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『犀の経典』から学ぶ!心が自由になる「ブレない」無執着の生き方


こんにちは!

今回は、最近読んで
印象に残った本を紹介します。


それがこちら!



こちらはクラウドファンディングで
たまたま見つけた本でした。

ちょうど仏教の考え方にも興味があり、
理解を深めたいと思っていたので
いいタイミングだったと思います。

「犀 (サイ) の角のようにただ独り歩め」
というフレーズで有名な「犀の経典」は、
初期仏教経典「スッタニパータ (経集) 」
の第一「蛇の章」に収められている。

全41篇の偈 (詩) で構成されたこの最古層
の経典は、覚りに達した聖者の見地から、
私たちが生きる世界がどのようなものかを
明らかにしていく。スマナサーラ長老の
明解な解説で「犀の経典」の真意を理解し、
自身の心を観察することで、悩み苦しみの
原因を発見することができるだろう。

「犀の経典」は自分の心に内在している汚れを
落とし、自由を獲得するための教えなのである。

内容説明より引用


仏教経典の本なので
堅苦しいのかと思っていましたが、
決してそんなことはありませんでした。

スマナサーラ長老の解説は辛口です。

その人間の本質を突いた言葉は
私たち一般人には耳が痛いものがあります。

ですが、ユーモアにも富んでいて
「生命」に対する慈悲が根底にあるからこそ
あえて厳しい言葉なのだと思いました。

例えが分かりやすいこともあって
思ったより読みやすかったです!

サクサク読めました。


ここで「第一偈」を抜粋したいと思います。

【 第一偈 】孤独は怒りではない

あらゆる生き物に対して暴力を加えることなく
あらゆる生き物のいずれをも悩ますことなく
また子を欲するなかれ。況んや朋友をや。
犀の角のようにただ独り歩め。

『スッタニパータ「犀の経典」を読む』より


孤立と孤独は似ているようで異なります。

孤立した生活をする人々の心には
怒りがあると言います。

落ち込みもまた
怒りの一つのバージョンとのことです。


スマナサーラ長老は、人間社会のことを
「依存している奴隷の社会」だと言います。

これは社会システムのせいなんですね。

人々はこのシステムの中にいる方が楽なので
表面的には社会システムに従っています。


しかし、代わりに失っているものもある。

私たちの心は
悩みや苦しみに悲鳴を上げています。

それに気づき始めている人も多いでしょう。

心の奥底では自由を求めているのです。


この奴隷社会から抜けるには
心を自由にするしかありません。

私たちはすでに十分満たされていて
足りないと思うのは勘違いなんですね。


社会に何も期待しないこと。

心の自由を突き詰めていくと
孤独が一番適しているのだと思います。

人と関係を結ぶことは
人に縛られることでもありますからね。


私が移住を決意する上で
いろんな執着を手放す必要がありました。

不要なものを削ぎ落とすことは
大切なものをクリアにしていく

作業でもあると思います。


親しい人に愛着を抱くのは自然なこと。

ですが、それ故に苦しむこともありますよね。


執着を手放すまでには時間がかかりました。

魂の縁が深い人であれば尚更だと思います。


この本は、手放しの実践をしていた中で
出会ったのでとても助けられたんですよね。

私の進む道に迷いが生じて
どうすればいいか決めかねていたとき
そっと導いてもらえた気がしました。

読むにつれて、次第に心が軽くなります。



以前、「自分」というものに
フォーカスした記事をいくつか書きました。




補足になりますが
実はこれらの記事で書いたことは
「自分」がある時点で途中経過なんです。

内側に集中して「本来 (高次) の
自分」とつながりを深めていくと、

徐々にエゴがなくなっていくので
自分と他人の区別が薄れていきます。

矛盾しているようにも感じますが、
それは即ち「自分」という個人の
存在すら消えてなくなる
ということ……


言い換えれば「宇宙と一体になる」わけです。

自分の個性を100%発揮したときに、
全体とひとつになることができるのです。

『BASHAR ④』より

これが
いわゆる「ワンネス」
の世界観なのかもしれません。

量子力学でいうところの「ゼロポイント
フィールド」につながった状態だと思います。



いかがだったでしょうか?

真理の探究は終わりがないので面白い!

「覚る」ことはとてもハードルが高く
一般人には難しいことは承知しています。

たとえ、その境地までいけなくても
日常生活での「気づき」を重ねて
コアな部分に近づくことはできるはず


それが、悩み苦しみの原因となる
煩悩を滅することにつながるでしょう。


少しずつではありますが
自分のペースで「慈悲喜捨」
を実践していきたいと思います。

波動の高い、ありがたい本でした!


もし、興味があれば読んでみてくださいね ♪

お読みいただきありがとうございました!


Thank you for your time!

Have a good day!





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