―
プロローグ by秋元
「僕個人が着たいと思うものは、黒くてシンプルなもので、それは一定の需要があるオーセンティックなもので、特別なものじゃない。だけど、探すと意外と無かったりする。メタリカのTシャツとか、あえてハズした80sテイストで着るならいいけど、そうじゃない場合、シンプルなものってなかなか無いんですよ。一方で、単純にシンプルなものを作っても駄目で、その作品やジャンルの中に、それ=シンプルな
第4話 差別化の加速 ―オリジナルボディ―
プロローグ by秋元
「ウチみたいな後発弱小ベンチャーが大きい企業と同じことをしても意味ないし、速攻でキツくなるのが自明の理。しかも洋服を勉強していたわけでも無いので、知識の基礎体力も無い。だから最初は徹底的に逆張りしながら、差別化出来そうなところを探す感じでごまかして。で、なんとなくの方向性が見えた時点で「アパレル気取り」をするならオリジナルボディを持たないとダメっていう、端から見ればなんの面
第3話 MA-1の話
プロローグ by秋元
「MA-1、最初は色々こねくり回して作ってた。初めて作るから自信がなくて、理論武装したかったというか。最初期の案は、レッドリボン軍みたいに腕にバンダナを巻くみたいなのもあった。もちろん没だけど笑。最初のサンプルは超ビッグサイズで失敗だった。この頃からシルエットに対する拘りが出始めてて、モコモコ過ぎて筋肉モリモリみたいなシルエットにならないように作ったけど、サイズ感は最後まで
第2話 ケンガンアシュラ・川崎さん・涼本奈緒さん
プロローグ by秋元
「よくある話で全然面白くないけど、歯車が噛み合うとか、パズルのピースがハマるとか、どんな規模でも、うまくいく時はそんな感じがあって。川崎さんに刺繍マシン買ってくれって話してたら本当に買ってくれたり、涼本さんっていう超最高な被写体と出会えたり、ただただラッキーだった。一方で、どうやって売るかのロジックだけはメチャクチャあったから、1つづつ実践していく感じだった。だからぶっちゃ