見出し画像

好きを仕事にするのか、好きのために仕事をするのか。

私が上京してから15年弱、ずっとお世話になっているヘアスタイリストさんがいます。

その方とは前までは趣味の話や家族の話をすることが多かったのですが、15年弱も付き合いがあるともっと踏み込んだ話題に花が咲くことも。

先日2ヶ月半ぶりにカットとトリートメントに行ったとき、収入を伸ばすことと収入の源泉を増やすことについての話になりました。

収入源を増やさないとヤバい

彼は美容師をする傍ら、実家の家業やご友人の事業の手伝いをしたり、インターネットを活用したビジネス(怪しいやつではありません)も並行して行ったりして、色んな源泉から収入を得ているんだそうです。

一方私は、今は契約社員として働きながら、副業・兼業という形でライターをしています。そして近いうちに会社をやめて、完全に個人事業主として収入を得たいと思っています。

個人事業主として働くにあたって、ライター1本でやってきている現状を変えたい

確かにライターの仕事は、記事を書けば書くほど収入になりますし、専門性が上がるほど記事単価アップ→収入もアップします。でもそれはつまり、書かなかったら収入がなくなるということ。私はそこに不安を抱えているのです。

というのも、私自身ものすごく飽き性なんですよね。

ライターを1年半も続けられているのに飽き性なんて!と思われる方もいるかもしれませんが、違うんです、私の場合「飽きるまでの期間が長いけどある程度決まっている」んです。

それが大体3年くらい。どんなに熱中していたことでも、それくらいの期間でやる気をなくすという習性があります。

つまり、あと1年半でライター以外の収入源を作らないと、私は自分の仕事に飽きて働かなくなり野垂れ死んでしまうことに……

ということで、色んなビジネスをしているスタイリストにぽろっと相談したわけです。

稼ぐ必要がある人・ない人

全然まとまらなかったので、ここからは実際に繰り広げられた会話をベースにお話します。


「今ライターとして記事を書いてお金をもらっているわけじゃないですか。やった分だけ収入が上がるのはいいんですけど、その形で伸ばせる収入ってやっぱり限界があると思うんですよね。もっと青天井的に収入が得られるような仕事を増やしたいんですよね。」

スタイリスト(以下「ス」)
「人を惹きつける文章を書けるんだから、それこそアフィリエイトとかいいんじゃないですか?」

スタイリストは現在進行形でアフィリエイトでもそこそこ稼いでいるので、こう言われるのは予想の範疇でした。


「うーん。実は少し前に一度アフィリエイトもやってみたいなと思ってたんですけど、アフィリエイトブログ用の文章を依頼されたことが何度かあって、全然興味が持てなかったんですよね。」


「ぼくもアフィリエイトで扱っている商材は全然興味ないですよ笑」


「興味なくてもできてるじゃないですか、ビジネスとして。私は興味がないことには本当に全く意識がむかないどころか、気絶してるんじゃないかってくらい魂が抜けるから手につかないんですよね。」


「でも興味なくてもお金になるってわかったら、『お金を稼げば気兼ねなくLIVEに行ける!』ってなるんじゃないですか?」


「確かにLIVEに行くことは1つのモチベーションになるんですけど、そのために『興味がないこと』をやり続けるのは違うなって思うんですよね。
だって自分が好きなアーティストは、自分が好きなこと・やりたいことに集中して、夢を実現するために、自分の人生を生きるために日々活動しているわけじゃないですか。
そんなアーティストを見て応援しているのに、あくまで趣味の領域にあるものに使うお金を生み出すためだけに、人生の大半を『やりたくないこと』で埋めるのには抵抗があるというか……。
やりたいことを全力で追っている人が目の前にいるのに、自分はやりたくないことを我慢してやるっていうのが、人生に妥協している感じがしてなんか恥ずかしくて……」


「あー。それは確かにわかる気がします。もしかしたら、多分ですけど、そこまで必要に駆られてない(から興味のないことにまで着手して稼ごうと思えない)のかもしれませんね。
ぼくは家族がいて、子供たちに不自由させないためにって思って頑張ってますけど、ぶっちゃけた話、ぼく1人だったら頑張ってないですし、ここまで頑張れないです。
だからやりたくないことや興味がないことでも、いやだなーって思いながらやれるのかも。」


「たしかに。私は独り身ですし、副業の収入を伸ばしたいって思ってはいるけど、派遣の仕事のお給料があって、最悪働かなくても生きていけるから必要に駆られてはいないですね。だから興味がないことにまで時間と労力を割く気にならないんだろうなぁ。」


スタイリストは「稼がないといけない人」
私は「稼がなくても大丈夫な人」


スタイリストの話を聞くたびに、この人はすごいスピードでビジネスと拡大しているのに、私がなかなか前に進めないのはどうしてだろうと考えていたのですが、「稼ぐ必要性」の部分に大きな違いがあることに気づきました。

今のうちに基盤づくりが必要

もしかしたら私も、ライターの収入がまだまだこれからというときに思い切って会社を辞めれば、必要に駆られて「さほど興味がないこと」であっても真剣に取り組むのかもしれません。

生活の水準は落としたくないですし、もっと上げたいですし、趣味ももっと堪能したい。

そのために会社を辞めるんですから。

でも本当の自分の心は「興味のないことはやりたくない」という気持ちがすごく強い

だから会社を辞めても興味のないことをやらなくても済むように、今からもっと本気で取り組む必要があるということです。

そのためのモチベーションってどうやって作ればいいんだろう。

毎月会社の給料日に全部貯金に回してライターの収入だけで生活してみる、とか大胆なことでもやってみましょうか笑

だいぶ生活が冷え込みそうですが……

さすがにそこまでしないにしても、「疑似個人事業主」みたいなことは少しやってみてもいいかもしれませんね。

アクセルを踏まなくては。

スキとフォローとコメントはお気軽に。

10月最初の週末は、名古屋からの静岡という過密スケジュール。

静岡は7月に一度行ったときに、コンビニで買った緑茶ハイがすごくおいしかったので、今回も絶対に飲もうと心に決めています。

もうお茶の味がわかるようになったら、お気に入りの急須の1つでも欲しいですね。

しょこらるでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?