地方中小企業への就職・転職の本質はココ!

人材会社と企業人事を経験した経験から、地方の中小企業への就職活動・転職活動における本質…

地方中小企業への就職・転職の本質はココ!

人材会社と企業人事を経験した経験から、地方の中小企業への就職活動・転職活動における本質をお伝えしています!

最近の記事

【6/12(土)エントリー〆切】常陸frogs <※茨城県にゆかりのある学生必見※>

本日は茨城県で行われている「常陸frogs」という活動を紹介します。 常陸frogsは、起業家育成プログラムではなく、ものづくりプログラムでもなく、『アントレプレナーシップ(起業家精神)を身につけたハイブリッドイノベーター型人材育成プログラム』です。 今までの常識に流されず、新しい価値観を生み出し、周りを巻き込みながら社会を良い方向に変えていける人材の輩出を目指しています。 様々なビジネス分野で活躍するサポーターからの支援を受ける半年間のプログラムがなんと無料で受講でき

    • 【就活】「どうしてウチに辿り着いたの?」という質問

      地方の中小企業の場合、その会社の商品やサービスを知っていた、という方でない限りなかなか応募につながらないことが多いです。 そんな中、「この子はどうしてウチの会社に辿り着いたんだろう?」という学生がエントリーしてくることがあります。企業担当者としては興味本位で、「どうやってウチの会社を見つけたの?」と聞きます。 この質問に「マイナビ(リクナビ)で見つけて、応募しました」とだけ回答する学生が結構いるのですがもったいないなー、と毎回思います。 企業担当者としては、ターゲットに

      • 【転職】退職理由の伝え方②(接客業・営業職への出戻り編)

        退職理由の伝え方シリーズの第2弾、今回は接客業・営業職への出戻り編を書いていきます。 接客業や営業職から一旦他の職種(事務や工場勤務など)へ転職し、再度接客業や営業職を受けるケースで、退職理由や志望動機で「接客(営業)をまたやりたいと思って退職(応募)しました」と言う方がいます。 まぁダメというわけではないのですが、ちょっと言葉が足りないかなと感じます。理由は「2つのネガティブが見えない」ことです。 理由① 前々職の接客(営業)の仕事で何かしらイヤなことがあって異業種へ

        • 【新卒・中途共通】内心「働ければどこでもいい」と思っている人向けの志望動機

          選考を進めていく上で、重要項目に位置づけられる「志望動機」 ここがちゃんとしていないと、「ウチの会社じゃなくてもいいのかな?」とマイナス評価になるため、対策は重要であると言われています。 が! とは言ってもちゃんと志望動機を語れる人ばかりではないことを知っているので、今日は内心「ぶっちゃけ働ければどこでもいいんだよな」と思っている人に向けて志望動機の伝え方を書いてみたいと思います。 まず、理想論としては「自己分析・企業分析から自分がその企業に入ることがベストである、という

        【6/12(土)エントリー〆切】常陸frogs <※茨城県にゆかりのある学生必見※>

          【転職】退職理由の伝え方(人間関係編)

          転職活動をしていて、面接でほぼ必ず聞かれる質問 「どうして退職したのですか?」という退職理由(転職理由)の確認 これまで面接担当側として色々な方と話をする中で、退職理由がイマイチなせいで損をしている人が多いと感じているので書いていきます。 今回は「人間関係」で退職したケースについてです。 退職理由ランキングで必ず上位(トップといってもいい)にくるのがこの人間関係です。それにも関わらず、退職理由として答えにくい内容であると考える人も多いです。 理由としては、「面接担当者

          【転職】退職理由の伝え方(人間関係編)

          【新卒・中途共通】「すみません」禁止令!

          面接で候補者の方と話をしていると、やたら「すみません」を連発する方がいます。もう口癖になっちゃってる感じですね。 --------------------------------- 「もしもし、〇〇店の△△と申します。」 「あっ、折り返し頂いてしまってすみません。」 --------------------------------- 「それではこちらへお掛け下さい」 「すみません、失礼します。」 --------------------------------- 「それでは

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          【面接】”ちゃんとしなきゃいけない”という思い込み

          今日の話はあなたが、”そこそこ真面目であること”を前提に書きます。 新卒・中途問わず、企業に入社しようと思った時にほぼ訪れるのが「面接」という機会です。面接のテクニックは色々なところで情報公開されていますし、私自身も面接対策の相談を受けることがあります。で、その相談を聞いているとうまくいってない人の共通点が「面接では”ちゃんとしないといけない”」という【思い込み】が原因なのです。 身だしなみ、面接室への入り方、志望動機の話し方、逆質問の仕方・・・ など、面接には様々な要素

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          【接客業】これから生き残れるのは”会いにいけるアイドル”だけ

          今日は、小売業・サービス業など直接お客様と関わるお仕事をしている方に向けた話を書きます。 店舗運営をする上で、お客様の応対する【接客業】は必要不可欠な職種でした。 え?”でした?” そう、元々、「店舗の無人化」が少しずつ進んではいたのですが、この新型コロナウィルスによって一気にその流れが加速しています。 実際、駅の売店やローソンなどコンビニ業界は無人化が実現しつつあります。セルフレジはもちろんのこと、完全自動会計(レジという概念すらない)などが当たり前になってくれば、「

          【接客業】これから生き残れるのは”会いにいけるアイドル”だけ

          【転職】求人票の要件に惑わされすぎるな!

          今日は転職活動をしている方が最初に見る企業情報である「求人票」について書いていきたいと思います。 求人票には募集に関する様々な情報が書いてありますが、この求人票の情報に固執しすぎるのはよくないよ、というお話です。 ▼今回のポイントは2点 ①年収、残業時間などの条件面 ②業務内容 【①条件面】 これは大企業、特に上場している企業であれば平均年収なども公開されていますし、給与制度・評価制度も仕組み化されていることも多いので、そこまでぶれることはありません。 (本当はそれでもぶ

          【転職】求人票の要件に惑わされすぎるな!

          【中途採用】日程調整の電話対応を舐めてはいけない!

          緊急事態宣言が解除されて1か月以上が経ち、ある程度経済が動き出したこともあり、求人募集も少し動きが出てきました。 そんな中で、求人に応募している方もいるかと思いますが、本日は応募後の「日程調整の電話」について書きたいと思います。 私は、某小売業の店舗スタッフ採用に関わっていますが、結構この日程調整の電話が”雑”な方が多いんですよね。 「面接の時だけちゃんとやればいっか!」みたいな。 普通の採用担当であれば、最初の電話で”採用期待値”を予測します。 そして、その情報は面接担

          【中途採用】日程調整の電話対応を舐めてはいけない!

          【転職】今必要な”危機感”という感情

          今日は少し”精神論”のようなことを書いていきます。 今、日本では新型コロナの影響で転職活動をせざるを得ない状況になった方が数多くいます。 当然、採用側としてはこれまでの採用難から、劇的に応募者が増えた状況になっており、選考基準もどんどん上がっています。 採用されるかどうかは、これまでの経歴やスキルなどが大事であることは当然ではあるのですが、現在の状況では「危機感」というメンタル面も見られています。 今、企業は生きるか死ぬかの戦いの中にいます。また、そこで働いている従業員

          【転職】今必要な”危機感”という感情

          【就活】第一志望ですか?

          面接でよく聞かれる「第一志望ですか?」という質問ですが、よく「この質問には嘘でも『第一志望ですか?』と答えるべし」みたいな情報が見受けられます。この情報、ウソでからね(笑) 学生の新卒採用での就活の場合は、無理に「第一志望です」と答える必要はありません。 まず第一に就活は複数社を同時並行で進めることが当たり前だからです。 特に、地方の中小企業を受けている場合は、採用担当も自社が第一志望にそうそうならないことを理解しています。そんな中、「はい!第一志望です!」みたいな答えを

          【就活・転職】「真面目にコツコツと頑張ります!」は今年の就活ではアピールにならない!?

          長所や自己PRなどでよく使われるフレーズ「私は真面目にコツコツ取り組むことができる性格です」というもの。もちろん、ダメじゃないですよ。これも一つの立派な長所です。 ただ、今年の状況とはマッチしているかどうか、ということを書いていきます。 新型コロナウィルスの感染により、世の中が大きく変わりました。 そして現在進行形です。来月、3か月後、来年、どうなっているのか誰にもわからない混沌とした状況です。 今、企業はこれまでやってきたビジネスモデルそのものが否定されています。 特に、

          【就活・転職】「真面目にコツコツと頑張ります!」は今年の就活ではアピールにならない!?

          【全サラリーマン共通】休業手当と雇用調整助成金②

          前回、「休業=企業が休業手当を払う義務ではない」というお話をしてきました。今回はその休業手当に対する助成金「雇用調整助成金」について話をしていきます。 ▼「9割補償、10割補償」の誤解 これ、多くの方が勘違いしていますが、政府が発表している9割とか10割とかって企業が支払った休業手当に対する補償の割合であって、あなたの給与の9割とか10割って話ではないですよ! 「ウチの会社は政府から9割もらってるはずなのに、自分たちには6割しか支払わないなんてヒドイ!」とか言ってる方もい

          【全サラリーマン共通】休業手当と雇用調整助成金②

          【全サラリーマン共通】休業手当と雇用調整助成金①

          新型コロナウィルスに伴う、緊急事態宣言により休業になってしまっている方も多くいるかと思います。さて、それに伴う休業手当や補償については様々な情報が飛び交い、正しく理解できている人が少ないと感じています。 本日はまず、休業手当について書いていきます。 「休業=会社は休業手当を支払う義務がある」と思い込んでいる方がいますが、これは誤りです。 ---------------------------------------------- 第26条 使用者の責に帰すべき事由による休

          【全サラリーマン共通】休業手当と雇用調整助成金①

          【就活】経験者との戦い!?

          今日の話は小売業・飲食業・サービス業・観光業などを志望している学生に向けて書いていきます。 上記であげた業界はこれまでは慢性的な人材不足でした。 中途採用で募集をかけてもなかなか応募がこない、きたとしても採用レベルに全然達していない、といった状態が普通でした。 そんな中で新卒採用で学生を採用することで人材不足を補っていた側面がありました。 ▼状況の変化 しかし、新型コロナによって状況は一変します。 自粛、自粛の流れで最初に影響をうけるのがこれらの業界です。 既に2月~4月で