ネパールの旅【どんな結果も最善！他力を使って楽に叶ったサランコット編】⑥
こんにちは！
前回はレイクサイド編の記事でした。
お読みいただきありがとうございます！
今回は、サランコット
のトレッキング編です！
サランコットはヒマラヤの
展望台として知られるフェワ
湖の北にある標高1592mの丘。
対してポカラの標高は約800m。
麓からはタクシーで行けます
し歩いて登ることもできます。
歩いていく場合は上りが3時間、
下りは2時間ほどかかるようです。
当初は歩きでいくつもりでした
が前日の下見でケーブルカーの
存在を知って予定をチェンジ！
ケーブルカーは
新しくできたもので
ガイドブックにも
情報はなかった
日の出を見るとなると朝は
早いし時間との勝負になる。
一方、ケーブルカーを使えば
体力も温存できるし一石二鳥！
ここはありがたく文明の利器を
使わせてもらうことにしました。
ちなみにこの2日前は日本山
妙法寺にも歩いて登りまして。
(レイクサイドからは中々遠い)
頭痛がありコンディションが
いまいちな中、キツい坂道を
頑張って登りなんとか頂上へ。
肝心の景色はというと
霞んでいて遠くに在る
はずのヒマラヤは全く
見えなかったんですね。
湖はぼんやり見える
麓からの景色も霞んでいたため
薄々そんな気はしていたが疲労
も手伝って心が折れそうだった。
(この日の歩数は35,000歩で
この旅のベスト記録となった)
という経緯があったので
この日も景色にはあまり
期待せずトレッキングを
楽しむつもりでいました。
さぁ、気楽にいきましょう！
日の出時刻 (6:13) に合わせ
5時過ぎに宿を出発しました。
レイクサイドを歩きます
この野犬が数百メートル
ずっとついてきました
シリウスのようですね
街灯がない道もあったので
持参したミニライトが大活躍
前日に下見していたので
迷わず乗り場へ到着です。
海外からの観光客なので
ネパリーの2.5倍の料金です
これくらいなら全然いい
自国民への優しさを感じます
下りは山道を歩きたかったので
チケットは片道を購入しました。
もっと観光客がいると
思っていましたが
周囲に私以外の
お客はいませんでした
ケーブルカーは2005年の愛知
万博で使用されたものをリニュ
ーアルし導入されたようです。
日本のスキー場にある
ゴンドラと似てました。
約10分間の空中散歩です！
日の出前なので薄暗いですが
後方には街の灯りが見えました。
2022年に開通したばかり
内部もきれいで安定感があった
ケーブルカーのおかげで
あっという間に上まで
運んでもらえて感謝です。
(当然ですが自力で登る
より圧倒的に楽ですね)
展望台までは少しだけ
歩きますが、計算通り
日の出に間に合いそう。
展望台の手前でチケット
代 (60ルピー) を払います。
とは言ってもカウンターの
ようなものはなくただ係の
人が立っているだけでした。
さぁ、目的地には着いた。
(既になんとなく霞んでる)
ヒマラヤ全体をクリアに
見せてくれとは言わない。
ほんの少しでもいいから
この場所からヒマラヤを
見せてほしいと祈った。
ダウンジャケットを着用し
大勢の観光客と共にその時
をただじっと静かに待つ。
日の出時刻を過ぎても
太陽は見当たらないが
まだ希望は残っている。
ヒマラヤが見えるであろう
座標には多くの熱い視線が
変わらず注がれ続けていた。
みんな同じ目的をもって
同日同時刻にここへ世界
中から集まってるんだ。
そう思ったら、たとえ
言葉は交わさなくても
不思議なご縁を感じず
にはいられない。
今はまだ霞んでて見え
ないけど確かにそこに
在るんだよねヒマラヤ。
すぐそこに在るのに
意識しないと気づけ
ないそんなところは
「本当の自分」という
曖昧な存在に似ている。
エゴという霞が晴れたら
その姿が見えるのだろう。
待つこと数十分。
マチャプチャレの
シルエットが出現！
相変わらず霞んではいるものの
これはいい流れが来たのでは？
もう少し粘って待っていると......
特に左側の山が
くっきりしてきた
おー！見えてきた！！
ほんの短い間でしたが
朝焼けに染まる山々を
見ることができました。
どちらかといえば、
全く見えない可能性
の方が高かったので
喜びもひとしおです！
いやーこれはラッキー。
景色を見に来ていました
さて、ヒマラヤも見れた
ことだし下山しようかな。
ところが困ったことに、
どこから下山したらいい
のかさっぱり分からない。
ケーブルカー乗り場まで
戻ってウロウロしてみたが
見つからず車道を引き返す。
すると、下りられそうな
それっぽい石段があった！
とりあえず、下っていけば
なんとかなるだろうと思い
あまり考えずに下山開始。
それっぽいルート
数少ない人たち
学校がポツンと
建っていました
こういう看板がすき
注意事項が書かれて
そうな感じですね
あともう少し
実は途中から気づき始めて
いたのだが、どうやら下山
ルートを外れているらしい。
最初から間違っていたのか
途中で逸れたのか分からない
がいずれにせよ下りるだけだ。
下の草地に水牛が見える。
会いに行こうと思って
ちょっと寄り道してみた。
ずっとこちらを
見つめる子がいた
優しそうな目をしてる
そんなに見つめられると
なんだか照れてしまう
何はともあれ、下山を
終えて車道に出ました！
位置情報を確認してみると
ポイントが結構ズレている。
(おそらく数百メートルほど)
ケーブルカー乗り場付近
に着くものと思われる
まぁそんなこともある。
修正可能な誤差の範囲
だったから気にしない。
水牛さんや長閑な村
が見れて楽しかった。
だからそれでいい。
こちらでランチを
いただくことにした
ガレットをオーダー
色んな素材の味が
楽しめるガレット
心もお腹も
満たされました
だったこの日
店内で見かけた
十二星座の素敵な
タペストリーが
印象に残りました
宇宙の計らいを感じます
いかがだったでしょうか？
春分の日にトレッキングが
できヒマラヤも顔を出して
くれ幸先の良い一日でした。
新しいことに着手し始め
投稿に間が空いておりま
したが、ネパールの旅は
一旦ここでおしまいです。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました！
Thank you for your time!
Have a lovely day!
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前回記事とこちらの記事に
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