【転職】退職理由の伝え方(人間関係編)

転職活動をしていて、面接でほぼ必ず聞かれる質問
「どうして退職したのですか?」という退職理由(転職理由)の確認

これまで面接担当側として色々な方と話をする中で、退職理由がイマイチなせいで損をしている人が多いと感じているので書いていきます。

今回は「人間関係」で退職したケースについてです。

退職理由ランキングで必ず上位(トップといってもいい)にくるのがこの人間関係です。それにも関わらず、退職理由として答えにくい内容であると考える人も多いです。

理由としては、「面接担当者に『ウチでも人間関係で上手くやれないのでは?』と思われる」という心配があるからです。
実際、ネット記事などでも「人間関係を理由にするとネガティブだからポジティブな理由で伝えましょう」といった内容もみかけますがこれははっきり言ってオススメしません。

話し方が上手な方ならいいですが、大抵の人は
「仕事の幅を広げたくて」「もっと成長したいと思って」
とか取ってつけたような意味不明な理由を話してしまい、
逆に不信感を持たれるのがオチです。

もう、いっそのこと正直に話しませんか?
とは言っても、合わなかった人への恨み節はNGです。

感情的にならずに、堂々と「職場で〇〇な人がいて、コミュニケーションの取り方には△△などで気を付けてはいたのですが、どうしてもがうまくいかず、業務上でも□□といった面で支障が出ている状況でした。どうにか解決をと、▲▲などを試みてはいたのですが、自分自身の限界を感じ退職を選択致しました。この経験から今後は××に気をつけて周囲とコミュニケーションを取っていきたいと考えています。」
と言ってしまえばよいのです。

これで100%うまくいくわけではないですが、意味不明なウソをつくよりは全然マシです!!

ポイントは、
①感情的にならない(事実を客観的に伝える)
②自分自身が改善に努めたことが、力及ばす。という内容を含める
③その体験から学んだことを含める
です。

これもよくいるのですが、退職理由が人間関係と言ったらマイナスになると感じているからなのか、
「いや…ちょっと職場の人とうまくいかなくて…モゴモゴ」
とハッキリしない人がいます。
これは当然ながら「この人にも問題あるよね?」ってなってしまいます。

その人が周囲とどのくらい協調性を持ってコミュニケーションが取れるかどうかは、回答の内容以前に普通に会話していればわかります。
話術に自信がない人は変にごまかそうとせずに、
堂々と、正直に、そして謙虚に
答えていきましょう!

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