人生が決まる瞬間はいつ訪れるか分からない。
これまで人生の各ステージで選んできた仕事。言い訳ではないが、その時どきの日々の生活を前提として、自分や家族の時間・空間・健康にそれほど無理はきたさない職についてきた。
できる限り魅力の感じられる仕事、自分の能力を生かせる仕事を選んだ。そうして積んだ経験は、確かに現在の私の血肉になっている。
これまでの人生に後悔はない。だが、胸の奥には何となくモヤモヤが巣食っていて、歳を重ねるごとに大きくなってきた。それは、まだ自分の人生の「本命」にチャレンジしていないのではないかという自