イギリスフリーペーパーのスルーできない広告
今日は全身黒い服で、黒い靴まで履いていたのに靴下だけ『白』という超絶マイケル・ジャクソンスタイルで外に飛び出してしまったChioriです。朝、全身鏡を見ないで出かけるほどばたばたしてはならないという教訓ですな。
さて、本日はイギリスのフリーペーパー内に登場するスルーしがたい広告たちをご紹介していきたいと思います。
まずみなさんに質問なんですけど、
雑誌や新聞の広告ってまじまじと見ます?
わたしはよほど気になったものしか見ないし、文字がわーーーーーって書いてあったら基本的に見ないですね。
じゃあどんな広告なら見るかというと
やっぱり絵的に面白いものでしょう!
されどあまりにもアバンギャルドすぎてわけのわからないものじゃなく、
「ん?なんの広告なのかな?」
と気を引く程度のアート感を兼ね備えたものです。ということでこちらにそんな広告たちを4本公開しまーす。
シェイクスピア、いたずらされてるやん?
施設名:barbican Centre(文化施設バービカン・センター)
イベント名:Shakespeare Weekender:Play On
イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアをテーマにしたイベントが2016年3月5日(土)から6日(日)にかけて行われるということでその告知のイベント。シェイクスピアの舞台なんて普段は格式高くて、かなりおしゃれして張り切って観に行くようなものなのですが、
この広告からはその格式高さは…感じない…?
結婚式なんかでみんながふざけてつけてるヒゲのおもちゃ持ってるし。ということで調べてみると、子供が楽しめる家族向けのコンテンツをメインにしたイベントで、シェイクスピアの舞台の衣装を着たり、シェイクスピアのヘアスタイルを真似してみようとかそういった催しが行われるようです。
『Play On(勉強しないで楽しむ)』というタイトルがついているところを見ると、遊び感覚でイギリスの文化を学んでもらうというのが狙いなのでしょう。
リップカラーを選ぶように車のカラー、選んじゃう?
フランスの大手自動車メーカー・シトロエンのコンパクトカーC1の広告です。小ぶりでスタイリッシュな車種は女性向けに売り出されるようですね。
There is one that suits you (あなたに似合う一品がここにはある)
というコピーに使われている文字色、女性の口紅の色、車体の色がすべて同じ色!
好きな口紅の色を選ぶ感覚で、好きな車体の色を選んじゃいましょ
というおフランスなノリなのでしょう。これがきっと『赤』だったらあまりにも普通すぎて目がいかなかったと思うけど、『青』だったから目を引かれちゃいましたね。
食品広告はこうでなくちゃね。文句なしでうまそう
デンマークのメーカーが出している超絶うまいバターのマーガリンバージョンの広告です。
なんの変哲もない広告なのですが、単純に
シンプルでおいしそう!
Think light and improvise (さっと考えて即興でごはんをつくろう)
牧場にたたずむ牛の絵とか写真もありだけど、やはり食品の広告は食欲をそそるものであってほしいですね。
文字多めだけどなんかすごくシンプル?
イベント名:The GLAMOUR BEAUTY FESTIVAL(ザ・グラマー・ビューティー・フェスティバル)
イギリスの美容雑誌グラマー・マガジン主催で行われる美を追求する人たちに向けたイベントです。有名セレブ、メイクアップアーティストたちのトークショーをはじめ、新作のコスメやフレグランスをいち早く手に入れることができるようです。
この広告紙面には載っていませんけど調べてみたらチケット代は50ポンド(約8000円)。でも入場と同時に160ポンド(約2万5500円)分のお楽しみ袋がもらえるとのことで、かなりお得な様子。
美容系のイベントの告知とかだとどうしてもコスメがごちゃごちゃ飛び交っていたり、トークショーに登場するセレブとかの写真をドドンと載せたりしがちだけど、この広告はとてつもなくシンプル。
魅力的な真っ赤な唇が目を引く、わたしは個人的にお気に入りの広告なのでした。
いかがでしたか?
ということで本日はイギリスのフリーペーパーよりスルーしがたい素敵広告をご紹介しました!
ではでは!
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