【転職】退職理由の伝え方②(接客業・営業職への出戻り編)

退職理由の伝え方シリーズの第2弾、今回は接客業・営業職への出戻り編を書いていきます。

接客業や営業職から一旦他の職種(事務や工場勤務など)へ転職し、再度接客業や営業職を受けるケースで、退職理由や志望動機で「接客(営業)をまたやりたいと思って退職(応募)しました」と言う方がいます。

まぁダメというわけではないのですが、ちょっと言葉が足りないかなと感じます。理由は「2つのネガティブが見えない」ことです。

理由①
前々職の接客(営業)の仕事で何かしらイヤなことがあって異業種へ転職することがほとんどなはず。そのネガティブな面が見えてこない。

理由②
異業種に移った前職もまた何かしら不満を感じているから、「やっぱり元の接客(営業)に戻ろう」と思ったはず。そのネガティブな面が見えてこない。

じゃあどのように話せばいいのか?
経歴からネガティブが見えてしまう場合は堂々と話してしまった方がいいです!

「前々職では接客(営業)をしていたのですが、〇〇な面で苦労したり、△△な面で仕事がイヤになってしまい、違う職種へということで前職へ転職しました。接客(営業)から離れてみて、改めて自分自身の考えが甘い部分があったこともわかりましたし、自分にとって接客(営業)がやりがいのある仕事であることを強く認識することができました。これまでの失敗があったからこその強い覚悟を持って仕事に取り組んでいきたいと考えています。」

といった感じで、
●接客(営業)が一度はイヤになって辞めたことを認めてしまう
●今は、そのイヤになった部分への覚悟は持てていること
●転職自体の失敗も認めつつ、自分のやるべき仕事が何か明確になった

という要素を取り入れた方が、ストーリーとしてしっくりきます。

なんとなく、職歴が汚い(転職回数が多い、一貫性がない、在籍年数が短い)部分を隠したくなる気持ちはわかりますが、もう見えてしまっている以上、堂々と話しながら前を向いている姿勢を見せた方が、モゴモゴしているより100倍魅力的です。

いつも書いてますが、とってつけたような退職理由は不信感しか生みません。思い切って堂々と真実を語ってみませんか?

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