備品を買う時何を考えている?
どうも、保育士をやめてもなお今だに100均に行くと「これはあの遊びに使えるかも…」とか考えてしまうやすしです。
さて、前回僕が担当の日にこんな記事を出したわけですが
僕が現役時代、放デイの現場や事務作業等で活用していた便利な100均グッズを紹介いたしました。
(これはおもろい記事が書けたで…!と思いましたが全然読まれていないのでよかったら読んでね)
そんな記事を書いたなぁ。次何を書こうかなぁ。
そう思った時にこのテーマを思いつきました。
▶︎「僕が何を基準に備品を買っていたか」
「備品を買う」というのは会社の貴重なお金を使って子どもたちがハッピーになるものを購入してくる、という放課後等デイにおいて非常に重要な仕事なわけですが、
そこで「なんでこんなもの買ってきたの?」と言われてしまうようなものを買ってきてしまうと、会社からの評価は落ちるし財源は少なくなるし良いこと無しなわけです。
かと言ってじゃあ何が良いものなのか、と言われても使う人の性格や考え方によってその評価はガラリと変わってしまうわけで。
実は「備品を買う」のってめちゃくちゃ難しい仕事なのです。
ではそんな仕事を上手くこなすためには何が大切か?
僕は「何を基準に備品を購入するか」という評価するラインを設定することだと思っています。
数多の商品からベストアンサーを見つけよ!というのは到底無理な話でそんなことに会社のお金を使うのは博打過ぎますが、自分の中でしっかりと線引きをして質がある程度担保されたものを買う、とすればなんだかいけそうな気がしますよね。
では僕はどんな基準を持って備品を購入していたかというと、「汎用性の高い商品を買う」ようにしていました。
例えば前回の100均アイテムで紹介した「マスキングテープ」。
マスキングテープは
・塗料を塗りたくない箇所に貼り付け保護するため
・手紙やラッピングの包装に活用
・子どもたちと集団活動をしたりする時にライン引き
・机の上で作業をする時エリアを可視化するため
と4つの使い方をピックアップして紹介していました。
さらには
・コロコロ転がして誰が上手に遠くまで転がすことができるかゲーム
・高く積んで積み木のように遊ぶ
等々マスキングテープだけでいろんな遊びにも発展できそうです。
こんな風に
1つの商品でいろんなことに使えることにより、経費で買ったものの価値は何倍にもなるのです。
そしてこういう発想力が、支援者としての能力向上にもつながると僕は思います。
なぜなら、その豊かな発想力を子どもたちに受け継いでいくことが出来るからです。
「自分で考え自分で行動する」ことがかなり重要視されている現代で、「発想力」は重要な要素の1つ。
その発想力を鍛えていくには、支援者自身も発想力豊かである必要があります。
だからこそこう言った小さな仕事の中からでも発想力を磨くトレーニングをしていくことが重要なのです。
みなさんはどうでしょうか?
目の前の不足感・課題を解決するためだけに商品を買っていませんか?
単一の遊びしか出来ないものを買い続けていませんか?
いかがでしたか?
もちろん単一の遊びしか出来ないものにも価値は十分あります。
ですがそればかりでは新しい遊びごとにどんどん玩具が増え続けてしまい、新しいものにしか興味がなくなってしまうような気がします。
目の前の石1つからどんな遊びが出来るだろうか。
ここにある木の枝で何を作れるだろうか。
段ボールで何個の遊びに発展できるだろうか。
そんな遊びをする日があってもいいのではないでしょうか?
そして、そういう活動を目の前にした瞬間、もしかしたら子どもの本当の課題が見えてくるのかもしれませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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