チョコと薔薇？だからなにって思いました？？【名前の由来を告白します】

noteをはじめて一か月がたちました。
とりあえず、ジャンルを問わず自分が興味をもったことについて毎日書こうと決めて、その目標どおり無事に続けられています。（というか、もう明日からは二月だなんて！）

ここでは“チョことばラ”というニックネームでやっています。カタカナとひらがなで、なんだか不思議な感じに思われているかもしれません。けれど、
このネーミングはかなり昔から温めていて、絶対どこかで使いたいと思っていたのでまずはこの場でデビューさせてみました。

かつてわたしの父は、わたしが生まれたのをきっかけに某大企業を辞めて会社を作りました。（カッコよくいうならベンチャーの先駆けだったのかと）今思うと、ずいぶん冒険をしたんだと思いますが、子供の頃のわたしはそんなことはわからず（当たり前）家が会社である、という事態もよくよくは理解できてませんでした。が、家に電話がかかってくると母がよそいきの声で「〇〇でございます」というのを耳にすると、なぜうちは苗字じゃなくてよくわからないカタカナを名乗るのかと不思議に思っていました。

そう、当時は携帯電話なんて存在しておらず、固定電話も個人で複数回線を持つなんてことはなかったんですね。だから“イエデン”＝会社の電話、ってことになっていたんです。ちょっと大きくなって友達から電話がかかってきたりすると、それが恥ずかしかったりしたっけ。今思うと結構センスいい社名だったと思えるのですが、その頃はわかるはずもありませんでした。

その父の血が流れているのか、自分もフリーランスで仕事をするようになって、起業しようか、できるのかなどと最近考えるようになりました。もともと腰が重くて、頭で考えるだけでどんどん時間がたってしまっている、、、（フリーランスとしてこれって致命的な気もしつつ；苦笑）のですが、そんなわたしのくせに、社名だけは前々から考えてたんですよね。それがこの“チョことばラ”です。何も形になっていないので、ごくごく限られた人にしか言ってなかったのですが、それではなにも始まらないし、noteではこう名乗ろうと決めました。

一番好きな花であり、生花だけでなくその柄のグッズすらもついつい集めては愛でてしまう薔薇と、これまた毎日飽きずに食べちゃいたくなる（デブエットまっしぐらなのでさすがに理性で毎日食べないように我慢はしてますが）チョコレート。わたしの大部分を構成するといっても過言ではないこれらのモノをつなげてみたら！　これまた大好きな“ことば”という文字があぶり出しのようにあらわれて、元文学少女の血が騒ぎました。（国語の成績は昔からよかったし、古文の文法を呪文のように唱えるのも好きだった）われながら「ほええぇ～」と感動しました。これもことばの魔法かなと。

すこし前に、自分の大好きなモノや感性を大切にしながら「ことば」にかかわる仕事や表現をする仕事をもっとたくさんしていきたい、とごくごく親しい方に相談したことがあります。「それならわかりやすい方がいいよ。“ことば屋さん”なんていいんじゃない？」と提案してくれた人がいて、それも確かにと思ったのですが、やはり自分が考えて温めてきたネーミングにしようと。
（あと、ミーハーな感じでかなり恥ずかしいのですが、クリエイターの箭内道彦さんがトーク番組で“風とロック”の由来について話していたのを聞いて、“〇〇と〇〇”という形を踏襲したってのもちょっとある）

ことばを扱う仕事というと、ともすれば作家とかライターとかを連想する人が多いかもしれませんが、“書く”に限定するだけでなく“話す”ことも仕事としてしてきた自分なりに、これからいろいろと仕掛けていこうと考えています。ほら、英語も“writing”“speaking”ってあるでしょ？

毎日当たり前のように日本語を使っているけれど、当たり前すぎて無意識というか無頓着になっている人が多いんですよね。だからこそ、そこを掘り下げることって大切。すべてをひっくるめての“表現”。

そんなわたしの想いがこの名前には込められています。

ここで出会った皆様、ぜひともお見知りおきを。

#名前の由来