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[秋から冬へ] 繋がる俳句大会

みんなの俳句大会 秋 【十六夜杯】が幕を閉じました。

今回も参加するだけで素晴らしい出会いがたくさんありましたよ。
この大会は異ジャンルの人と繋がるきかっけにもなってワクワクなんです。

この大会は誰でもウェルカムで敷居が低いのが良いところで、各所から普段俳句などはやらない 魑魅魍魎 創作猛者 も集まってきます。
(魑魅魍魎って取消線 打ち消すのねw)

なんかすごすぎて毎度ギャフンとなるのですが、私の詠んだものを拾ってくださる方がいて、いい気持ちにさせてくれるのもこの大会の特徴です。
勝手にどんどん賞を作って紹介しあってみよう! というアイディアがすばらしいです。

私も鶴亀杯のときに公式の審査員をやりましたが、公式の賞だけではどうしても数に限りができてしまいます。
かなりガチで審査しますし、みんな断腸の思いで選句してるんですね。

勝手に賞どんどんやってほしい!というのは全ての句に目を通している審査員のみなさんの想いでもあるし、運営の方々の想いでもあるのです。

と、前置きが長くなりましたが、勝手に賞のありがたみを噛みしめながら、今回が頂いた賞を紹介したいと思います。

★ぬけぬけあったら教えてくださいm(_ _)m

◎十六夜杯審査員賞【しろくまきりん賞】

移りゆく想いも上弦の夢に乗せ

この句を予選に送り出していただいたのはしろくまきりんさんでした。
月の句は入れたいと思っていて、上弦だけでも秋の季語になると知って、あえて月という文字を使わずに詠んでみたものでした。
ロマンチックな解釈いただき嬉しいです。
ありがとうございました!


◎【十六夜杯】HAYASHIP賞💓川柳

保育園の送り迎えで知る季節

川柳は肩の力を抜いて詠めるので楽しいです。
この句は毎日の送り迎えで季節が変わっていくのを実感していて詠んだ句でした。
選んでもらえて嬉しです☆ありがとうございました。


◎勝手におはようよねちゃん賞(川柳)

栗や柿食い物落ちてる秋の路

街路樹にも実りの秋が来ました。
観察してみると、そこら中に意外と食べ物あります。
私、食い意地がはってるな…w と思って詠んだ句でした。
食いしん坊を読み取っていただきありがとうございました☆


◎🌕十六夜杯🌙勝手に十六夜賞 Part.1(俳句編)

コスモスの開いた銀河に蜂の船

秋の句でコスモスは絶対に詠みたい!!! と思っていた花です。
なんとかコスモスと宇宙を同時に詠めないかと苦戦した句でした。
それを受け取ってもらえて嬉しいです。
ありがとうございました!


◎勝手にプレゼンツで賞(十六夜短歌編)

竹林の命の定めに抗えど
月からきたる問答無用

しろくまきりんさんに短歌でも賞をいただきいました。

特に深い理由はないのですが、短歌はアニメで行こうと決めています。
物語を短歌で表すのって実はすごく難しくて勉強になります。
私的にはまんま伝えるのではなくて、ちゃんと短歌っぽくなるようにやりたいなと思っています。
ですが、単品ではどうしても何言ってるのかわからない短歌になりがちです。
それをこのようにピックアップしていただいてとっても嬉しいです。
ありがとうございます!!


◎十六夜杯🌔これ母きらり賞(川柳)追加🐜

秋風や群がる蚊どもまだ吸うか

これ母さんとは日々の生活で共感するところが多い気がします。
なんか笑っちゃうことなど。
そんな母さんに選んでもらって嬉しいです。ありがとうございます。
昨日もまだ蚊に刺されましたよっ。いつまでいるんだあいつら。


◎勝手にふぅ。賞 川柳部門part4

栗や柿食い物落ちてる秋の路

ふぅ。さんは参加者全員にコメント付きで賞を送られています。
ものすごい量です。感服いたしまして。
私の川柳にも「うっかり食べて腹こわしそう」とコメントいただきました。
拾い食いはいけませんっ!!
楽しかったです。ありがとうございます。


-- 創作の連鎖 --

今大会でもいろいろなコラボや創作の連鎖がありました。
拾いきれていなかったらすみません。

◎俳句でぽん

七田苗子さんの企画「十六夜応募俳句を2句以上使って素敵を紡いでゆく」というものです。
ステキな企画でした。

・【俳句でぽん✖縦スク文庫】俳句からストーリー②【十六夜杯】

riraさんの美しい縦スク文庫にまぜてもらいました。


◎短歌から絵

汐田大輝さんの短歌に感動して絵を描かせてもらいました。
▼こちらが汐田さんの短歌

▼こちらが私が書いた絵

▼さらにこの絵について汐田さんがエッセイを書いてくださいました。

十六夜杯から思いがけずに銀河鉄道の旅でした。


◎反歌いただきたました

・十六夜さんより

我が君は妖力失せし半妖の
黒髪香る朔の夕餉かな

これは『犬夜叉』に思いを馳せて読んだ歌です。
こちらにコメント欄でいただきました。

いつだって どんなときでも 時を超え
迎えに行くよ かごめやかごめ
詠み人:十六夜さん

十六夜さんとは好みのアニメが似ている気がします☆


・ひろ生さんより

竹林の命の定めに抗えど
月からきたる問答無用

ひろ生さんが私のこの短歌に反歌をつけくださいました。

輝きて無音産み出す月の舟
罪の流れし心喪くして
詠み人:ひろ生さん

私の短歌は「かぐや姫」を詠ったものです。
かぐや姫は罪びとといして下界に来てたんですね。
ひろ生さんの歌から、素性がわからないまま天界の人に戻って月へと帰っていく人知を超えた情景が見えてきました。


◎外伝

生誕祭ということで、かっちーさんの都々逸で曲を作りました。かっこよく作れたと思います!
ステキな出会いの場となる大会運営ありがとうございます。

混沌抱え孤独に咽ぶ涙湛えた蒼き星
詠み人:雪ん子さん?かっちーさん?

俳句や短歌だと、西洋音楽となんかあわないな~と思ってましたが、都々逸は結構しっくりくる!という発見がありました。

勝手に曲にするのもとっても面白かったです☆



以上です。
以上かな。

俳句大会中は通知が増加しますので、見逃しあるかもです。
そしたら教えてね。

今回もたくさん出会いがありました。
運営のみなさまもありがとうござました。

エンドロールめちゃかわなのでぜひご覧ください。

次は、冬の大会 白熊杯です。
ワクワク。

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